異空生物―喰種―イクーセイブツ―グール―   作:中2病人間M

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赫者

「対象喰種(グール)確認」

「シニガミさん、どうしますか?」

「眼帯はクインケを構えろ」

「了解」

 

 

シニガミと眼帯はクインケを構えた。

 

 

「残りはRcバレットを構えろ」

「了解」

 

 

シニガミと眼帯以外の捜査官たちはRcバレットを構えたのだ。

 

 

目先には白いマスクをつけた喰種(グール)がいたのである。

 

 

「Aレート喰種(グール)デビルズテイル(悪魔の尻尾)だな、異空生物対策法に基づき貴様の身柄を拘束する、抵抗するならば駆逐する」

「動くなよ、動いても殺すからな」

「は?死ねよ」

 

 

デビルズテイルは即座に黒い先端が三角形の尾赫の赫子を出した。

 

 

「抵抗する気か!!」

「シニガミさん、殺しましょう」

 

 

僕は対策部から支給された甲赫のクインケをデビルズテイルに振り回したのだ。

 

 

「そんなので私に勝てるかしら?」

 

 

僕は左手を尾赫に切り落とされたのである。

 

 

「アハッ、弱ぁぁ」

 

 

僕はクインケを地面に突き刺しマスクの口元のチャックを開け落とされた左手の欠損部分を少しかじった。

 

 

「は?あんた、喰種(グール)?」

 

 

僕は赫眼を発眼させると左手から赫子を出して置いている手を拾い赫子を使い接着させ再生させたのだ。

 

 

「どーゆーこと……」

 

 

僕は指を鳴らすとクインケを拾い喰種(グール)の力でクインケを振りかざしたのである。

 

 

「なにっ!?」

 

 

デビルズテイルは尾赫でクインケを防いだ。

 

 

「死ねよ、クズ」

 

 

僕は鱗赫を4本だしてデビルズテイルの首をふっ飛ばしたのだった。

 

 

 

 

 

その後、僕は喰種(グール)の死体を前に対策部へ通信を入れようとしていたのだ。

 

 

しかし、

 

 

「…………………………………えっと、なんて通信すればいいんでしたっけ、シニガミさん?」

 

 

シニガミは眼帯に対策部への通信の入れ方を教えたのである。

 

 

「覚えとけよ」

「はい……すいません」

 

 

ソラのやつ、交戦中以外は普段と変わらないのにな、いざ、喰種(グール)を前にすると容赦なく殺すよな。

 

 

喰種(グール)対策部、喰種(グール)対策部、応答を願います、こちら眼帯」

『はい、こちら喰種(グール)対策部です』

「19時16分、ターゲットの喰種(グール)を駆逐完了」

『ターゲット駆逐了解』

「ターゲットによる犠牲者はなし、以上」

『犠牲者はなし、了解』

 

 

 

 

 

その後、対策部のヘリコプターが到着し駆逐した喰種(グール)の遺体をヘリコプターに収用し僕らもヘリコプターに乗った。

 

 

僕らはそれぞれマスクを外しマネキンマスクの状態となったのだ。

 

 

「ソラ、デビルズテイルは君に所有権がある、研究室に運ばれるから後は自由にしてくれ」

「わかりました、ありがとうございます」

 

 

原則、こちらの世界に現れた喰種(グール)は逮捕しようが駆逐しようが確保した捜査官に所有権があるのである。

 

 

喰種(グール)の処遇は状況によって様々である、駆逐した場合は赫包をクインケにし残りの遺体はRc結晶にする、息のある場合はその喰種(グール)の度合いにもよるが死刑、赫包を取り除き懲役後喰種(グール)の世界への強制送還、赫包を取り除きそのまま強制送還、対策部に登録しこちらの身分証明書を発行し条件付きで日常生活に帰すなど様々なのであった。

 

 

 

 

 

その後、僕は対策部へ帰還すると研究室へ向かった。

 

 

研究室ではクインケを作ったり場合によっては喰種(グール)の実験、解剖などを行っているのだ。

 

 

「どうも、ナグモさん」

「どうも、博士、デビルズテイルは?」

「奥の部屋、終わったら知らせて」

「どうも」

 

 

この博士はこの研究室の最高管理者である。

 

 

僕は部屋に入ると首と体が分けられた女性の遺体があった。

 

 

「………」

 

 

僕は自分の肉をひとかじりすると赫眼を発眼させたのだ。

 

 

「……いただきます」

 

 

 

 

「あれ、なんか音しません?」

「あー、ほっとけほっとけ」

 

 

博士とその助手がそんな会話をしているうちにも何かを噛みちぎる音が響いていたのである。

 

 

そして、すぐにその音は止まったのだった。

 

 

部屋からその音を出してた張本人が出てきた。

 

 

「博士、終わりました」

「そうかい、残りはどうする?」

「僕は要りません、Rc結晶にでもしといてください」

「所有権を破棄するってことでいいかな?」

「え、あ、えぇ」

「じゃここにサインを」

「あー、はい」

 

 

僕は博士の書類にサインしたのだ。

 

 

「ところで血、洗いなよ」

「……はい」

 

 

 

 

 

そして、数日後、学校では、

 

 

「なぁ、調子どうだ?ソラ」

「いいぞ、色んな意味で」

「ナグモ君、よかったね」

「そうそう、俺らも絶好調だぜ、な、カナちゃん!!」

「………」

「ちょ、なんで黙るのさ!?」

「………」

「カナちゃん……」

「ブッ、ウソウソ、ごめんね、ダイチ君」

「もう、カナちゃん!!」

「ごめんっ…痛っ!!」

「カナちゃん!?」

「大丈夫?」

「ごめんごめん、2人とも」

 

 

カナさんはあの喰種(グール)に折られた腕がまだ痛むようだった。

 

 

「そうだ、カナちゃん、腕が治ったらどっか行こう!!どこがいい?」

「原宿のカフェ!!」

「俺はカナちゃんとならどこでもいい!!」

「ウケる」

「……バカップルめ」

「なんだよ、ソラ、羨ましいのかぁ?」

「は?」

「てか、ナグモ君気になる子とかいないの?」

「え、あ、いないけど」

「マジかよ」

「てか、まず気になるとかの前にこの身体じゃダメでしょ」

「「…………」」

「ごめん、シラけた」

「別に、な、ソラ、今日予定は?3人でカラオケでもいかね?」

「いいね、カラオケ」

「あ、今日、シフトだわ、ごめん」

 

 

 

 

 

「ソラ君、お疲れ様」

「お疲れ様です」

 

 

僕は野村珈琲(コーヒー)店での仕事をし終えたのである。

 

 

「ソラ君」

「はい?」

「気を付けるんだよ」

「……はい、ありがとうございます、店長」

 

 

 

 

喰種(グール)世界の路地裏、そこをひとりの若い女性が歩いていた。

 

 

「やばっ、まじで迷子になったわ、急いで帰らないと……」

 

そこへ、

 

 

「……こんばんわ」

「え……」

 

 

男性が女性へ声をかけてきたのだ。

 

 

「ダメじゃないの、若い子がこんなところをひとりでうろついちゃ」

「いや、その……あ……」

 

 

女性は嫌な予感がしていたのである。

 

 

「召し上がれって言われてるみたいだな!!」

 

 

男は赫眼へと変わった。

 

 

「いやぁぁぁぁ!!」

 

 

女性は逃げようとするも腰が抜け尻餅をついてしまったのだ。

 

 

「若い子はいいなぁ、さて、どこから食べようかな」

「や…やめて……お願い……見逃して……」

「嫌だね」

「だ、誰か……」

「フハッ、誰も来ねぇよ」

 

 

その時

 

 

「で、来たらどーする?」

 

 

突如、何者かが現れて喰種(グール)の顔面を蹴り飛ばしたのである。

 

 

「うがっ、誰だ!?」

「あなたと同じ喰種(グール)ですよ」

「てめぇ横取りかよ、殺す!!」

 

 

喰種(グール)は甲赫の赫子を出した。

 

 

「甲赫か」

「殺す!!」

 

 

喰種(グール)は甲赫を僕へ振りかざしてきたのだ。

 

 

「でかいな」

 

 

僕は相手の甲赫を自分の鱗赫でガードし反撃の隙を狙ったのである。

 

 

「そんな脆い鱗赫でよくケンカ売れたな、後悔するぞ」

「脆い分、再生力はピカイチなのでね」

「は?そんな素人みたいな戦いかたでよく言うな、ほら、これでどうだ!!」

 

 

僕は相手の甲赫で両腕を地面に叩きつけられ封じられた。

 

 

「ケッ、動けねぇだろ、まず、てめぇ殺して……」

 

 

僕は足を振り上げて喰種(グール)の顔面を蹴り飛ばしたのだ。

 

 

「がっ……」

 

 

甲赫の拘束が緩むと抜け出し喰種(グール)を再び蹴り飛ばしたのである。

 

 

「……なんで、腕、痛くねぇのかよ!?」

 

 

僕の両腕は変な方向へ曲がっていた。

 

 

「……痛いですよ、慣れてるだけで」

 

 

僕の両腕を赫子が包み込んだ。

 

 

僕の再生はこうゆう感じだ、欠損部分を赫子が包みいったん赫子で溶かし赫子が正常な肉体の形を作りそれを細胞と置き換えて再生するのである。

 

 

「なんて再生力」

「言ったでしょ、再生力だけはあるって」

 

 

僕は指を鳴らし喰種(グール)に近づき背後に回り首に腕を回した。

 

 

「!!やめてくれ、見逃してく……」

「嫌だね」

 

 

僕は喰種(グール)の首をへし折ったのだ。

 

 

「……立てますか?」

「……え」

「こーゆー所には入らない方がいいですよ 」

「……あの」

「ん?」

「……ありがとうございました」

「……………」

 

 

 

 

それから少し離れた路地裏からガツガツと言うかじる音が聞こえていたのだった。

 

 

 

 

 

僕は色んな場所で人間を殺す喰種(グール)を殺して喰っていったのである。

 

 

そして、目標の10人まであと1人というところまできた。

 

 

 

 

 

「なんだてめぇ」

「いいから死ね」

 

 

喰種(グール)の世界で僕は同じ鱗赫の喰種(グール)と交戦していたのだ。

 

 

その時

 

 

「動くな!!」

「喰種《グール》捜査官だ、動いたら駆逐する」

「捜査官?……ってこっちの捜査官か」

 

 

そういや、この世界には喰種(グール)処理省とかいう場所あったな。

 

 

「……マスクつけてない、やべぇ」

「上等、あの赫子」

「ああ、Sレート喰種(グール)ハートキラー(心臓殺し)だ」

「ハートキラー、鱗赫の喰種(グール)で補食対象者を赫子でバラバラにしたあと心臓だけを持ち去るという……で、あっちの喰種(グール)は見たことありませんね、マスクは……まるで、眼帯ですね」

「俺がハートキラーと交戦する、お前は眼帯?のレートを測定しつつ交戦しろ」

「了解」

 

 

そして、上等と呼ばれた捜査官が尾赫、もうひとりが甲赫のクインケを構えた。

 

 

「なぁ、眼帯?さんよ、ここは奴等をなんとかしようぜ」

「……そうだな」

 

 

僕とハートキラーはそれぞれ捜査官に赫子を構えたのだ。

 

 

とはいえ、人間を殺す気はさらさらないけど下手したら自分がやられる、どうにかしてクインケを破壊してこの場を納めないと。

 

 

「覚悟ぉ!!」

 

 

捜査官はクインケを僕に振り回してきたのである。

 

 

僕は指を鳴らした。

 

 

「重い甲赫でこの速さ、やるな」

「どうも!!」

 

 

クインケと僕の鱗赫がぶつかり合ったのだ。

 

 

たしかにこいつら人間離れしてる、けどな、ここ最近、喰種(グール)の相手してる僕にしたらまだまだ動きは遅いのよ!!

 

 

「……暫定、レートはAといった所か……!!もらったぁぁ」

「!!」

 

 

僕はクインケを受けて壁に叩きつけられたのである。

 

 

「よし、このまま駆逐して……!!」

 

 

僕は体の色んな関節を外しクインケから抜けた。

 

 

「なっ!?」

 

 

そして、鱗赫でクインケを弾いたのだ。

 

 

「うそだろ」

 

 

僕は鱗赫でクインケを破壊したのだった。

 

 

「クインケが」

「おい、一旦退くぞ」

「上等!!」

「よそ見してる場合か!!」

 

 

ハートキラーは隙をつき上等のクインケを破壊したのである。

 

 

「上等!?」

「しまっ……」

「おら、死……」

「!?」

「ねェェ……」

 

 

突如、ハートキラーの首がふっ飛んだ。

 

 

「なっ……」

 

 

僕はハートキラーの隙をついて首を鱗赫で飛ばしたのだ。

 

 

喰種(グール)同士も殺すのか、この化け物め!!」

 

 

上等捜査官は拳銃を取りだし僕に発砲したのである。

 

 

「……」

 

 

見た感じ恐らく銃弾はRc結晶じゃないみたいだった。

 

 

「効きませんよ」

 

 

僕は鱗赫で上等捜査官の拳銃をへし折ると銃痕を赫子で再生し銃弾を排出した。

 

 

「ひぃ……」

 

 

僕はハートキラーの胴体を抱えると怯える上等捜査官に背を向けて赫子をしまったのだ。

 

 

「え」

「……貴方たちを殺しませんよ、だから命の代わりにクインケを破壊しました、それとこの喰種(グール)の遺体はもらいますね」

「どうして、殺さないんだ……」

「……殺す理由がないからです」

「……………何者なんだ、貴様は……」

「先ほど言ったじゃないですか、眼帯、それで結構です」

 

 

僕はハートキラーの遺体を持ってこの場を離れたのだった。

 

 

 

 

「これで10人目か」

 

 

僕は遺体をただひたすらむさぼったのである。

 

 

「まだ舌は痺れねぇ」

 

 

僕は更に遺体をむさぼった。

 

 

そして、

 

 

「やっとだな」

 

 

舌が痺れたため僕は遺体から心臓を抜き取り食べたのだった。

 

 

「!!うっ……」

 

 

僕は咄嗟にマスクを外すと黒い赫子が顔を覆い鳥のくちばしのマスクのような形状になったのだ。

 

 

そして、赫子が現れ普通の鱗赫の下に新たに2本の黒い鱗赫の赫子が現れたのである。

 

 

「……これが赫者」

 

 

 

 

 

ある日、僕はこんな夢を見た。

 

 

喰った1人目から10人目までの喰種(グール)が僕に襲いかかったのだ。

 

 

みんな僕を食べようとしていたのである。

 

 

けど、夢の中でみんな球体が出てきて全員を喰らいちぎった。

 

 

もう、僕の精神に敵う奴なんてない……そう思ったのだった。

 

 

 

 

 

そして、次の日、僕は教室でダイチと話していたのだ。

 

 

「なぁ、ソラ」

「ん?」

「女の子にデザート奢るならパフェとケーキどっちがいい?」

「は?」

 

 

とかいうどーでもいい会話をしていたのである。

 

 

その時

 

 

「きゃぁぁぁぁ!?」

 

 

校庭の方から悲鳴が聞こえてきた。

 

 

「何事?」

 

 

そこへ、

 

 

「あ、いたいた、ナグモ君」

「どうしたの、カナさん」

「校庭に喰種(グール)が」

「は?」

「カナちゃん本当か!?」

「うん、目があの目になった」

「わかった、対策部に連絡しておくが来るまで時間かかる……僕がいく」

「え」

「しかし、服だな、身元はばれたくない」

 

 

僕は文化祭の時に使用された中国憲法の達人の衣装を羽織りマスクを着けたのだ。

 

 

 

 

その喰種(グール)は近くにいた女子高生たちを追いかけていたのである。

 

 

「腹へったな、若いjk喰わせろ」

「やめて!!」

「やめてと言われてやめるわけねぇでしょ」

「動くな、対策部だ、喰種(グール)対策法に基づき貴様の身柄を拘束する、抵抗する場合は殺す」

「げっ、なんで、対策部が……てか、なんだその洋服は?」

「……Sレート喰種(グール)ムンクだな」

「その通りだ」

 

 

Sレート喰種(グール)ムンク、若い女の子を中心に補食を繰り返す喰種(グール)、ムンクの由来はつけているマスクがムンクの叫びに似ていることからだ。

 

 

「邪魔なんだよ」

 

 

ムンクは羽赫の赫子を出し羽赫を連射してきた。

 

 

「おっと」

 

 

僕はクインケを展開し羽赫をガードするも少し血がとんだ。

 

 

僕は隙をみて接近しクインケを振りかざすもムンクは羽赫を固定し僕の右手を切断したのである。

 

 

「クインケより赫子か」

 

 

僕は赫眼を発眼し赫子を出すと鱗赫で右手を再生させムンクに鱗赫で攻撃した。

 

 

「弱ぇな、そんな鱗赫で俺に勝てるかよ」

「さぁね」

 

 

僕は赫者になって以来赫眼は何も食べなくても発眼できるようになったのだ。

 

 

「ぐっ……」

 

 

僕は羽赫の攻撃を受けて地面に転がったのである。

 

 

「おいおい、そんなんで俺にケンカ売ったのかよ」

「……」

「雑魚雑魚」

 

 

僕は口元のチャックを外すと自分の腕をかじった。

 

 

「あ?」

 

 

そして、僕はマスクを外し下を向いたのだ。

 

 

次の瞬間、赫者の赫子が現れ僕は赫者になったのである。

 

 

「赫者!?」

 

 

あれからも色んな喰種(グール)を殺してきた。

 

 

共食いするたびに体を覆う赫子が増えていたのだ。

 

 

「しねぇ」

 

 

ムンクは羽赫を発射するも僕は赫者の赫子を甲赫にし防いだのである。

 

 

赫者の赫子は食べた喰種(グール)の数によるが他のタイプの赫子に変化することができた。

 

 

「えっ」

 

 

僕は困惑してるムンクに近より尾赫と元々ある鱗赫でバラバラにしたのだ。

 

 

「フォークとナイフみてぇだな」

 

 

もう戻れない、ここまで殺したら僕は人と人を殺さない喰種(グール)を守るために人を殺す喰種(グール)を殺し続ける、それはきっと生物的には間違ってるんだろう、でも、例え間違っていても僕は殺る、もし、僕が死んで地獄へ落とされるなら別にそれでも構わない…




次回ついにヒロインの登場回です。

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