パズドラがバーチャル化?   作:ぷーすけ

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ものすんごい遅れてすみません!!

てか久々にパズドラ開いたら色々とやばいことになっててもうなんかヤバかった!


番外 夏といったら!! ③

水メタ「とは言っても久々のお客さんだからなー。 嬉しくてお姉さん手加減なんてできないかもー!」

 

そういって水メタは水のオーラを纏った。

 

イース「そうね。 その時はごめんなさいね」

 

イースもフフッと笑い、今まで背中にたたんでいた翼を開き冷気を放つ。

 

 

……おいおいこれやばいんじゃね? こいつらの全力を受けたら軽い怪我じゃ済まなそうだぞ?

 

アルビダ「わ、私も本気出すから怪我にはせいぜい気をつけることね‼︎」

 

 

 

……うん。この娘は大丈夫だな。 こう言っているけどなんやかんやで手を抜いてくれるパターンだこれ。

 

 

ヴァルキリー達の方を見ると3人とも真剣な眼差しで俺を見て黙って頷いた。

 

ヴァルキリーはいつものことだが普段ふざけ倒しているエキドナまでもがそんな表情になるなんて珍しい。

それだけ今回の戦いはヤバイってことか。

 

 

…俺も気を引き締めないとな。

 

 

俺「……準備OKだ…」

 

イース「じゃあ始めるわよ。 水メタさんお願いね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水メタ「はい!! 遂に始まりました 夏休み特別企画!! んー………名付けて【ドキッ! 女性だらけの夏休み!】!!」

 

イース「遂に始まったわね」

 

アルビダ「正直待ちくたびれてたところでしたわ」

 

水メタ「私もウズウズしちゃう! さあでは早速1種目に……」

 

 

俺「ちょっとまったぁー!!」

 

なんか話が違う方向に向かっているのに気付いた俺は一旦ストップをかける。

 

イース「何かしら。 競技の説明なら後で…」

 

俺「いやそうじゃねーだろ!! なんか趣旨が違っているように見えるのは俺だけ?」

 

メタ「私もよ、姉さん。 今から何をするのかしら」

 

水メタ「何って、色々やるけど」

 

メタ「色々?」

 

水メタ「ビーチバレーでしょ? スイカ割りでしょ、遠泳でしょ?、あとはねー」

 

はっ?

 

ヴァル「…えっとー、それはつまり戦いはしないということでしょうか?」

 

水メタ「YES! レッツエンジョイサマー!!」

 

 

「…………………え?」

 

 

それを聞いた俺達一行は一気に力が抜ける。

 

 

エキドナ「なあんだ、戦わないのか」

 

メタ「緊張していた自分が馬鹿みたいだわ」

 

ヴァル「ほっ、よかった……あっ、い、いえ戦えなくてとても残念です!」

 

いいんだぞヴァルキリー言い直さなくても。 実際俺も戦わなくて安心しているからな。

 

 

 

てな訳で【ドキッ! 女性だらけの夏休み!】?の企画が始まったのであった。

 

 

 

………うん正直嫌な予感しかしないな。

 

 

 

 

俺「、で何をするんだ?」

 

水メタ「うーんとねー……じゃあ最初はこれ!」

 

そう言って水メタが取り出したのはビーチバレーボールだった。

 

 

ふむ。 バレーボールか…。

こう見えても一応運動神経は悪くないほうで、どの球技もそこそこできると自分で思っている。

まあ相手は全員女の子だし少しは手加減するか、

 

と思った刹那

 

何か冷たいものが俺の頬を物凄い速さで通り抜ける。

 

俺「うお!?!?」

 

水メタ「はい一点!」

 

エキドナ「ちょっとマスター、ぼーっとしてないで返してよ!」

 

俺「お、おうごめん」

 

あれ?おかしいな、なんかさっきボールがかすめた方の頬が軽く霜焼けになってるんだけど。

 

メタ「ちょっと姉さん。 ボールを凍らせるのはありなのかしら」

 

水メタ「あ、あれーおっかしいなー気づかなかったわ。ねぇイース」

 

イース「そうね、たまたまよ」

 

 

いやいやじゃあ貴方の口から出てるそのいかにも凍らせることのできそうな白い息は一体なんなんですかイースさん。

 

エキドナ「そうね、偶然なら仕方ないか。じゃあ次はこっちからね」

 

そう言ってエキドナはボールを真上に上げる。

 

おおー、ジャンピングサーブか。なかなか粋なことするねぇ、とか思ってたらいきなりエキドナが火を吐いた。 そして空中のボールが火に包まれる。

 

俺「!? いやお前なにして…」

エキドナ「食らえ! ファイヤーアターク!!」

 

ボールが俺の頭の上をかすめて相手のコートにいく。

 

俺「うお、 危な! 殺す気か!」

 

水メタ「甘いわね、私たちを何タイプだと思っているのかしら、アルビダ!」

 

アルビダ「まかせて! イース!」

 

イース「まかせなさい」

 

そう言うや否や水メタは来るボールをすぐさま消火してレシーブをする。そのボールをアルビダがトス。最後にイースが凄まじいスパイクを決めた。

 

水メタ「やったー二点目!」

 

 

エキドナ「く、この技が通用しないなんて」

 

ヴァル「強いですね…」

 

メタ「ふ、やるじゃない」

 

いや貴方達ルール知ってます? 何このある意味高度な戦い。

 

 

 

その後も俺のパーティは果敢に挑む(反則)も相手の圧倒的な連携プレーの前に倒れたのだった。

 

ちなみに俺は途中から外から見ていました。 ……うんあれは人間が関わってはいけない気がする。

 

 

 

水メタ「じゃあ一回戦は私達の勝ちね」

 

俺「え? これ何回戦まであるの?」

 

水メタ「3回よ。 だから先に2回勝てば勝ちね」

 

俺「負けた方はなんかあるのか?」

 

水メタ「ないよー、元々私達が暇潰しでやってるようなものだしね」

 

それを聞いて少しホッとする俺。

でもただ負けるなんて俺のプライドが許さない。 できる限りとことんやってやろうじゃないか。

 

 

 




後編とか言ってるのにまた分かれるとか…いい加減すぎる……すみません(ー ー;)

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