GANTZ 変な特典をもらった男の物語   作:鼻眼鏡26号

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「ヤッベ〜話考えるだけで一週間もかかっちゃった。」


「まぁ、不定期更新ですが一週間を目安に頑張っていきます。」

「それではスタートです。」


採点+言い合い?

「さて、戻ってこれたな。」

 

 

狩りも終わり現在転送中なのである。

 

 

「さてと、スーツが壊れてるから暫くは練習も無し。それなら、遊ぶか。」

 

 

竜伍のスーツはここへ来る前に停止状態になっているので次までスーツは無いのである。

 

 

「帰ってこれた。」

 

 

そうこうしていると続々と帰ってきていた。

 

 

「あ!テメェ!」

 

 

「そう言えばあんた居たな。」

 

 

竜伍に拘束されていたリーダーヤンキーが帰ってくると同時に突っかかってきた。

 

 

「お前が連れてったあいつはどこだ!」

 

 

「あー囮としてちゃんと機能してくれたよ。」

 

 

「りゅ…竜ちゃんがあいつの拘束をしてたのか!?」

 

 

竜伍の言葉に全員が驚いた。

 

 

「テメェェェェ!!」

 

 

リーダーヤンキーが怒り竜伍に殴りかかってきた。スーツの機能があるため生身で食らうと最悪死ぬこともあるが。

 

 

「怒りに身を任せると確かに動きが単調だな。」

 

 

竜伍は軽々と避けてスーツの弱点を破壊し機能停止にさせた。

 

 

「ガッ!」

 

 

「学ばない馬鹿だな。」

 

 

竜伍はリーダーヤンキーを転ばせて頭を思いっきり蹴った。その衝撃でリーダーヤンキーは気絶した。

 

 

「竜ちゃん!何て事を!」

 

 

「………ガンツ採点を始めろ。」

 

 

加藤の言葉を無視して竜伍は言った。

 

 

ジリリリリリリリリリ!!!

 

 

目覚まし時計の音を鳴らしガンツは画面に採点を表示した。

 

 

 

 

 

 

ヤンキー

 

 

0点

 

 

竜伍くんにやられすぎ(笑)

 

 

 

 

 

 

巨乳

 

 

10点

 

 

残り90てん

 

 

 

 

「………もうやだ。」

 

 

「田中星人一体5だな。」

 

 

落ち込む岸本に冷静に考える竜伍。

 

 

 

 

加藤ちゃ(笑)

 

 

 

10点

 

 

のこり90てん

 

 

 

「確かに加藤君も2体だったよね。」

 

 

「…………」

 

 

「加藤君?」

 

 

加藤は先程から黙ったままである。

 

 

 

 

さだこ

 

 

0点

 

 

ホモのこと見過ぎ

 

 

「あいつか。」

 

 

竜伍は後ろのキッチンに隠れている髪の長い女を指した。

 

 

「ホモって誰だ?」

 

 

「少なくとも俺ではないってことはお前だろ北条」

 

 

「そんな訳がー」

 

 

ホモ

 

 

10点

 

 

のこり90てん

 

 

 

 

「………」

 

 

「………」

 

 

「俺はホモじゃねえ!!」

 

 

画面が出たと同時に2人は端まで逃げていた。

 

 

「俺にはそうゆう趣味はない。」

 

 

「プッ………か…加藤君も竜伍君もひ…必死すぎ〜」

 

 

岸本はクスクスと小さく笑っていた。

 

 

 

竜伍くん

 

 

35点

 

 

トータル38てん

残り62点

 

 

 

 

 

「田中星人四体にボスが15点か。」

 

 

計算早く考える竜伍。

 

 

「す…すげえ。」

 

 

「近寄るなホモ条」

 

 

「だから、ホモじゃねぇつーか勝手に名前を変えるな!!」

 

 

竜伍と北条が言い合っていると。

 

 

「竜ちゃん、もう今回みたいなことはしないでくれ。」

 

 

「?何が、囮か?それともスーツ無しで動いたことか?」

 

 

竜伍は考える中で今回の指摘されるような点を言った。

 

 

「どっちもだ。今回は生きてたから良かったものの―――」

 

 

「過程はどうあれ生きて帰ってこれたこの結果に不満があるのか?」

 

 

加藤の言葉を遮るように竜伍は言った。

 

 

「結果が全てじゃないよ。傷ついて欲しくないから言ってるの。」

 

 

岸本も竜伍に言ってきた。

 

 

「傷なんて帰って来れば全て治る。」

 

 

「それでも!無茶はしちゃダメだ!」

 

 

竜伍の言葉に加藤は叫んだ。

 

 

「無茶せずにどうやって戦うんだよ。俺らは戦闘なんてしたことのないど素人が訳も分からない化け物と戦うなんて実際無謀にも等しいことを毎回やらされるんだぜ?敵を知るには無茶しなけれ何も分からないままだ。」

 

 

「敵を知るならそれに合う力を持った適材適所の人に任せるのが一番でしょ。」

 

 

「それもそうだな。しかし、次も俺は勝手にやらせてもらう。」

 

 

竜伍には反省の色が見られない。

 

 

「竜ちゃん!」

 

 

加藤は怒鳴るが竜伍は気にせず歩きだす。

 

 

「帰らせてもらうぞ。」

 

 

そう言って竜伍は部屋から出て行った。

 

 

「竜伍君。」

 

 

岸本も竜伍を追いかけるように走って行った。

 

 

「あいつが言ってた毎回戦うってことはまたここに呼ばれるのか?」

 

 

「………ああ、ここに呼ばれる時の前兆として寒気みたいなのがあってそれから少しすると転送される。その時にスーツを手に持ってるか着ていれば持ってこれる。」

 

 

「わかった。それじゃあな。」

 

 

それだけ聞いて北条は帰って行きそれを追いかけるように貞子も帰って行った。

 

 

「俺は一体どうすればいいんだ。」

 

 

残った部屋に加藤は考えていた。

 

 

 




「さてさて次は竜伍君の日常を書きましょう。」

「それではさいならー」


感想、指摘待ってまーす。

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