GANTZ 変な特典をもらった男の物語   作:鼻眼鏡26号

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長らく待たせていて文字の少なさそれでいて全然進んでない。

もう読者を舐めてるねと思った自分に反省してます。

とりあえずスタート


さっさと終わらせよう

ティラノサウルスを倒した竜伍は状況説明の為に全員の前に立っている。その全員も竜伍が喋るのを待っていた。

 

 

「……俺はこんな夜を既に何回もやっている。俺たちは死んでいる、しかしとある理由で蘇った。」

 

 

「!?…し…死んだ?」

 

 

「それで蘇った?」

 

 

竜伍の言葉にざわつき始め既にほとんどが混乱していた。

 

 

「続けるが蘇った理由は最初に言った通りあのわけのわかんない生物を殺し排除することだ。」

 

 

「…………」

 

 

俺の言葉に一同が一気に静まった。

 

 

当然である彼らは先程のティラノサウルスを見て大きすぎる脅威に絶望していた。

 

 

「まぁ、今回はあんたらはかなり運がいいと思うぜ。…俺が最初に来た時なんかは忠告もなしで終わるまで説明すらしてくれなかったからな。」

 

 

「…じゃあ何で俺たちが襲われている時に居なかったりあの部屋にいる時にもっと強く説明してくれなかったんだ?それだけでももっと被害を抑えられたはずだぞ。」

 

 

帽子にサングラスの男もとい坂田が前に出てきた。

 

 

「……この際だが言っておこう…俺はあんたらを守るヒーローではない。それにお前らには最初忠告もしたそれをあんたらは信じなかった。俺は今回の戦いで15点以上取らないと強制的に死んでしまう。俺は自分のことでいっぱいいっぱいなんだよ。」

 

 

「それに加え俺があの部屋でもっと強く説明していたとしてもあんたらは俺を怪しく思い余計信じなくなるがオチなんて目に見えていたからな。悪ければお前らが俺をこの事の首謀者だと思い襲うことだって考えられる。」

 

 

俺の長々と話す説明にほとんどが何も言えなくなってしまった。

 

 

「追い打ちをかけるようで悪いが俺が説明を受けた人間はかなりのやり手だったが一瞬の油断で開始数分で死んでしまった。ここでは何が起きるかわからない。……戦場なんだよ。」

 

 

俺の追い打ちで完全に全体の士気が下がった。

 

 

「しかしだ…今回この事態が起きたのは生き残ったのが俺1人であった事である。そこで今回これだけの人数が集まった。全員がそのまま生き残ればその次の奴らは俺たちの事を信じ同じ思いをさせることはなくなる。………要するに俺は全ての星人をぶっ殺すがお前らも頑張って生き残れってことだよ。」

 

 

俺は刀を構え振り返り階段下にいるかっぺ星人を見た。

 

 

「被害は自己責任で頼むぜ。」

 

 

「きゅー!きゅー!」

 

 

かっぺ星人の声で小型恐竜が集まり始めだした。

 

 

「ハァァァァァ!!」

 

 

竜伍は声を上げ飛び上がり恐竜を縦に両断しそこから次々と他の恐竜を切り裂いていく。

 

 

「俺たちもやるぞ桜井!」

 

 

「はい!」

 

 

坂田の声に桜井は超能力で透視を始め先程の右胸を潰し始める。

 

 

「俺も出るか。」

 

 

そう言うのは生身でありながら星人と素手でやりあえる風であった。

恐竜にヘッドロックを掛け地面に倒し弱点の右胸を潰す。

 

 

(やっぱり、原作主要キャラは行動が早いな。頼もしい限りだ)

 

 

(そういえばこの刀はどこまで伸びるんだろ。)

 

 

竜伍は刀を抜刀する様に構え刀身を伸ばす。

 

 

「…おーおー、かなり伸びるな。」

 

 

「…これだけ長ければいける!!…………全員…伏せろぉぉぉぉ!!」

 

 

竜伍の大声に全員が竜伍を注目しすぐにその言葉に従った。

 

 

「ーッラァァァァァァァ!!!」

 

 

伸びた刀身を振り抜き恐竜を全て両断され体内から血を吹き出し絶命した。

 

 

「よしッ、点数大量ゲット」

 

 

竜伍は今回の目的点数を超えたはずなのでかなり余裕が出来た。

それに周りの人達も竜伍を見る目が安心や羨望、感謝などに変わっていた。

 

 

しかし、喜びもつかの間、体を大きくさせ歩いてくるかっぺ星人。

 

 

「うわぁ、筋肉質で気持ち悪。」

 

 

「おーらのどこがなまってるってんだぁ!!」

 

 

かっぺ星人の巨木の様な腕を俺に振り下ろししてきた。

当然、俺は地面を強く踏み場所をずらして回避をした。

 

 

「……単細胞の脳筋が…動きが丸わかりだ。」

 

 

俺は素早くかっぺ星人の懐に飛び込みしっかり踏み込んで右手の拳を腹にめり込まして貫通させた。

 

 

グシャッ

 

 

かっぺ星人の腹が貫かれ肉片と血が一緒に吹き出た。

 

 

「これで終わりだな。」

 

 

腕を抜き取り腕に付いた肉片を振り払った。

それと同時に奴が現れた。

 

 

ガシャンッ バリバリバリ

 

 

その音は恐竜展の会場を突き破り出てくる音であった。

 

 

 





次の話はなるべく早く書きます。

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