GANTZ 変な特典をもらった男の物語   作:鼻眼鏡26号

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こんちわー

予告通り30分経ちました。

取り敢えずスタート


そしてオニ星人編へ

 

 

 

 

「まずは1回目の殺人現場に……」

 

 

「うん……」

 

 

俺たちは通り魔殺人事件の犯人を捜す事になって1回目の殺人現場を探していた。

 

 

だが

 

 

「どっち?……」

 

 

「わかんないよ……」

 

 

「いいから言ってみて、超能力者だからあたしの勘よりマシだよ。」

 

 

「えぇ……」

 

 

俺の超能力ではそんなことはわかんない。というか何かを感じ取るとかそんな能力じゃないんだけどな。

 

 

「あっちの方かなぁ。」

 

 

取り敢えず自分の勘を信じて歩き出す。

 

 

移動した先に駐車場があった。

 

 

「すごい!!あそこ!!ほら!!あそこじゃない!?」

 

 

トンコツさんが急に走り出す先は偶然にも第一の殺人現場だった場所であった。今日は随分感が冴えてるな。

 

 

「なにか……感じる?」

 

 

「………いや、わかんない。」

 

 

目の前の地面には消えきっていない血が付いていた。

 

 

「ああ…もうダメ…こーゆーの」

 

 

トンコツさんは見慣れてない血を見るのをやめた。

 

 

「………どんな奴がやったんだろう。」

 

 

俺はこの殺人をした奴に興味を持った。

 

 

「今日はここまでにしよう。」

 

 

「そうだね」

 

 

あの後、俺たちは色々と探し回るけれど特に収穫は無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

 

 

 

 

学校が終わるとトンコツさんと合流した。

 

 

「今日は別れて探そうか………」

 

 

「そうだね……うん………気をつけて。」

 

 

「うん、そっちもね。」

 

 

そこから二手に分かれて歩いて行くが俺の方は特に何も無かったが。

 

 

ピリリリリリ

 

 

俺の電話が鳴り画面にはトンコツさんと出ていた。

そう言えば本名書いてないや。

 

 

「トンコツさん……どうかした?」

 

 

「あの…ね…後ろに…」

 

 

その声は震えており俺はすぐに感づきバッグの中にあるスーツを着るために近くの公園に寄った。

 

 

「あ!!お母さん!?あと15分で帰るから!!」

 

 

多分、犯人に気づかれないように演技しているのだろう。

 

 

「………今、どこにいるの?」

 

 

「今ね三丁目くらいなの………もうすぐ公園。」

 

 

三丁目の公園はスーツを使えばすぐに着く。

 

 

「犯人を追っているなら咳一回、追われてるのなら咳二回で。」

 

 

「……ゴホッ…ゴホッ。」

 

 

追われてるのなら早くしなくては。俺はスーツに着替えその上から制服を着終わえた。

 

 

「気をつけて」

 

 

「うん」

 

 

リーダーに教えてもらった透明化する装置を使って俺は飛んでトンコツさんの元へと走った。

 

 

 

 

 

公園

 

 

 

 

透明化をといて俺は公園に入ると通り魔であろう男がトンコツさんにナイフを突きつけていた。

 

 

「何やってんですか?」

 

 

「なんなんだよおまえ…」

 

 

「その子……俺の彼女なんだけど。」

 

 

俺はとっさの嘘でそれらしい事を言ってしまったから後で、トンコツさんに謝ろうと考えていると通り魔が急に走って来た。

 

 

ドンッ

 

 

まぁ、当然だがただのナイフではスーツを貫くのは無理である。

しかし、リーダーに指摘された事がまるで出来ていなかったな。

リーダーに曰く

 

 

「お前は余計な事を考える癖があるそれを直さなければ一瞬の隙を突かれてやられるぞ」

 

 

だそうだ。見事にその通りである。

 

 

「なんだ!?……おまえ……」

 

 

まぁ、当然だが通り魔は驚いて逃げ出す。

それを俺は追いかける。

 

 

「つ……ついて来んなよ!」

 

 

俺だって男を追う趣味はない。しかし、聞きたい事があるんだ。

 

 

場所は変わって川沿いの橋の下。

 

 

「はぁ…はぁ…なんなだよっおまえら!」

 

 

「………聞きたい事がある。」

 

 

「はぁ?」

 

 

「夢に殺した人間が出て来た事があるか?……夜眠れなくなる事があるか?……人を殺して後悔したことあるか?……死にたくなる事はあるか?」

 

 

「………なんだ、おまえ…同類さん「答えろ!」…ひっ!」

 

 

「ゆ…夢はよく見るよ……殺した時の夢…何度もな……

 

 

まぁ見る度に…夢精してっけど……」

 

 

「………やっぱり参考にはならないか。」

 

 

俺は呟くと超能力で通り魔の両足の神経と両腕の神経を切断した。

 

 

「あっ!いってぇ!ててててっ!」

 

 

「はぁ…両腕両足の神経をいくつか切った。おまえはその状態で一生生きていけ。………トンコツさん警察をお願い。」

 

 

「あ!……うん」

 

 

こうしてトンコツさんの通報で通り魔は捕まった。

結局、達成感も実感もなく何も分からなかった。

 

 

 

 

 

 

有馬サイド

 

 

 

 

ガンツの部屋

 

 

 

 

 

 

「ようやくか。さて、頑張るかあいつらの為に。」

 

 

 

俺はようやくこの時がやってきた事にそして、必ず勝つと決意を決めていた。







ようやくオニ星人編に入りました。

はぁーもうちょっとであいつらを出せる。

がんばろ

こんな感じで暇だったら2話連続投稿するかもしれません。

全ては私の気分次第です。


それでは感想指摘待ってまーす

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