パズドラがバーチャル化?   作:ぷーすけ

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ちょっと人数が増えるのでss風にしました。

慣れてなくて書きづらかったですけどご了承下さい(ーー;)


番外 夏といったら‼︎ ②

見渡す限りの海、海、海。

真っ青な海原は地平線の向こうにまで続いていて辺りではカモメが鳴いている。

空も快晴で雲一つ無く日差しも地面を焼き尽くすくらい強く照らしていて、まさに南国の雰囲気を醸し出していた。

 

俺「いやあ着いたねぇ」

 

早速水着姿に着替えた俺たち一行は砂浜でストレッチをしていた。

 

俺「準備体操はしっかりやっておけよ? じゃないと海で溺れるからな?」

 

メタ「マスター」

 

俺「ん?」

 

メタ「ダンジョンに行くんじゃないのかしら」

 

俺「……‼︎ 」

 

やべ、海のことがいっぱいですっかり忘れていた。 てかそれもあって3人とも行くことを了承したんだっけ? まあエキドナは結構乗り気だったけど。

 

俺「そ、そうだよ⁉︎ それも兼ねての準備運動だからね!」

 

ヴァル「でも、戦うのにこの格好はちょっと…////」

 

俺「大丈夫大丈夫! こういう洒落たダンジョンは敵もそんな強くない!……と思うから」

 

 

あれ? これはもしかしてフラグか?

 

 

ヴァル「というか、やっぱり恥ずかし…」

 

俺「心配しないで‼︎ 俺も極力下を向いてるから‼︎」

 

ここまで来て返すものか! と俺は必死に言葉を繕う。 っていってもワープでひとっ飛びでいつでも行き来できるわけだけど。

 

そんなこんなでなんとかヴァルキリーを説得できた。

後はエキドナか? とエキドナの方を見ると

 

 

エキドナ「ひゃっほーー‼︎‼︎」

 

俺「………」

 

エキドナ「ひゃーーーーー‼︎‼︎」

 

俺「………」

 

 

砂浜で泳いでいた。

 

…うん。なんかもう充分すぎるほど満喫してそうだから大丈夫だな。

 

つーか砂浜で泳ぐって何? あいつバカなの?

 

 

俺「おーいエキドナー! ダンジョン行くぞー!」

 

エキドナ「えー、私海で遊びたーい!」

 

俺「いいから! それは後な!」

 

実際俺もそうしたい気満々なんだけどあいつらが何言うか分からないから我慢してくれ。

 

メタ「ところでそのダンジョンはどこでやっているのかしら?」

 

俺「確かに……どこだ?」

 

 

俺達はキョロキョロと辺りを見回すがそれらしきものは見えない。

 

そこで俺達は少し歩いて探すことにした。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

しばらく砂浜に沿って歩いていると女性3人がビーチボールで遊んでいるのが見えた。

 

俺「あの人達に聞いてみるか、あのー、すみません」

 

???「あら、どなたかしら」

 

俺が声を掛けると3人のうちの1人が振り返る。

 

俺「………‼︎‼︎‼︎」

 

うわっ、めっちゃ綺麗な人じゃん‼︎

その瞬間俺の目線はその人に釘付けになった。

 

 

俺「…………………」

 

???「………⁇」

 

俺「…………………」

 

ヴァル「ち、ちょっとマスター! 何してるんですか⁉︎」

 

俺「……はっ‼︎ ごめん! 」

 

 

お互いに何も喋らないで見つめあっているだけの妙な状況に気づいたヴァルキリーが声をかけ、俺を我に帰らせる。

 

危ない危ない。 危うく第一印象を悪くするところだった。

 

俺「実は……」

 

そう言いかけて視線をその女性に戻すと訝しげな目で見られている。

 

うん。 全然大丈夫じゃなかった。

もう絶対印象悪く写ってるじゃんこれ‼︎

 

俺「…えっと俺達ここで開催されているダンジョンに挑戦しに来たんですけど、どこにあるか知っていますか?」

 

もうこの際だし吹っ切れた俺は本題に入る。

 

するとその女性は目を丸くして答える。

 

???「あら、それだったらここよ」

 

俺「ここって…具体的に言ってもらえると…」

 

???「だからここよ」

 

そう彼女は自分を指差して答える。

 

俺「え、貴方?」

 

彼女は頷くと後ろで遊んでいる2人も呼んだ。

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

なんか人数が増えてごちゃごちゃになったので整理すると、どうやらここのダンジョンはこの3人と戦うらしい。

 

でもなんかこの3人が強すぎるらしく全然挑戦する人がいなくて俺達が久し振りのお客だそうだ。

 

 

とりあえずお互いを知るため自己紹介をしてもらうことにした。

 

 

イース「じゃあ私からね。 ヘライースよ。周りからは氷の女王とか言われているけどよくわからないわ」

 

俺が最初に話しかけた人だ。 なんか真夏なのに白い息が出てるのはやっぱり氷の女王だからかな?

 

 

アルビダ「アルビダと申しますわ。 正直貴方達とは馴れ合う気は無いわ。だ、だからあまり話しかけないで欲しいものね‼︎」

 

なるほど、これがツンデレか。生で見るのは初めてだけど中々いいな。

 

 

水メタ「メタトロンちゃんのお姉さんの水メタでーす!! やっぱ夏サイコー!!」

 

えっ、そうなの⁉︎っとメタトロンの方を見ると苦笑いをしていた。

姉妹でこんなに違うものなのか。

つーかお前の姉ちゃんバカ丸出しだぞ。

 

 

向こうか終わったのでこっちも適当にやって自己紹介は終わり雑談をしていた。

 

 

 

イース「それじゃそろそろ始めましょうか」

 

水メタ「そうね」

 

ひと段落ついたところでイースが話を持ち出す。

あー結局やるのねと思いながらも気を引き締める。 まあ一応勝負だから真剣にやらないとな。

 

ヴァルキリー達も勝負の体制に入る。

 

 

俺「それじゃおてやわらかに…」

 

 

そういって俺はスマホを取り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




20話です‼︎

これからもできる限り頑張っていきたいと思います‼︎

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