GANTZ 変な特典をもらった男の物語   作:鼻眼鏡26号

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作者「丸一日かけて書きました。」

作者「もっと、わかりやすく頑張って書いていきます。」

作者「それではスタート」


死にたくなければネギ星人を倒せ

「どうなってんだ?」

 

 

竜伍は困惑していた。

先ほど電車に轢かれたと思ったらこの部屋にいる。

 

 

「俺たち電車に轢かれたはずだよな。」

 

 

「ん?ああ、そうだな。」

 

 

「竜ちゃんごめん俺のせいで。」

 

 

轢かれた実感があってそれなのに生きているが加藤は罪悪感から謝った。

 

 

「本当だ。もう少し考えて行動しろ。」

 

 

「うん、本当にごめん。」

 

 

2人はそんな風に会話していると

 

 

ブゥン!ジジジジジ

 

 

黒い玉から一本のレーザー光線が出てきた。

 

 

「ん?なんだ?」

 

 

「多分人が出てくるよ。君達もそうだったからね。」

 

 

窓際に居たメガネの男がそう言った。

 

 

「こんなレーザーから人が出るだと?。」

 

 

竜伍は信じられなくレーザー光線の先に寄った。

 

 

レーザーからは肌色の肌が足から出てきて裸の女性が出てきた。

 

 

竜伍にもたれかかる女性に竜伍は自分の学ランを着せた。

 

 

「おい、着せてんじゃねぇよ。」

 

 

ヤクザ男は服を着せたことに言ってきた。

 

 

「ハァ…よいしょっと。」

 

 

竜伍はため息を吐き女性を持ち上げて壁に寄せた。

 

 

「これでいいか。」

 

 

竜伍は無視して次は携帯電話を出す。

 

 

(携帯電話は使えないか。…窓の外に東京タワーが見える。そして、何処からも出れないこの部屋。)

 

 

(人間が出来る芸当だが、レーザーから人間を出すのは絶対に人間には出来ないはずだ。)

 

 

「竜ちゃん?どうした?」

 

 

「……………」ブツブツ

 

 

加藤の言葉も聞こえないくらい竜伍は集中していた。

 

 

そんなこんなで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あたーらしーいあーさがきたきぼーおのあーさが………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒い玉からラジオ体操の音楽が流れてきた。

 

 

「な…なんだなんだ。」

 

 

「これってラジオ体操の。」

 

 

周りはざわめくが続いて黒い玉は。

 

 

 

 

 

 

 

 

ネギ星人

 

 

特徴

よわい 口グセ

口くさい ネギあげますから

 

 

 

 

 

 

 

「なんだこれ。」

 

 

加藤が近づいたその時

 

 

ガシャン!!

 

 

「うおっ!ひ…開いた?」

 

 

黒い玉は後ろと両横に開いていて両横にはショットガンの形をした黒い銃やハンドガンタイプの黒い銃や銃口が3つに分かれてる黒い銃があった。

 

 

「なんだこれ……うわ!ひ…人がいる!」

 

 

「なんだこいつ。…って竜ちゃん?どうしたの。」

 

 

「いや、あの中にいる人さ、あれが閉まってる時潰れてることになるのにどうなってんだろ。」

 

 

「あ!確かに。」

 

 

「それより後ろの方さ、箱があるけどそれ一つ一つに名前っぽいの書いてあるぜ。」

 

 

竜伍は自分の物らしき箱を取ってあけた。

 

 

(やっぱり変わってないな竜ちゃん。昔っからどんな状況でも冷静だな。)

 

 

加藤は竜伍の冷静さに驚いていた。

 

 

(このスーツ…あの窓際に座ってる中坊が中に着てる服と一緒だな。)

 

 

先程、チラッとパーカーの腕の部分からスーツと同じ部分が見えたのである。

 

 

(とりあえず、これ着るか。)

 

 

「竜ちゃんそれ着るの?」

 

 

「まぁな、そう言えばあの人起きないな。」

 

 

「そうだな。」

 

 

「起きたらあの人にもこれ着させるか。」

 

 

そんな話をしてると。

 

 

「うわぁぁぁぁ!!!」

 

 

先ほどのメガネの男が頭からレーザーで消えていった。

 

 

「あ…頭から消えてる。」

 

 

加藤はこの光景に驚き尻をつくが。

 

 

「落ち着け加藤さっき俺たちがあんな風になってここに来たのならまたどっかに飛ばされるだけだろ。」

 

 

竜伍はビックリするほど軽い感じで言っていた。

 

 

「マジかよ竜ちゃんこんな時でも冷静だなんて。」

 

 

「とりあえず着替える暇ないから飛ばされた向こうでいいか。おっ!、俺もきたか。先行ってるぞ。」

 

 

そう言って竜伍は特に慌てる様子も無く消えていった。

 

 

 

 

 

 

住宅街

 

 

 

 

 

 

「やっぱり飛ばされたか。」

 

 

竜伍が飛ばされたのは住宅街の階段の上で他の人も戸惑っていた。

 

 

「……………じゅ…住宅街?」

 

 

「きたか加藤。当たってただろ?」

 

 

「竜ちゃんすげーな。」

 

 

「あー皆んなちょっといい?」

 

 

二人で話してると先ほどの中坊が全員を呼び止めた。

 

 

「これさ、体験型バラエティーでさアメリカのチューナー放送のヤツでさっき出たネギ星人ってやつを今皆んなが持ってる銃で撃って倒すゲームなんだ。」

 

 

「皆んなここに来る前に話しかけられたでしょ。それがその人が催眠術をかけてここに運んできたって訳だよ。因みにこれの賞金があって100万円なんだ。」

 

 

「俺は、親父がその関係者でコネで出さしてもらってるんだ。」

 

 

中坊は淡々と話していきほとんど全員がそれを信じていた。

 

 

しかし

 

 

(話に穴がありすぎだ。)

 

 

竜伍は全く信じていなかった。

 

 

(第1この転送自体がまず人間の技術じゃない。それにあいつは嘘をついてる顔をしているな。)

 

 

「よっしゃー!!やってやるぜ!」

 

 

「優勝賞金100万円か」

 

 

「俺が見つけてやるぜ。」

 

 

話を信じた奴らは我先へと走っていった。

 

 

「君達は行かないの?」

 

 

「あー正直めんどくさい。」

 

 

「そっか。じゃあ。」

 

 

そう言って中坊は走っていった。

 

 

「あのーこれは一体どうなってるんですか?」

 

 

「「ん?」」

 

 

2人は声の方向を向くとそこにはずっとおきてこなかった女性であった。

 

 

「かくかくしかじか。」

 

 

「そ、そんな事になっていたんですね。あっこの学ランありがとうございます。」

 

 

「そうそう、この中に入ってるスーツ着れば?」

 

 

竜伍はそう言って巨乳と書いてある箱を渡した。

 

 

「これが私のなんですか?」

 

 

「そうですよ。女性で巨乳貴方だけなんで。」

 

 

竜伍は恥ずかしげもなく言った。

 

 

(よく平然とそんなこと言えるなある意味すごいよ。)

 

 

「そ…そうですか。あっ私岸本 恵 《キシモト ケイ》です。」

 

 

「よろしく岸本さん、俺は加藤 勝」

 

 

「有馬 竜伍。」

 

 

「よろしくお願いします。ちょっと着替えてきますね。」

 

 

「俺らはここで見張っとくよ。」

 

 

岸本は着替えにガレージに入って行った。

 

 

「さて、加藤これからどうする?」

 

 

「とりあえず俺もネギ星人を探してくる。竜ちゃんは?」

 

 

「俺は、賞金にも興味がなければただ帰るのも暇だから岸本さんを駅辺りまで帰すよ。同じコスプレしとけば多少は何とか大丈夫だろ」

 

 

「そっかわかったよ。」

 

 

「襲わねぇよ。安心しろ。」

 

 

「な…何が!」

 

 

「どうしたの?」

 

 

いつの間にか着替えて帰ってきた岸本が声をかけてきた。

 

 

「早くない?」

 

 

「そうですか?案外簡単ですよ。」

 

 

簡単だけでは説明になってはいない。

 

 

「まぁいい、次は俺が着替えてくるよ。」

 

 

竜伍は箱を持ってガレージに歩いて行った。

 

 

「加藤君だっけ?竜伍君と仲良いけど友達?」

 

 

岸本は竜伍が居なくなったのを見計らって聞いてきた。

 

 

「ああ、小学校の同級生で竜ちゃんは、俺の憧れだったんだ。」

 

 

「憧れ?なんで?」

 

 

「小学校の頃さ、竜ちゃんは凄かったんだよ。鬼ごっこしても誰からも捕まらないし、ガキ大将とかからも逃げ切ったりとにかく凄かったんだ。」

 

 

「ふーん、憧れの理由が逃げるの得意だからなんだ。」

 

 

「うーん、ちょっと違うかな。確かに逃げるだけだけど竜ちゃんは昔っからどんな状況になっても冷静でその時どうすれば良いかすぐに行動を起こす所かな。」

 

 

「あー確かにすごい冷静だよね。」

 

 

「戻ったぞ。」

 

 

岸本の言う通りで簡単で直ぐに着替えてこれた竜伍が帰ってきた。

 

 

「お帰り。それじゃあ竜ちゃん頼んだよ。」

 

 

「ああ、了解した。岸本さん近くの駅まで送るよ。」

 

 

「あ、ありがとうございます。」

 

 

そうして3人は別れていった。

 

 

 

 

加藤サイド

 

 

 

 

俺は、さっきの人達を追いかけて近くのアパートまで来ていた。

 

 

「しかし、この銃本当に撃てるのか?」

 

 

俺は転送?される前に銃口が3つに分かれている銃を持ってきていたのだ。

 

 

どぉん!ドォン!

 

 

「ば…爆発音!?…あっちからか!」

 

 

俺は爆発音の元へ走り出して着いた先には

 

 

「壁が壊れてる。まさかあの銃の威力なのか!?」

 

 

「囲め!!!」

 

 

「!!?」

 

 

突然の声の元はすぐ近くのところで何かを囲むように集まっている先ほどの人達であった。

 

 

その中心には身長は小学生くらいの子供だが、肌色や顔が人間の顔をしていないのであった。

 

 

「撃て撃て!!」

 

 

「うおおおおお!!」

 

 

ギョーン!ギョーン!ギョーン!

 

 

黒い銃から聞こえる変な発射音であった。

 

 

「や、やめろおおおお!!」

 

 

加藤は走り出すがもう遅かった。

 

 

バッン!バッン!ババッン!!

 

 

ネギ星人は胴体と頭を残して絶命していった。

 

 

「な…何てことを!」

 

 

加藤はネギ星人を見て落胆していた。

 

 

しかしそこで。

 

 

ドサッ!

 

 

荷物の落ちる音がした。

 

 

「!?」

 

 

「な…なんだ…こ…コイツ!」

 

 

一同が驚愕する。

 

 

そこには身長2メートルあるトレンチコートを着て緑色の肌色や顔が人間をしていない。

 

 

ネギ星人の大人バージョンが居た。




次回は竜伍君の戦闘まで書きたいと思います。

お楽しみに。



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