GANTZ 変な特典をもらった男の物語   作:鼻眼鏡26号

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連投です。

……私って気分によってこの前書きの量が決まるんですよね。

それではスタート





戦闘終了

「今だ!!撃てッ!!!」

 

 

この掛け声と同時に俺は囲まれてXガンを撃たれた。

 

 

今の声が誰なのかXガンの銃撃音の数周りの見たXガンの光の数で撃っているのが稲葉と新加入の5人である事が分かった。

 

 

Xガンは最初はいくら撃たれようが最初の銃撃には耐えられる。

 

 

「やめろ…これでスーツが壊れたはずだ。」

 

 

「まだ動けるなんて思わなかったよ。……稲葉含め初心者ども。」

 

 

俺は相当運が良いみたいだ。

普通ならこのまま撃たれて爆散していたはずだが何故か稲葉は銃撃をやめたのだ。そして1つ疑問も持った。

 

 

「俺は、お前を認めねぇ。」

 

 

「あ?…何言ってんだ?」

 

 

稲葉の言葉に俺は唖然としていた。

 

 

「俺はテメェみたいなガキに指図されんのが嫌いなんだよ。」

 

 

「………あー、大人のプライドってやつか。」

 

 

ちょっと、変わってはいるがあまり原作とは変わらないようだ。

 

 

「おいおい、さっさと殺ろうぜ」

 

 

このモブ供は変わらないな。

 

 

「いや、こいつには大人の怖さってのを教えてやる。」

 

 

そう言って稲葉はXガンを構えながら俺へと向かって歩いてくる。

 

 

「ハハッ、そりゃいい!お前らもやろうぜ。」

 

 

続いて女性を除くモブ4人が歩いてくる。

 

 

しかし、気づいているだろうか?

 

 

先程の疑問を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

撃たれはしたがスーツが壊れていない事に。

 

 

どうせ、御言のおかげだろうが。

 

 

しかし、原作では稲葉以外はこのミッション含め次で全滅だがここでは何人殺していいのだろう?

 

 

「ハハッ、まずは俺からッ!」

 

 

モブのデブ(字面似てるな)がXガンで殴りかかろうとするが。

 

 

その手を掴み肘から先の腕を捻り曲げ真逆にした。

 

 

「「「「!!??」」」」

 

 

「へ?………あ……あああああ!!!」

 

 

デブは驚きと痛みで叫び声をあげた。

捻じ曲げた本人の俺はどんな顔をしてるのだろう。

 

 

自分で自分の顔を知りたいと思うくらい冷静であった。

 

 

「う……撃て撃て!!」

 

 

稲葉は驚きながらも俺へと向けてXガンを撃つが。

動揺し隙だらけの相手の銃撃など俺は当たらない自信がある。

 

 

よって、Xガンの銃口の射線を上にあげて腹に貫通しない程度の拳を打ち込む。

 

 

「カハッ!」

 

 

稲葉の口から全身の空気が抜けるような声だった。

 

 

「うああああああ!!」

 

 

いかついメガネがXガンを乱射するがどれも俺には当たらず俺には距離を詰められて顔面に俺の拳をめり込ませて殺す気で放った。

 

 

案の定、5メートルくらい吹き飛び家の塀にぶつかった。

 

 

「…………2人にしよう。」

 

 

俺はそう呟くと

 

 

「に…………逃げろ逃げろ!!殺される!」

 

 

「い……いやだぁぁぁぁ!!!死にたくねぇ!!」

 

 

デブその2とグラサン男が走って逃げ出す。

 

 

その2人の前に俺は姿を現わす。

 

 

「ひっ!!……ゆ…許してくれ!!」

 

 

デブその2が俺の姿を見るなりすぐさま土下座したが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「知るか」

 

 

グチャッ!

 

 

その音と共に俺の足はデブその2の頭を踏み潰していた。

 

 

「ひっ!……し……死ね!!化け物!!」

 

 

グラサン男はXガンを俺に向けて撃とうとするが。

その前に俺はXガンを蹴り上げ、腕を掴んで地面にうつ伏せで倒れるように倒し背中を足で抑え右腕を掴み上げた。

 

 

「……そう言えば大人の怖さを教えてくれるんだったか?」

 

 

「ち……違う!じょ…冗談だ!冗談!そんなことする訳ないだろ!。頼む許してくれ!」

 

 

グラサン男は喚いている。

 

 

「死にたく無いか?」

 

 

俺がそう言うと

 

 

「死にたく無い!!頼む許してくれ!」

 

 

グラサン男は焦りながらも答える。

 

 

「…………そうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぁ知っているか?半殺しの定義ってのを。」

 

 

それはある意味死刑である。

 

 

 

 

「半殺しの定義はなんだと思う?

殺しの半分だから死ぬような行為を半分行うことだという事だ。

死の損壊を死一回として

なら上半身と下半身を分ける事になると双方のダメージが違いすぎるからな

下半身が無くなろうが生きていけるが上半身を失えば必ず死ぬ。

プラナリアやムカデなどじゃない限りな。

それなら臓器はどうか?

そう考えたがそれぞれの価値を考えないといけなくてはな。

そもそも臓器だと分類が難しい

例えば、脳は1つとするかそれとも大脳、小脳、海馬なんて具合に小分けにするのか…………」

 

 

「ひ…ひぃぃぃ!!」

 

 

「……ならば、「骨」であると

人の骨は約206本

全てを折れば死ぬだろう

ならば、半分……103本を折ってみようとこれなら半殺しにもなるだろう

…………まぁ、やった事ないから死ぬかもしれないが。」

 

 

「ま……待ってくれ!!」

 

 

「実験だから割り切ってく…れっ!」

 

 

ボキッ!

 

 

「あ!!…あぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

ベキッボキッベキベキッボキゴキッバキバキッベキンッゴキゴキッベキベキッ!!!

 

 

「………あ、そう言えばこれ何本折ってるか分からないな。」

 

 

ある程度折って俺は気づいた。

 

 

「あ………あ……」

 

 

「まぁ、いっか。これで終わりだし御言を探すか。」

 

 

俺は腕を離して歩き出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ついでに。」

 

 

ボキゴキッ!

 

 

気絶している、稲葉の両足を折って再び歩き出す。

 

 






次回で、御言編が終わり、ようやく鬼星人編に入ります。

自分も楽しみです。


感想指摘まってまーす。

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