GANTZ 変な特典をもらった男の物語   作:鼻眼鏡26号

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早く書くと言って2週間

まぁ、テスト期間だったから許してね〜

はい、すいません
それでは、スタートdeath!!


デート?いいえ一歩間違えるとデットdeath

竜伍宅

 

 

 

前回の闘いから数日が経った。

あの黒服達の死体などは発見されておらずニュースにもなっていない。

 

 

「大方、同族の連中が回収したんだろうが本当に何も無かったな。」

 

 

俺も気になり次の日に同じ場所に行ったのだが血の一滴すら見つからなかった。

 

 

ビピピピピピッ

 

 

そんな事を考えていると俺の携帯電話の非通知着着信の音が鳴った。

 

 

「………レイカか。」

 

 

この時間の電話はレイカの呼び出しだったのを思い出した。

しかし、俺はいなかっぺ星人の時には玄野の様にレイカを助けていないから惚れるなんてことは無いはずなのだが。

 

 

「もしもし…誰ですか?」

 

 

「あ…あの…あ…有馬君ですか?」

 

 

「そうですが…誰でしょう。」

 

 

「あ…ご…ごめんなさい、レイ…カです。」

 

 

………レイカは緊張してるのか?

 

 

「こんばんは、レイカさん。」

 

 

「こ…こんばんは〜………でね…有馬君、今何かしてました?。」

 

 

「いえ、特に何も」

 

 

「そ…その今から新宿に来れませんか?」

 

 

「わかりました。」

 

 

レイカは緊張気味に言うが俺は即答で返すと。

 

 

「う…うぇ!?……………ょ………よかった」ボソボソ

 

 

本人は小声のつもりだろうが俺には確かに聞こえていた。

 

 

「……じ………じゃあ、新宿で待ってます。」ブツッ

 

 

「あ…ちょっと場所は!?……あー切れた。」

 

 

その後、レイカからメールが来て場所指定もしてくれたので何とか場所は分かった。

 

 

 

 

 

 

 

新宿 某所

 

 

一応、指定されている場所には予定時刻より5分早く着いた。

 

 

「しかし、居ないな。」

 

 

周りを見回すがレイカらしき人は見当たらない。

 

 

「あ……有馬君。はやいね。」

 

 

「お…レイカ……か?」

 

 

後ろから肩を叩かれて後ろを振り向くと俺は固まった。

そこにはあの整った顔に強調性のある身体高校生とは思えない人がいるのでは無く。

 

タ◯リさんがかけていそうなサングラスに髪の毛を隠すニット帽、顔を完全に隠すマスクに強調性のある身体を隠すコートを着込んで下もぶかぶかの長ズボンを履いていて終いには手袋であった。冬だけれど暑く無いのか?

 

声でレイカとは分かったが一瞬変質者かと思ってしまった。

 

芸能人はここまで隠す必要があるのか?と言うか彼女と一緒にいると職質されそうで一緒に居たく無い。

 

 

「………なんか…照れますね。」

 

 

いや、俺は無理だ。

 

 

「あ!あの映画、今日先行オールナイトなの。行きませんか?」

 

 

正直、職質されそうですごい帰りたいのですが

 

 

「行きましょう。」

 

 

せっかく誘ってくれてるのに帰るのは流石に非常識だなと思いついて行く。

 

 

映画の内容は海外のラブロマンスの映画であって、個人的にはSF映画を見たかった。

因みに、レイカは映画を見ている時も服装を変わらずだった。暑く無いのか?

 

 

映画を見終わって割と遅い時間だったので俺らは新宿の駅近くに来ていた。

 

 

「今日はありがとう私に付き合ってくれて。」

 

 

「いえいえ、あのアイドルのレイカに誘われるなんて世の男子が羨む体験をさせて貰ったよ。…ついでに聞くけど暑く無いの?その格好。」

 

 

「……暑いです。け…けど、一応アイドルやってますからマスコミとかありますし。」

 

 

「悪い、そうだったな。」

 

 

「あ…でも、顔を隠すのは悪いですもんね。外します。」

 

 

そう言ってレイカはサングラスを外しマスクを外していく

 

 

「え?いいですよ。マスコミとか居たらレイカに迷惑かかるし。」

 

 

「いいえ、そんなのは気にしません。それに……いずれは貴方とそういう関係になりたいですし。」

 

 

「え?」

 

 

レイカの言葉の最後の方は声が小さすぎて聞こえなかった。

そうしているうちにレイカは帽子も外し顔をあらわにした。

 

 

「ふぅ……そ…そういえば…有馬君ってどんな女の子がタイプ?」

 

 

「………考えたこと無いから分からないな。」

 

 

俺はここで嘘をついた。

 

 

「あ…あのじゃあ、わ……わた……いえ、なんでも無いです。」

 

 

「………それでは、ここらで解散って事で。」

 

 

「はい………あの、またこうして会えますか?」

 

 

「誘って頂けるのならいつでも。」

 

 

俺はそう言って駅へと歩いて行った。

 

 

 

 

 

 

それから数日後

 

 

 

 

その日、とある雑誌が出した記事に色々な人が湧き上がっていた。

 

 

「嘘だろあの有馬が?」

 

 

「なんかの間違いだろ。あの有馬だぜ。」

 

 

学校に着くなり注目の的だ。

原因としてはレイカと会っていた日に素顔をさらして会っているものの数分を写真に撮られてそれを雑誌に載せられていたのだ。

しかし、この写真を載せるにあたってレイカの会社などには了解が必要なはずなんだが。どうしてだ?

 

 

「本当に大変そうだね。」

 

 

「人の噂も75日。それだけ待てばいいさ。」

 

 

「間違ってでも夜道で刺されるのだけは勘弁してよね。それで死んだらシャレにならないし。」

 

 

「安心しとろそんなのが俺に当たるわけ無いだろ。」

 

 

その日俺はいろんな奴から話を聞かれたりヒソヒソ話などで鬱陶しかった。

 

 

 

 

 

竜伍宅

 

 

 

「今夜あたりだもんな。」

 

 

原作ではこの後のゆびわ星人は相手ほとんどダイジェストで終わる奴らだから結構気楽であるしな。

その後の小島多恵を標的みたいなのも無いはずだからな。

 

 

ゾクッ

 

 

「来たか。」

 

 

その合図で俺は転送されていった。

 

 

 

 

 

 

ガンツの部屋

 

 

 

 

 

 

「あっ、リーダー。」

 

 

「リーダーやめろって言っただろ桜井。」

 

 

「いやいや、リーダーには期待してんだぜ?」

 

 

「坂田あんたもか。」

 

 

転送されると桜井と坂田にからまれる。

そこへレイカがでてきて。

 

 

「あ…有馬君ごめんね。雑誌に載っちゃって、あれうちの社長が写真の許可を出したみたいで。」

 

 

「俺の顔にはモザイク無しだったのが一番驚いたけどな。こちとら一般人だと言うのに。」

 

 

「本当にごめんね?」

 

 

そう話していると

 

 

「なんだよここ………」

 

 

「なんだこいつら……」

 

 

今夜死んだであろうガラの悪そうな4人がそう言った。

玄関方向からこちらを見ている女もいた。

一応、注意喚起でリーダー面を演じるか。

 

 

「ここにいるスーツを着てない人、生き残りたかったら俺らスーツを着てる人間の真似をしてほしい。」

 

 

「どーゆー意味だ……」

 

 

「ここ天国じゃねーの?」

 

 

そう話しているとガンツから音楽が流れ画面には

 

 

ゆびわ星人

 

 

特徴

つよい

でかい

 

好きなもの

うま

じぶんよりちいさいもの

憎んでる

 

口ぐせ

無言

 

 

相変わらず使えない情報だな。

 

 

「さて、全員で生きて帰ろうじゃないか。」

 

 

俺らは転送されて六本木についた。

 

 

「初心者は俺らの後ろについて来い。」

 

 

そう言って階段を駆け上がると目の前の広場に8体の巨大な馬にまたがる黒い鎧を着た星人がいた。その手には巨大な斧を持っている。

 

 

「おお〜デケェな。」

 

 

俺はそんな感想を口にしているが初心者は慌てるばかりである。

 

 

「全部で8体だ!解散して早めに倒してくれ!!」

 

 

そうして全員は一気に解散して敵と一対一を作り出した。

坂田と桜井は2人が持っている超能力で一体ずつ体内の弱点を潰し仕留める。

 

 

風は自身のスーツで強化された力で馬の足を折り本体を引き摺り落とし首を掴み力を込めて頭を引きちぎる。

 

 

和泉はほぼ一瞬で決着がつき刀で首をはねるだけだった。

 

 

鈴木さんとレイカはXショットガンで頭を吹き飛ばす。

 

 

ここまでは原作通りでいいのだが俺だけは違った。

稲葉や初心者の奴らの立ち回りが下手すぎて固まってるところを見つけ俺は自分の標的ともう一体を同時に相手をしていた。

 

 

「ふぅ…めんどくさいな。」

 

 

俺が持ってるのはXショットガンにガンツソードで一体の頭にロックオンをかけてもう一体は刀を片手に斧を受け止め。

飛び上がり刀を伸ばし首をはね同時にXショットガンの引き金を引き頭を爆散させた。

 

 

「ハァ……終わりだな。」

 

 

終わった時から俺は周りに一般人が居ないかを探していた。

結局人っ子一人見当たらなかった。

 

 

「これなら、追加ミッションは無さそうだな。」

 

 

そう思い俺は1人で歩いていると転送されていった。

 

 

 

 

ガンツ部屋

 

 

 

「今までに無いくらい簡単に終わったな。」

 

 

俺がそう言うと

 

 

「いや、リーダーのおかげですよ。」

 

 

「今回は誰も死ななかったんじゃねーか!?」

 

 

桜井と坂田は盛り上がって俺の肩を叩いてた。

 

 

「これも全部有馬君のおかげだよ。」

 

 

続けてレイカも言ってくる。

あいつらがいた時もこんな感じで盛り上がっただろうか。

 

 

ち〜〜ん

 

 

ガンツから終了の合図ご流れ採点が始まる。

 

 

アホの…

 

 

10てん

 

total21てん

あと79てん

 

 

「おおー10点かなかなか多いな。」

 

 

そんな事を話しているとレイカともう1人の女性が玄関の方へ歩いて行った。

 

 

他のガラの悪そうな4人は0点で稲葉やパンダも0点だった。

少しは働けよ。

 

 

やんでれいか

 

 

10点

 

 

とーたる10てん

残り90点

 

 

いなかっぺ大将

 

 

10点

 

 

とーたる15点

残り85点

 

 

チェリー

 

 

10点

 

total19点

残り81てん

 

 

ハゲ

 

 

10テン

 

 

トータル15点

のこり85点

 

 

「さすがですね鈴木さん」

 

 

正直、スーツの力を借りてるとはいえ疲れるはずなのだが元気な上に他人まで気遣えるなんてさすがとしか言えないな。

 

 

「いやーこれも有馬君の教えのおかげだよ。」

 

 

「恐縮です。」

 

 

和泉くん

 

 

10点

 

total26てん

あと74点

 

 

「フン」

 

 

和泉は相変わらずだな。

 

 

ありま

 

 

20てん

 

total78てん

あと22てんでおわり

 

 

「うおおぉ。」

 

 

「あと22点で100点だぜおい」

 

 

「もうすぐおわるじゃない有馬君」

 

 

他のみんなは盛り上がっているが初心者の奴らは

 

 

「この点数ってさぁ…なんなの?」

 

 

「点数とって100点にならない限りは………ここに何度も呼ばれてずぅーと戦争やんなきゃなんねーってこと。」

 

 

「ふーんキビシーねー」

 

 

「っていうかいみわかんねーなんなんだここ。」

 

 

そうこうしているとガンツの表示は消えていた。

追加ミッションも無いであろうから俺は玄関へと向かうって歩くと玄関にはレイカと女性が居た。

 

 

「表示がなくなったからもう出れるぞ。」

 

 

「うん、わかった。」

 

 

俺はレイカにそう伝えるとレイカはドアノブに触ろうとする。

 

 

 

 

 

 

 

だが

 

 

 

 

「あれ?触れない。」

 

 

「……何?」

 

 

俺はレイカの声に不安を感じて玄関のドアノブを触ろうとすると触れなかった。

 

 

「嘘だろ……」

 

 

俺は不安で仕方なかった。

そしてそれは鳴った。

 

 

あーたーらしーいあーさがきたき〜ボ〜うのあ〜さ〜が

 

 

「何!?」

 

 

「まだ……?」

 

 

「これからまた……?」

 

 

一同突然のことに同然とした。

 

 

「あ…有馬君これって……!?」

 

 

レイカは俺に話しかけてくるが言葉を急に止めた。

 

 

俺は歩きガンツの表示されているものを見た。

ちょっとは違うだろうと考えていた。しかし、その可能性ももしかするとあるだろうとも考えてもいた。

 

 

 

 

 

 

 

神崎 御言

 

 

特徴

小さい

つよい

 

好きなこと

機械いじり

 

 

 

俺は転生の特典として『どんな状況でも冷静でいられる』能力を貰ったが俺は今、腹の底から怒りで満ち溢れていた。





ヤンデレだと思った!?残念!社会的に死ぬでした!!

さてさて、次回はちょいとオリジナルになります。

感想、指摘待ってまーす。

感想書くなら作者に優しくね。

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