自分で書いてて思った「読みづらいな」
それではスタート
ティラノサウルス2体を眼の前に竜伍は構えるが吹き飛ばされた鈴木さんを一瞥すると倒れたまま動かなかった。
(スーツ着てんのに気絶すんのかよ。)
スーツは着ているだけで衝撃は来ても耐久度がある限り痛くは無いはずだが鈴木さんはその衝撃だけで気絶してしまったらしい。
「チッ………一旦引くか。」
竜伍はティラノサウルスが動く前に走り出し鈴木さんを担ぐとすぐに出口に向かって走り出す。
グオオオオオオォォォォォォ!!!
走る竜伍を視認したティラノサウルスは2匹とも雄叫びをあげて竜伍を追い始める。
スーツの力もあってかすぐに出口に到着し外に出るも
バリバリバリバリ
出口のガラスをぶち破りティラノサウルスは竜伍を追い駆ける。
「人気者は大変だな。」
竜伍はそんな冗談をいえるほど余裕がある。
しかし、出口近くにレイカと成年男性1人とその近くの階段には生き残ったであろう人達が沢山いた。
「全員屋根のある場所に隠れろ!!上手くやれば食われないで済むかもな!!」
俺の言葉に全員は叫びながらもしっかりと避難してくれた。
「おーい、レイカ!鈴木さんよろしく。」
「ええっ!?」
俺は鈴木さんを遠くに避難しているレイカに投げた。
突然の事にレイカも驚き何とか受け止めようと手を出して受け止めるが勢い余って尻餅をついてしまった。
「……あいつ人1人をあんな簡単に投げやがった。マジで何なんだよ。」
「確か有…馬…だっけ?」
それぞれが竜伍に感想を持ちその人物を見ていた。
そんな竜伍はと言うと
「バイクは初めてだな。動かせるかな?」
ハンドル近くのボタンを適当に押して起動させるとハンドルを引いて動き始めた。
「おっと…動いてくれたか。」
操縦がおぼつかずふらふらと走っていた。
コォォォォォォォォ!!
「!…波紋!?じゃなかった確か火球だ!」
竜伍の言う通りティラノサウルスの口の中では今にも破壊光線が出そうなくらい光っていた。
ドォンッ!!
火球は竜伍の乗っているバイクに向かって放たれた。
「まずい!あいつ死ぬぞ!」
おぼつかない運転で避けれるはずもないそう坂田は思った。
ここで自分の超能力であの火球を止める事が可能なのか?もし出来たとして俺の体は保つのか?もし止めたとしてあの男はどれだけ自分達の有益な情報をくれるのか?そう考えた。
しかし、時間は待ってはくれなかった。
ドオォォォォンッ!!
火球はバイクに衝突し大爆発を起こした。
「ちくしょう!」
坂田は動かなかった自分に後悔した。
グオオオォォォ!
ティラノサウルスは対象の獲物を変えて沢山いる方へと向いた。
「獲物を変えてるところ悪いがまだ死んでないぞ?」
ズガンッ!
何かが振り下ろされその何かがティラノサウルスの首を断頭した。
バチッバチッバチッ…バチッ
何もないところから電気が弾けて姿を現したのは刀を振り下ろした竜伍である。
「フゥ〜…危機一髪だな。」
グオオオオオオォォォォォォ!
一頭がやられた事に怒りを表すもう一頭のティラノは雄叫びをあげて突っ込んでくる。
「考え無しの単細胞か。」
竜伍が呆れているとティラノサウルスは動きを急に変え尻尾を振りかぶった。
「おおっと………」
竜伍はそれをしゃがむことで回避成功。
しかし、ティラノサウルスは振りかぶった尻尾を戻す事でもう一度攻撃を仕掛ける。
「よっと…」
尻尾の先端を掴み力を入れて威力を消すと
「オラァァァァァァァァァァァァァァァァ」
一本背負いの形でティラノサウルスを地面へ叩きつけた。
「嘘だろ……あいつマジで何なの。」
その異様な光景に驚き目を離せなかった。
「さて、終わりだな。」
ギョーン!!
ティラノサウルスの頭にXガンで破裂させた。
「………ここであいつらに説明しないとな。」
竜伍は生き残りのメンバーの場所へ向かった。
生き残ったのは14人名前がわかってるのはレイカ、桜井、坂田、風、鈴木さん、稲葉この6人。あとは知らん。
「さて、生き残ったのはこれだけか。……時間が惜しいから簡単に説明させてもらうよ。」
不定期更新です。
少々物語を変えるように(物語を変えるとは言ってない)考えているので時間を下さい。
感想、指摘待ってます。