Fate/Zero ゼロに向かう物語   作:俊海

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大分遅くなりましたが続きです。


漆黒の狂人は足を得る。

 バーサーカーには何がなんなのかさっぱり分からなかった。

 すでに七騎のサーヴァントが出そろっているこの聖杯戦争において、新たな英霊が加わることなどありえない話だ。

 だというのに、事実目の前には明らかにサーヴァントであると理解できてしまう存在が立っている。

 しかも、その様子からして、自らのクラスと同じ『バーサーカー』のサーヴァントが。

 

 

「……我が遊興を邪魔立てするとは、とんだ愚者が迷い込んできたな。この不埒者と比べれば、狂犬と称するにはバーサーカーは躾が行き届いているとも言えるか」

 

 

 だが、この突然の乱入者には、アーチャーは驚くより湧き立たされた怒りが上回ったらしい。

 先ほどまでは上機嫌ですらあったその顔貌からは笑みが消え、それを見た者が凍り付いてしまいそうなほどに冷え切った殺意を漲らせていた。

 

 

「よもや、貴様の策ではあるまいな? だとするなら、そこな狂犬が汚れた手で我が宝物に触れた無礼、その身を万に引き裂いても償いには足りぬぞ」

 

「僕が知るかよ。こんな奴が仲間にいたなら、わざわざ僕があんたと戦うなんてことをせずに、最初っからこいつをあんたに嗾けてたよ」

 

「まあ、そうであろうな。なぜかは知らんが、貴様に与しているのもただの偶然か」

 

 

 そこがジョニィにも理解ができない最大のポイントだ。

 どうして明らかに劣勢であるバーサーカーを攻撃せずに、強大な力を持つアーチャーに立ち向かったのか。

 この黒騎士は、戦略的に考えてまず取りえない選択を選んでいるのだ。

 

 

「そもそも都合がよすぎるじゃあないか。相手の武器を奪う(・・・・・・・・)サーヴァントが味方になるなんてさァ」

 

 

 最早、誰かが仕組んだとしか言えない相性だ。

 ギルガメッシュを相手取るのに、あまりにも適切すぎる能力を黒騎士は持っている。

 あろうことか、他人の宝具を軽々と使いこなし、そのままアーチャーの攻撃を全て斬り払うなどと、なぜ今まで矢面に出ず戦っていなかったのか疑問になるほどの戦闘力。ジョニィがこのサーヴァントと手を組んでいたなら、あれほどまでにギルガメッシュ相手の戦略に悩まずに済んだことだろう。

 

 確かに未知のサーヴァントの乱入はこの場はバーサーカーにとっては助けになった。

 だが、次に自分に襲い掛からないという保証などどこにもありはしない。

 この黒い騎士の一挙手一投足を見逃すまいと、ジョニィは正体不明の敵の動きに警戒する。

 

 

「マジに訳が分からなくなってきた。サーヴァントは7騎とも出ているはずだろう? しかもバーサーカーだなんて、僕に挑戦状でも叩きつけに来たか?」

 

 

 そう軽口をたたくが、実際にそれをされたら一目散に逃げるだろう。

 間違いなく今がギルガメッシュを倒す絶好の機会――それも半ば破綻したものだが――だとしても、正体不明の敵を相手するなら、まずは逃げるか、そのふりをして観察するかのどちらかだ。

 しかし、この状況下で暢気に観察なんかできようはずもないので、逃げの一手しかなくなるのだが。

 

 そうして三人が、バーサーカーが永遠とも思えるほどの長い時間対峙し続けると、突如この場に乱入してきた黒騎士は、もはや用はないと言わんばかりにこの場から離脱した。

 

 果たしてあのバーサーカーは一体何がしたかったのか。

 ライダーのように、なんとなく面白そうだったから、というだけで横槍を入れるようには見えない。

 ジョニィが、英雄になれるような奴らは、やっぱりどこか常人には理解できない思考回路を持っているのかと頭が痛くなるようなことを考え始めたと同時に。

 

 

『王よ、どうか聞き入れていただきたいことがございます』

 

「なんだ時臣。今の我は相当に腹を据えかねておるところだぞ。詰まらぬ瑣事であるならば、その覚悟をして口を開け」

 

 

 時臣からアーチャーへ、念話が届く。

 その言葉通り、黄金のサーヴァントは非常に機嫌が悪い。

 及第点レベルだが、ようやく自らが戦うにふさわしいと思えた相手との戦いに、赤の他人から水差しされたうえ、その本人がどこかへ消えていってしまったのだ。

 バーサーカーによって、自らの宝具を汚されたとき以上の憤怒をギルガメッシュは抱えていた。

 

 

『キャスターが、暴走しました。神秘の秘匿や周りの被害など考えもせずに、その身を弁えぬほどの巨獣を召喚しております』

 

「……ほう?」

 

 

 だが、時臣はそのギルガメッシュの心情を慮る余裕がないほどに、必死の思いで告げた。

 

 

『他の者も討伐に向かっておりますが、誰の手にも余る始末。どうか、御身の庭を荒らす害獣に、手ずからの誅戮を!』

 

「そんなもの、我が出向くようなことではないわ。庭の問題など庭師にやらせればよい」

 

 

 ギルガメッシュは、生前の民達のことを思い返した。

 彼らは、世界の存亡が目の前で起ころうとも、彼ら自身で奮起し皆で立ち向かっていたものだ。

 時間稼ぎのために自らの命を賭す者、死が目の前に迫ろうとも戦う意思を捨てない者、世界の終りまで王と共に生きる者。

 この程度の問題、王である自分が出向く必要などない。アーチャーはそう判断した。

 

 

「それとも、この我に庭師の真似事でもせよと宣うつもりか? それは大きく出たな時臣」

 

『滅相もありません! しかし、事実として、あの怪物を倒しうる英雄は、御身しかあらせられませぬ!』

 

 

 時臣も食い下がる。もはや忠臣の慎みを保っていられず、『乖離剣』を抜くことを提案しようとした瞬間――

 

 

「何を言う、まだ対峙すらしておらぬ狂犬がそこにいるではないか」

 

『……王よ、今何と?』

 

 

 時臣が聞き返すがギルガメッシュはそれを無視し、目の前に立つ人間に視線を向けた。

 当のジョニィは急に視線を投げかけられ、どう反応して良いものか困惑していたが、それすらも歯牙にもかけずに試すような笑みでもって問いかける。

 

 

「おい、バーサーカー、貴様であれば汚物の排除など容易かろう? この場は収めてやるが故、見るに耐えぬ汚物を始末して来い」

 

「……いきなり何言ってんだ? あんた」

 

「まあ聞け。どうも我が臣下が自らの範疇を超えた問題を我に押し付けてくるのだ。しかし我はそれを対処する気が全く起きぬ。それ故、バーサーカー、貴様に我の代わりにその汚物の処理をする栄誉を与えてやろうという話だ」

 

 

 マジにイッてんな、この王様。

 バーサーカーの頭には、そういう感想しか出てこなかった。

 誰が好き好んで、敵対していた奴の頼みを、まさに今対峙している真っただ中で請け負うと思うのか。

 しかも話を聞く限り、他のサーヴァント――つまりは、アーサー王やイスカンダル、ディルムッドなどの名立たる英雄達の手にすら負えないもののようだ。

 なんでそんな無理難題を押し付けるのを当然かのように振る舞ってるんだ、この傍若無人が服を着て歩いているような黄金のサーヴァントは。

 

 ……だが。

 

 

「何をくれるんだ?」

 

「……ほう? 何、とは?」

 

「庭師が仕事をするのは、雇い主から報酬が支払われるからだろう? まさかあんた、最古の英雄王だってのに、僕をただ働きさせる腹積もりじゃあないよな? もっと気前がいい所見せてくれよ」

 

「この場を見逃してやるだけでは足りぬと?」

 

「当たり前だろ。僕は今、どうしてもあんたを倒したいってのに、それを抑えて得にもならない掃除屋の真似事をしなくっちゃあいけないんだぞ? 正当な報酬を払ってほしいもんだね」

 

 

 勿論、こんなのバーサーカーの強がりである。

 先ほどまで撤退すら視野に入れていたのだ、この場で倒せるなどとは少ししか(・・・・)思っていない。

 だとしても、剥ぎ取れるものがあるなら、自らがアドバンテージをとれるようなものが得られるのなら、その機会を無為にする必要などどこにもない。

 そんな挑戦的なバーサーカーの言葉に、アーチャーは気分を悪くするそぶりを全く見せず、それどころか愉快そうに口端をゆがませた。

 

 

「貴様の言う通りだ。よかろう、あの汚物を始末した暁には我自ら報酬をくれてやろうではないか」

 

「そう来なくっちゃ。あんたの依頼、確かに引き受けた」

 

 

 緊張からの解放感からか、想定外の下賜を賜われるからか、ジョニィはニィッと笑った。

 

 

「話を詰めなくて良いのか? 我はまだ報酬をくれてやるとしか言っておらんのだが?」

 

「別にいいさ。そこで報酬を出し惜しみするような王様だったら、『へぇ、英雄王ともあろうものがこんなにケチ臭いだなんて幻滅だなぁ』って表情に隠しもせずに思うだけだからさ」

 

 

 どんな言葉より、それが一番あんたのプライドを傷つけられるだろう? それだけでも満足さ。とジョニィは言外に滲ませた。

 こと言葉の応酬において、バーサーカーは基本的に優位に立っている。

 いや、優位に立つ。というよりは、互いに気分良く会話できる術が上手いとも言うべきか。

 生前まともな会話もできないような人間相手に立ちまわってきたからか、初日ほどアーチャー相手に苦手意識を持っていないという理由もあるのだろうけれど。

 

 

「その屈辱は確かに許容できんな。良い、必ずや貴様の欲する対価をくれてやることを約束してくれようぞ」

 

「楽しみにしてるよ。……おいカリヤ、頼みがある」

 

 

 早々にギルガメッシュとの対話を終えたジョニィは、すかさず自らの主人に言葉を投げる。

 ただ茫然としていることしかできなかった雁夜が、それに少し体を震えさせてなんとか返事をした。

 

 

「……なんだ、バーサーカー?」

 

令呪を使ってくれ(・・・・・・・・)

 

「…………はぁ?」

 

「聞こえなかったのかい? ならもう一度言うぞ。令呪を使ってくれと言ったんだ」

 

 

 雁夜が聞き間違いかと聞き返しても、バーサーカーの口から出てくる言葉は全く同じもの。

 何ゆえに、何の意味もなしに令呪を使ってくれなどと頼んでくるのか、雁夜にはまったく理解出来なかった。

 

 

「アーチャーの頼み通り、その怪魔とやらを倒しに行きたいんだけど、どうにも体がアーチャーを倒すようにしか動かないんだ。だから、令呪で命じてくれ。『今すぐにキャスターを倒してこい』ってな」

 

「いやいや、何を言ってるんだ。そうしたいんなら、自分で……」

 

 

 そこまで言って気付いた。

 今まさに、バーサーカーは『漆黒の意志』によって、行動の自由が利かないのだと。

 

 元より、バーサーカーはアーチャーを倒すためにここにやってきた。

 しかも、今現在、限りなく可能性が低くはあるものの、『そのギルガメッシュを倒せるかもしれない状況』なのだ。

 この機を逃せば、今後ギルガメッシュを打倒できる保証はない。

 それをさせまいと、『漆黒の意志』が、ジョニィの意思に反してその矛先をずらそうとしないのだ。

 

 

「……お前は、それでいいのか? 折角の貴重な令呪を、時臣のサーヴァントを倒すためじゃなくて、誰かのために使うだなんて」

 

「質問を質問で返すだなんてナンセンスだとは思うけれど、逆に聞こうか。カリヤは、助けたくないのかい(・・・・・・・・・)?」

 

「…………それはズルい聞き方だな、バーサーカー」

 

 

 あの森の中、子供たちを助けるために令呪を切ったことに対する意趣返しをされて、雁夜はバーサーカーに苦笑いで返すしかできなかった。

 一度やってしまったというのに、今更そんな言い訳染みたことを言っても説得力に欠けるだけだ。

 なにより、そう聞き返すということは、心のどこかでジョニィも『誰かを助けたい』と思っているということなのかもしれない。

 その真意は測ることはできなかった。雁夜にも、そしてなによりその当人であるバーサーカー自身にも。

 

 

「じゃあ、令呪を持って命じる。『バーサーカー、今すぐアーチャーとの戦いを中断し、キャスターの討伐に全力を出せ』!」

 

「了解、カリヤ(マスター)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 絶望感に歯噛みしていた。

 それは誰か(・・)ではなく、その場にいる誰しもが抱いた感情だった。

 無限再生を繰り返す不死の化け物を相手に、誰もが有効打を叩き込めていない。

 セイバーの剣戟も、ランサーの魔槍も、ライダーの蹂躙も、どれもが確かな威力を秘めているというのに、そのいずれも悪あがきにしかならなかった。

 海魔の進行を遅らせることには成功しているので、全くの無意味ではないのだが、根本的な解決にならない。

 このままでは、この怪物が、河岸まで辿り着き、かつてない被害をもたらすことは想像に難くない。

 

 せめて、左手が使えるのならば。

 セイバーはそう思わずにはいられなかった。

 もしも両手が十全であったなら、『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』の力を解放して、一瞬のうちに消し去れるというのに。

 ただ、その恨み言をランサーにぶつける気はセイバーには毛頭ない。

 この傷は、ランサーとの尋常な決闘によってもたらされた傷、それを理由に責め立てるなど、セイバーには到底できもしないのだから。

 

 

「セイバー、このままじゃ埒があかん。一旦退け!」

 

「馬鹿を言うな、ここで食い止めなければ――」

 

「いいから退くのだ! どうあっても手詰まりであろう! 余に考えがある!」

 

 

 ライダーの言葉を聞いて、セイバーは八つ当たり気味に最後の一撃をくれてやると、ライダー達に引き続いて河岸まで退却する。

 それと同時に、イスカンダルの戦車も堤防の上に着地した。

 

 

「良いか皆の衆、この先どういう策を講じるにせよ、まずは時間稼ぎが必要だ。ひとまず余が『王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)』に奴を引きずりこむ。如何に余の精鋭たちでもアレを殺しつくすことは不可能であろう。足止めするのが関の山だ」

 

「その後はどうする?」

 

「わからん」

 

 

 ランサーのもっともな問いに、ライダーはあっけらかんと返す。

 しかし、事実としてそれくらいしかこの場で建てられる対策はない。

 あの規格外の宝具であっても足止めすることしかできないというこの現状が異常事態なのだから。

 

 

「あんなデカ物を取り込むとなれば、余の結界が持つのはせいぜい数分が限度。その間に勝機をつかみうる策を見出して――」

 

「その必要はないよ」

 

 

 ライダーの言葉を聞いていたセイバーの頭上から、乱入者の声が響く。

 それは、この場にはいないはずのサーヴァントの声。

 アーチャーに勝負を挑みに行ったと聞いて、ライダー以外の誰しもが、その生存を期待することができなかった男の声が、ライダーの言葉を遮った。

 

 

「おお、バーサーカーではないか。貴様が帰ってきたということは、あの金ピカを、ついにやってしまったのか?」

 

「いや、ほとんど見逃されたようなものだよ。代わりにあの化け物を倒して来いってさ。……ったく、とんでもないものを押し付けられたもんだよ全く」

 

 

 今にも迫りくる海魔の姿を見て、まさにうんざりだと言った表情を浮かべるバーサーカー。

 

 

「待ってくださいバーサーカー、あれは貴方の手に負えるものではありません。何もみすみす自らの命を投げうたなくとも……」

 

「何言ってんだセイバー。僕がそんな自殺志願者に見えるってのかい?」

 

 

 バーサーカーとライダー以外の全員が、あの黄金のサーヴァントを相手に、単独で勝負を挑みに行っている時点で、自殺志願者以外の何に見えるのかと問い返したい。という気持ちで一つになった。

 その微妙な空気を察したバーサーカーは、少し目をそらして話をつづけた。

 

 

「まぁいい……とにかく、あれは僕が始末する。その邪魔だけはしないでくれ」

 

「しかしだな、お前にあのキャスターを倒せるとは、俺には到底思えないのだ。それとも、何か隠し玉でもあると言うのか?」

 

「そんなもの、あるに決まってるじゃあないか(・・・・・・・・・・・・・・)

 

 

 バーサーカーのその言葉に、周りが皆息をのんだ。

 宝具すらないはずのバーサーカーに、奥の手がある。そんな事実を誰もが受け入れることができなかった。

 それは、ここまで平静だったライダーも例外ではなく。

 

 

「待ちおれバーサーカー。貴様、正気か? あれは一人の小細工や戦術でどうにかなるようなものではないのだぞ? それを、貴様は倒せると豪語するのか?」

 

「ああ、『保障』してやってもいいくらいだ。あんなただデカいだけの的、僕にとっちゃ今まで戦ってきた誰よりも与しやすいくらいだからな」

 

 

 何を言っているのか、誰にも理解が追い付かなくなってきた。

 あの誰しもが手を焼いている化け物を、挙句の果てに雑魚呼ばわりとは、今になってバーサーカーの『狂化』が仕事をし始めたのかと考え始める。

 

 

「ま、見ときなって。あれって、中にキャスターがいるんだろ? 僕の能力はそう言うのが得意だからな、一発だけでケリをつけよう」

 

 

 そう言い捨てて、バーサーカーは一人その場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――いや、正確には、一人と一頭(・・・・・)と言った方がいいだろうか。

 

 

「……ライダー、一つ質問をしてもいいだろうか?」

 

「うん? どうした騎士王」

 

「バーサーカーは宝具を持っていないはずではなかったのか?」

 

「ああ、余もそう聞いているはずだ。奴は宝具など持っておらんと……いや、数日前に、宝具のようなものが出たとは言っていたか?」

 

 

 だがその宝具の詳細は、精々がバーサーカーのステータスを上昇させるにとどまっていたはずだ。

 それでは、いまの光景に全く説明がつかない。

 

 

「貴様が奴に貸し与えたのか? それにしては随分と小型なものではあったが」

 

「いや、余は誰にも貸し出してなどおらん。それに余が与えるならば、もっと若いのを宛がうわい」

 

「そもそも、あれでどうしようというのだ?

 

 

 

 

――あんな老いた馬などに騎乗して」


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