GANTZ 変な特典をもらった男の物語   作:鼻眼鏡26号

21 / 75
クッソ!もっと書ける予定だったのに!!

勉強があって書けない!!!!


そんな訳でスタートです。


転校生

夏の近づく日

 

 

 

 

場所は学校の通学路いつも通りに登校する竜伍。

 

 

(怠いな。早く帰りたい。)

 

 

そんな風に思っていると。

 

 

ドン!

 

 

「きゃっ‼︎」

 

 

誰かと衝突してしまった。

声からするに女子の様だが。

 

 

「!すまない余所見をしていた。立てる……か?」

 

 

竜伍は相手の女子に謝り手を差し伸べる。

すると相手の顔を見た瞬間竜伍は今まで感じたことの無い感情になって止まった。

その女子は髪は短いが綺麗な黒のショートカットで優しい目をしていた。

 

 

「いえ、大丈夫です。すみませんね今日転校してきたばっかりなので…あ!職員室ってどこにありますか?。」

 

 

「え?…あ〜このまま進んで階段を上った場所にありますよ。」

 

 

女子の急な質問に竜伍は驚きはしたがすぐに返答した。

 

 

「ありがとう。あ!私、神崎 御言《かんざき みこと》って言います。」

 

 

「あ…有馬 竜伍です。よろしく。」

 

 

「はい‼︎それでは!!」

 

 

御言は元気よく挨拶をすると走って行った。

 

 

「一体何なんだ?この感情は。」

 

 

竜伍は初めて感じた感情に戸惑い困惑していた。

 

 

 

 

 

御言サイド

 

 

 

 

(接触成功。これでやっと原作介入の条件達成できた。)

 

 

(まさか、竜伍君が死んでガンツのデータとして復活したら転生特典までは引き継ぎが上手く行かなかったなんて見落としてた。)

 

 

竜伍の転生特典は神を目指す御言が贈ったものでガンツのデータとはいえ特典までは引き継ぐことは出来ず徐々に効果を消していっていたのだ。

 

 

(なんとか修正しないと。)

 

 

御言はバックに入れていた結構分厚目の本を取り出した。

 

 

(修正方法は相手の肌に触れてる状態でアクセス出来てそこからまた同じ特典を入れればいいのね。)

 

 

御言は本を閉じて取り敢えず職員室に向かった。

 

 

(これで竜伍君と同じクラスになれば簡単に済むわね。)

 

 

御言はそう意気込んだ。

 

 

「A組ね。」

 

 

「はい?」

 

 

「だから、A組ね。」

 

 

竜伍のクラスC組

御言のクラスA組

 

 

(同じクラスにするの忘れてたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!)

 

 

御言は渋々A組へ行った。

 

 

 

 

 

再び戻って竜伍サイド

 

 

 

 

「和泉 紫音《いずみ しおん》です。」

 

 

背が高くてロン毛の美形野郎が転校してきた。

 

 

(俺の隣か。)

 

 

ちょうど、席が空いていた竜伍の隣に和泉は座る事になった。

 

 

「有馬、後で和泉に学校を案内しろよ。」

 

 

「わかりました。」

 

 

「よろしく有馬。」

 

 

和泉は隣の席に座り挨拶してきた。

 

 

「ああ、よろしく。」

 

 

 

 

体育の授業

 

 

 

授業でバスケットをやっているのだが。

 

 

ドガン!

 

 

「きゃー和泉くーん!」

 

 

女子の黄色い声援を受ける和泉はダンクシュートを決めていた。

 

 

(動きが凄いな。居るもんだな完璧超人ってのは。)

 

 

竜伍は体育館の隅で隠れてサボっている。

 

 

 

 

竜伍による学校案内

 

 

 

「ここが図書室だ。」

 

 

「そうか。」

 

 

「さて、俺の役割は終わりだな。」

 

 

「そうだな、改めてよろしくな。」

 

 

「ああ。」

 

 

竜伍は和泉握手を交わした。

 

 

 

 

昼休み渡り廊下

 

 

 

 

「和泉君好きです付き合ってください。」

 

 

とある女子が和泉に告白した。

ショートカットで可愛い系の顔だ。

 

 

「まぁ、いいよ。」

 

 

何て返事だ。

 

 

「やったじゃん!メアド聞いて!」

 

 

周りの女子がワーワー騒いでいた。

用が終わったら女子達がどっか行った。

 

 

「俺がいても御構い無しとは女子も凄いな。」

 

 

和泉の告白現場に最初からいた竜伍は興味無さげに言った。

 

 

「はぁーびびった。」

 

 

和泉はため息を吐いた。

 

 

「完璧超人でも緊張とかするんだな。」

 

 

竜伍は本を読みながら言った。

 

 

「俺の家族は母さん以外男だけだからな前に通っていたのも男子校だしな。」

 

 

「ふーん、そうか。」

 

 

竜伍は一切の興味を見せなかった。

 

 

「おーい有馬。今日も放課後体育館裏な。」

 

 

不良の金髪先輩が通りそう言ってどこかへ行った。

 

 

「やはり気色悪い先輩だな。」

 

 

竜伍は呆れてため息を吐く。

 

 

 

 

 

放課後

 

 

 

 

 

竜伍はスーツを制服の中に着て体育館裏に着いた。

 

 

そこには身長2メートル位の色黒ボクサーがシャドーをやっていた。

 

 

「自分達がダメだからってついに他人任せか。」

 

 

「いちいちウゼェ野郎だな。」

 

 

「それはこっちのセリフだ。掃き溜めのゴミ共が。」

 

 

スパンッ!

 

 

色黒ボクサーが竜伍の顔面を一発殴った。

当然スーツを着ているため

 

 

「この程度じゃ効かないな。」

 

 

無傷であった。

 

 

「今度はこっちだな。」

 

 

竜伍は素早く足払いをして地面に倒れた色黒ボクサーの腹に手刀を振り下ろした。

 

 

「ゴハッ!」

 

 

色黒ボクサーは白眼をむいて口から泡を吹いた。

 

 

「さて、次はお前達だ。」

 

 

竜伍は残りの不良達を冷たく冷酷な目で見た。

 

 

「く…クソッ!」

 

 

不良達は色黒ボクサーを連れて尻尾巻いて逃げていった。

 

 

「ハァ〜…帰るか。」

 

 

竜伍は地面に置いていたバックを持って帰ろうとすると。

前から和泉がやって来て。

 

 

「なぁ、有馬。黒い玉がある部屋って知ってるか?」

 

 

「!?」

 

 

 




竜伍君の感情が爆発している事への説明が書けて良かったです。


これで納得して貰えると良いのですが。


分からなかったら感想下さい。


次回もお楽しみにです。


感想、指摘待ってまーす。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。