GANTZ 変な特典をもらった男の物語   作:鼻眼鏡26号

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「すみませんでした!!思った以上につまらない話で短いです。」

「ちょっと、スランプのせいで残念な話になりました。」

「温かい目で見てください。」

「それではスタート。」




閑話休題 有馬竜伍の人生が変わる前日

高校 竜伍のクラス

 

 

そこには、いつもの日常があった。

 

 

「さて、出席取るか。えーと。」

 

 

先生は出席簿を開いて名前を見て。

 

 

「有馬 竜伍」

 

 

「…………」

 

 

クラス内は静かで声が先生の呼ぶ声だけが聞こえた。

 

 

「あれ?有馬が居ないのか?誰か有馬から伝言やら聞いてないか?」

 

 

「…………………」

 

 

再び静寂な空間になった。

 

 

「珍しいなあいつが休むなんて。」

 

 

先生は出席簿にある有馬の欄に休みと書いた。

 

 

 

 

 

 

その休みである竜伍は。

 

 

 

 

 

「……………」

 

 

街を歩いていた。

 

 

(………格闘技の技は大方頭に入ったな。しかし、実戦ではそんな技を使える訳ではないからやはり、独自のやり方を考えるか。」

 

 

ドンっ!

 

 

「イテッ!」

 

 

「…………」

 

 

竜伍は人にぶつかったが集中しすぎて気付いていなかった。

 

 

「おい!聞こえてんのか!」

 

 

どうやらガラの悪い男に当たってしまったようだ。

竜伍の肩を掴もうとしたが。

 

 

「俺は変な奴に絡まれやすいみたいだな。」

 

 

「まぁ………実験台には丁度いいか。」

 

 

竜伍を掴もうとする腕を左手で掴み引き寄せて腹を肘で打ち込む。

 

 

「ごはっ!」

 

 

腹を打たれて前屈みになると。

今度は顔面に拳を打ち込む。

 

 

「ブハッ!…な…なんだよ!テメェ!!」

 

 

「……………」

 

 

ザワザワ

 

 

「さっさと逃げるか。」

 

 

そう言って竜伍は走り去って行った。

 

 

 

 

竜伍宅

 

 

 

 

「ああああああああ…クソッ!」

 

 

竜伍は先ほどの行動に後悔していて荒れていた。

 

 

「何なんだ?」

 

 

今度は急に落ち着きぐるぐると部屋を歩き回る。

 

 

「…どうすればいいんだ。」バタンッ

 

 

今度は急にやる気が無くなりベットに突っ伏して動かない。

 

 

 

 

 

次の日 竜伍宅

 

 

 

 

 

「……………いつの間にか寝てたのか。」

 

 

あの後から特に何もせず竜伍は動き回っていたがいつの間にか寝ていたのである。

 

 

「………気分転換に学校に行くか。」

 

 

竜伍は制服に着替えて家を出た。

 

 

学校に着くと

 

 

(周りの音が煩わしいな。)

 

 

いつもは気にしなかった周りの音はいつも以上にうるさく感じていた。

 

 

(こんな事今まで無かったのにな。)

 

 

そんなことを考えていながら授業は進み気付いたらすでに放課後になっていた。

 

 

「おーい有馬!」

 

 

竜伍を呼んだのは竜伍の担任であった。

 

 

「…なんでしょう。」

 

 

竜伍は面倒くさいが一応礼儀正しくしようと話を聞いた。

 

 

「いや〜大したことじゃないんだが昨日はどうしたんだ?」

 

 

「…昨日ですか。病欠です。」

 

 

「そ…そうか。わかったあーもう帰っていいぞ。」

 

 

「そうですか。それでは失礼します。」

 

 

竜伍は歩いて去って行くが。

 

 

「有馬に限って暴力事件は起こさないよな。」

 

 

担任はポツリと呟いた。

 

 

 

 

 

これは、有馬竜伍の次のステージへ動き出す前日である。





「次回から本格始動させます。」

「この度はつまらなくて申し訳ないです。」

「これからもこの作品を見てくださると幸いです。」

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