練火です(`ー´ゞ
生存報告の変わりに投稿しました。
哨戒基地占領から翌日のアークエンジェル談話室。
そこには、カズ・レーア・ルル艦長・マドック・フェズ・ショウマの六人がいる。
そこで昨日のハイパー化についての説明をカズとマドック・レーアがしていく。
えっ?ルル艦長はしなかったの?無理無理、あの子頭から煙出すところまで考えたけど無理だったから……あの子が艦長で大丈夫かアークエンジェル?
その説明が一通り終わりフェズが出された紅茶を飲みながら
「ーーーーへぇ~。じゃあ、あれが覚醒現象ってやつかい?噂で聞いたことはあったが、まさか本当だったとは」
「なるほど…やっぱり化け物級ですね」
「しかも、これ口外したらほぼ死刑確実とか……聞きたくなかったなぁ」
フェズ・ルル艦長・ショウマが各々の感想を洩らす。ってルルさんや、アンタはこっち側だろうが………
内心でタメ息を吐いていくと、談話室にカレヴィとウルージ中将が入ってきた。
正座していた三人は即座に立ち上がり皆と同じように敬礼する。
「あぁ、そんな固くならなくとも良い」
その言葉で全員が緊張を解く。
「さて、今日来たのは君達が一番戦力が有ると上層会議で決まってな。その指令を言い渡しにきただけだ」
「新しい指令…ですか?」
マドックが訪ねると、ウルージは頷き。内容を口にした。
「うむ、降伏した兵士が話してくれたお陰でな。ここに本陣を置いている連合の戦力がある程度解ったので」
その言葉に全員が唾を飲み、次の言葉を聞く。
「ーーーーー三日後、連合アメリカ本部を落とす作戦が決まった」
『!!』
全員が本当かと驚く。
「ああ、先発は私の部隊が本部に近い連合支部に強襲をかける。その間にアークエンジェルの君達には本部を落としてもらいたい」
「ち、ちょっと待ってください!!私たちだけでですか!?」
ルルが声を荒げてそう抗議するが、ウルージはそうだと頷き、足早に部屋から出ていった。
「連合本拠地を…俺達だけで…………」
ショウマが不安そうに呟いている。
それを聞きながら、カレヴィとフェズに問いかける
「俺達だけで勝率はどのくらいだと思いますか……??」
「そうだな……現状では30…いや20%有れば良い方だろうな」
顎に手を添えながら、カレヴィは答える。
20%か……随分な賭けに成りそうだな…………。
「……この三日間の間に遺書を書いた方が良さそうね」
レーアの言葉が重苦しい空気に消えていった。
その後、各々が自室に戻る中。カズは格納庫で考え事をしていた。
戦闘の最中に聞こえた敵兵士の声……だが、後で訊くと誰もオープン通信にはしてなかった……どう言うことだ?
最終調整に入るアルテミスを見上げ、カズは呟く。
「ーーーーーお前はいったい何なんだ……?」
だが、その問いの答えは帰っては来なかった。
駄文全開です(笑)