命が尽きるまで   作:練火

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おひさしぶりーーーーー!!!!

練火です(`ー´ゞ
生存報告の変わりに投稿しました。




第11話

哨戒基地占領から翌日のアークエンジェル談話室。

そこには、カズ・レーア・ルル艦長・マドック・フェズ・ショウマの六人がいる。

そこで昨日のハイパー化についての説明をカズとマドック・レーアがしていく。

えっ?ルル艦長はしなかったの?無理無理、あの子頭から煙出すところまで考えたけど無理だったから……あの子が艦長で大丈夫かアークエンジェル?

 

その説明が一通り終わりフェズが出された紅茶を飲みながら

 

「ーーーーへぇ~。じゃあ、あれが覚醒現象ってやつかい?噂で聞いたことはあったが、まさか本当だったとは」

 

「なるほど…やっぱり化け物級ですね」

 

「しかも、これ口外したらほぼ死刑確実とか……聞きたくなかったなぁ」

 

フェズ・ルル艦長・ショウマが各々の感想を洩らす。ってルルさんや、アンタはこっち側だろうが………

内心でタメ息を吐いていくと、談話室にカレヴィとウルージ中将が入ってきた。

正座していた三人は即座に立ち上がり皆と同じように敬礼する。

 

「あぁ、そんな固くならなくとも良い」

 

その言葉で全員が緊張を解く。

 

「さて、今日来たのは君達が一番戦力が有ると上層会議で決まってな。その指令を言い渡しにきただけだ」

 

「新しい指令…ですか?」

 

マドックが訪ねると、ウルージは頷き。内容を口にした。

 

「うむ、降伏した兵士が話してくれたお陰でな。ここに本陣を置いている連合の戦力がある程度解ったので」

 

その言葉に全員が唾を飲み、次の言葉を聞く。

 

 

 

 

 

 

 

「ーーーーー三日後、連合アメリカ本部を落とす作戦が決まった」

 

 

 

『!!』

 

全員が本当かと驚く。

 

「ああ、先発は私の部隊が本部に近い連合支部に強襲をかける。その間にアークエンジェルの君達には本部を落としてもらいたい」

 

「ち、ちょっと待ってください!!私たちだけでですか!?」

 

ルルが声を荒げてそう抗議するが、ウルージはそうだと頷き、足早に部屋から出ていった。

 

「連合本拠地を…俺達だけで…………」

 

ショウマが不安そうに呟いている。

それを聞きながら、カレヴィとフェズに問いかける

 

「俺達だけで勝率はどのくらいだと思いますか……??」

 

「そうだな……現状では30…いや20%有れば良い方だろうな」

 

顎に手を添えながら、カレヴィは答える。

20%か……随分な賭けに成りそうだな…………。

 

「……この三日間の間に遺書を書いた方が良さそうね」

 

レーアの言葉が重苦しい空気に消えていった。

 

 

 

 

その後、各々が自室に戻る中。カズは格納庫で考え事をしていた。

戦闘の最中に聞こえた敵兵士の声……だが、後で訊くと誰もオープン通信にはしてなかった……どう言うことだ?

最終調整に入るアルテミスを見上げ、カズは呟く。

 

 

 

 

 

 

 

「ーーーーーお前はいったい何なんだ……?」

 

 

 

 

 

 

 

だが、その問いの答えは帰っては来なかった。

 




駄文全開です(笑)

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