GANTZ 変な特典をもらった男の物語   作:鼻眼鏡26号

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みなさんすいません。
お盆は海で遊んでました。

この御言編は多分次の話しで終わります。

それでは、スタートです。


何故何?その理由は?

 

「………ガンツ、俺を一番最初に送れ」

 

 

俺は誰よりも早く動いた。

 

 

「さっさと送れ!!」

 

 

俺はガンツ画面を殴り転送が始まった。

その間誰も俺に話しかけて来なかった。

 

 

「有馬……お前。」

 

 

有馬が居なくなった部屋に和泉の声だけが聞こえた。

 

 

 

 

 

 

竜伍宅近く

 

 

 

 

 

「俺の家近くか。」

 

 

時間が無いためそのまま御言の家へと走る。

実は御言の家は竜伍の家が玄野の住んでいた部屋と同じく御言は小島多恵の住んでいる家(一軒家)に住んでいるのである。

なので、家が近い。

 

 

御言宅

 

 

「1人で一軒家とは寂しいだろうに。」

 

 

俺はそう呟いて電気の点いていない二階の部屋の窓が開いている事に気付きスーツの機能を使い飛んで窓から入ろうとする。

 

 

「………っ!」

 

 

入った途端目の前に足が迫っていてそれを両腕を防御体制で力を加え足の進む方向を逸らす。

 

しかし、動きは続き相手は足を振り抜き体を正面にして右手に持っているナイフを俺の胸に突き刺そうとし、俺はナイフに触れず腕を自分の腕で止めるが相手はナイフを左手に持ち替え今度は顔に向かって突きつける。

 

俺は振り切る左手を避けて左腕を掴み相手を投げた。

 

 

「おっとと…危な。パソコン駄目になるとこだった。」

 

 

「その声………御言か?」

 

 

暗くて見えなかった相手は声から御言だとわかった。

 

 

「あれ?竜伍君だったの?やだ時間の無駄だった。」

 

 

御言は俺を確認するとすぐにパソコンに向かって操作を始めた。

 

 

「おい、御言これはどういう事なんだ?お前は今回六本木に来なかっただろ?」

 

 

「今回の事は私にも一切分からないの普通にここにずっと居てあなたの行動を見ていた程度なんだけど。基本、ガンツのネットワークにも手は触れてないから標的にされる事もない。」

 

 

「それで御言、俺はどうすればいいんだ?」

 

 

「私は今竜伍君を除くこの世界の全てから神崎御言を抹消作業中です。そして一旦学校に戻ってこの原因を探ってくる。だから、その作業をしている間あの人達を食い止めていて。」

 

 

「具体的にはどのくらい時間を稼げばいい?それにあの人数差では御言のターゲットマークがあって相手にバラバラにバラけられた場合は御言の作業の邪魔をしてきてまともにできないんじゃないか?」

 

 

「そこは抜かりは無いよ。今、私の分身を作っていてそれを作ればそっちに作業をさせて私が竜伍君と一緒に逃げるよ。………出来た。」

 

 

御言は操作をやめるとパソコンからレーザー光が出てもう1人の御言が出てきた。しかし、その御言は顔に表情がなくただただパソコンに向かって操作を始めた。

 

 

「この子には作業をしろって1つの命令を埋め込んだだけだからただ作業をするだけのロボットみたいな物なの。さて、ちょっとあっち向いてて私もそのスーツに着替えるから。」

 

 

「作ったのか?スーツを」

 

 

「案外、簡単に出来てね。まぁ、こう見えて頭はいい方だから。それに私だって戦えるよ。」

 

 

「それで、時間の事なんだけどね偶然にもこのミッションのタイムアップと同時に終わる予定なんだ。ちなみにタイムアップしてもあなたたちが点数を減らされないと思うよ。私という存在が消える訳なんだし。」

 

 

「確信は無いんだな。まぁ、終わった後のお楽しみって訳だな。ちょうど、来たみたいだ。」

 

 

窓の外に他のメンバーが集まっていた。

 

 

「「それじゃあ、戦闘開始だ。」」

 

 

 

 

 











海は楽しかった

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