GANTZ 変な特典をもらった男の物語   作:鼻眼鏡26号

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遅くなってすみません

一人暮らしを始めて色々ありまして。

それではスタートです。


吸血鬼とか何岸島だよ

竜伍がボスを倒したと同時刻に黒い服を着た男が4人歩いていた。

 

 

「やっぱり最強は力士だろ」

 

 

坊主頭でサングラスをかけている男は言う。

 

 

「裸のデブに何ができんだよ。」

 

 

天然パーマの男は言う。

 

 

「何言ってんだ、全身筋肉の鎧だぜ?」

 

 

「ヘビー級のボクサーのチャンピオン方が強いね。俺は色々な異種格闘技戦を見てわかるんだよ。」

 

 

「お前はどう思うんだ?」

 

 

坊主頭の男は金髪男に問いかける。

 

 

「………ジークンドーだろ?」

 

 

金髪男はタバコの煙を吐きながら言う。

 

 

「まぁ、確かにブルース・リーは強えな。」

 

 

話にひと段落つけた3人は前を見る。

 

 

残り1人の無口の男は3人に比べ年寄りだが身長が高い。

 

 

「おー、いるいる。…ってもう消えてんじゃん。」

 

 

坊主頭の男は何かを見つけた。

 

 

「マジで?コンタクトつけんの忘れてた。」

 

 

天然パーマの男はそう言うとポケットからコンタクトレンズを取り出し目にはめた。

 

 

「おおーいるいる。」

 

 

「さっさと、始めるか。」

 

 

4人の前の先には普通の人には見えないはずの竜伍達が見えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は少し戻り恐竜撃破後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あー、終わった終わった。2人ともお疲れさん。」

 

 

俺は体を伸ばしてレイカと和泉に言うと

 

 

「有馬!お前最初からあれが狙いだったのか!」

 

 

「おおっとあぶね。」

 

 

和泉は俺を見るなりいきなり拳を振りかぶる。

まぁ、俺には予測行動があるので軽々と避ける。

和泉が俺に不満をぶつけるなんて分かりきっていた。

 

 

「当たり前だろ、お前の性格上協力なんてするわけ無いから囮として使ってレイカに隙を作ってもらって俺がぶっ倒す。こんな所だな。まぁ、お前が俺に刀を投げてくれたのは予想外で驚いたけどな。」

 

 

「す…すごい。そこまで分かってて行動したなんて。」

 

 

レイカは尊敬の眼差しで俺を見ていた。

俺、そんな目で見られるのは久しぶりだな。

 

 

「それ程大したことじゃ無い。」

 

 

「ううん、本当にすごいと思う。」

 

 

レイカはより強く言ってくれる。

なんだか、前を思い出すな。

加藤が居て岸本が居てこんな感じで三人だったな。

まっ性格はこいつらとは全然違うけどな。

 

 

「ありがとう。……さて、戻るか。終わったって知らせないとな。」

 

 

俺は生き残った奴らの所へ歩き出す。

ミッションはここで終わった。だが、俺には後もうひと仕事がある。

 

 

その後、俺らは生き残った奴らの場所に戻りボスを倒したと報告すると同時に転送が始まった。

 

 

「これで終わりだな。」

 

 

おれはこの光景を見て久しぶりの達成感があった。

千手観音像の時の絶望。

チビ星人の時の敗北。

しっかりと生き残る、これが何よりの達成感であった。

 

 

「本当にありがとね」

 

 

しかし、先ほどからレイカが感謝してずっと手を握っているのは困る。

他の奴らの目線も辛いが正直めんどくさい。こんな美人に手を握ってもらえるなんて世の男性には恨まれそうだがレイカはしつこい位感謝してきて周りの目を気にせずいるからである。

 

 

「!………ガンツ、俺は転送を最後にしてくれ。」

 

 

ガンツは聞いてくれているかは知らないが取り敢えず言っておく。

 

 

 

 

 

奴らが現れたからな。

 

 

「おーいたいた。…ってもう消えてんじゃん。」

 

 

「えっ?マジで?コンタクトつけんの忘れてた。」

 

 

「さっさと、始めるか。」

 

 

「…………」

 

 

前方から歩いてくる4人の男。

来たかホスト侍共。

 

 

主要メンバーは隣のレイカを残して転送されて行き今はモブ共と後ろには和泉が居る。

あれ?鈴木さんは転送されてる。

まぁ、俺が勝手にやってるからな。

 

 

パンッ!

 

 

そうこうしてる内にホスト侍共は手から具現化させた拳銃を撃ってきた。

あいつら念能力使えんのか?

 

 

「ぎゃアッ!?」

 

 

「ouch!」

 

 

「what happen? No…!」

 

 

あーモブ共撃たれてるな。

 

 

「レイカ下がってろお前はもうすぐ転送されるから。」

 

 

と言って後ろにいるはずのレイカに言ったがもうすでに居なかった。

 

 

「………なんか、ちょっと恥ずかしいな。」

 

 

1人で何やってんだと思い。

 

 

ギョーン!

 

 

八つ当たり気味でXガンをパーマ男に向け撃った。

 

 

「うおっ!あっぶね!!」

 

 

パーマ男は弾道がわかるかのようにすぐに避けた。

まぁ、避けるのは想定済みだけどな。

 

 

俺は右手に刀を持ってホスト侍共に向かってXガンを発射しそれを避けたホスト侍共に刀を振るった。

相手の4人は日本刀を手から具現化させ防いだり単純に避けた。

 

 

「やっぱり、早いな。」

 

 

わかってはいたけど奴らは強い。

 

 

そう考えるとホスト侍共は俺に向かって日本刀を振るおうとした。

 

 

「危ねぇ!!」

 

 

横から出てきた和泉が刀を伸ばして横に一線振り切った。

 

 

ホスト侍共は一斉に飛び上がり後ろへ下がった。

 

 

「転送まで時間を稼ぐから手伝え和泉。」

 

 

「黙ってろ奴らはおれが殺す。」

 

 

和泉は平常運行なことで。

 

 

「…久しぶりだな…見たことあるぞお前の顔。」

 

 

「知らねーなお前みたいな奴。」

 

 

金髪ホスト侍は和泉を知っているようだが和泉は知らない。

多分、和泉が前にここに居た時にでも出会ったのだろう。

 

 

「そんなことどーでもいいか…ここで殺してやるから」

 

 

「じゃあ、早くしろ…時間がないぞ。」

 

 

「おい、何一対一の雰囲気出してんだよ。俺、相手三人じゃねぇか。」

 

 

ガキンッ!

 

 

俺の言葉を無視して2人は刀をぶつけ合った。

和泉はスーツの力を使っているのに金髪ホスト侍は何ともなく受けていた。

 

 

「!?…ちっ」

 

 

和泉は後ろへ飛び上がり転送されて行った。

 

 

「…結局、俺1人で相手じゃん。」

 

 

俺は1人、相手4人に囲まれた。

 

 

「ちっ、どーする?」

 

 

「さっさとこのガキ殺って帰るか」

 

 

「さっきの奴写真撮ったぞ。」

 

 

「よし送っとけ。」

 

 

当然ながら余裕見せてるね。

 

 

「後はこのガキだけだな。」

 

 

「さっさとやっちまおうぜ。」

 

 

「俺がやるから後、自由にやっててくれ。」

 

 

金髪ホスト侍が日本刀で俺の首に突きつけた。

 

 

「おーうめぇ…いけるぜ。」

 

 

パーマ男は死体から血を流し瓶に入れて飲んだ。

不味そうだな。

 

 

「あの一言いいか?」

 

 

「ん?遺言か?」

 

 

俺は顔色を変えず目の前の金髪ホスト侍に目を合わせた。

 

 

「いやいや、違う違う。…何ていうかね。」

 

 

「?何だ?」

 

 

「あんまり、俺を舐めるなよ。」

 

 

ギョーン!

 

 

バンッバンッ!

 

 

俺はXガンを上に向け金髪ホスト侍の日本刀とパーマ男の体を破壊した。

実を言うと最初にXガンを撃った時パーマ男は飛び上がりその瞬間を狙ってロックオンをしておいたのである。刀は和泉と張り合ってる時である。

 

 

「!?シッーー」

 

 

ガキンッ!パシッ!

 

 

金髪ホスト侍や坊主サングラス男は驚くも日本刀を手から具現化し竜伍に振り被るが一方を刀で防ぎもう一方をスーツの耐久性を使って手で掴んだ。

 

 

「次は、ちゃんと本気でかかって来な。じゃないと君達直ぐに死んじゃうよ。」

 

 

俺は作り笑顔でそう言って高く飛び上がり転送されて行った。

 

 

 

 

 






取り敢えず最近、お気に入りが増えていて嬉しいです。
それを励みに頑張ります。

それと有馬そこ代われコラァァァァ!!

レイカに手を握ってもらっといて何にが面倒くさいだ!◯ね男の敵!!

と書いてて思いました。


感想指摘待ってます。

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