Fate/sn×銀英伝クロスを考えてみた   作:白詰草

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番外編の前に挿入すると、最新話として探しにくいとのご指摘を受けました。当面は最新話として投稿し、完結しましたら番外編を移動するようにします。ご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。


72:漆黒と黄金

 新都の公園のベンチで、読書に耽る大学生ぐらいの青年。いつしか日は傾き、ページに薄青い影が落ちる。冬の風が吹きつけ、黒髪を乱した。彼は冷たさに眉を顰め、マフラーに顎を埋めた。とりたてて特徴のない、平凡そのものの外見である。混血が進んだ自由惑星同盟では、漆黒の髪と瞳はそこそこに珍しかったのだが。

 

 もっとも、近づいてくる金髪に真紅の瞳の前では、どんな色彩も褪せるだろう。眩く豪奢な、周囲に威を放つほどの美。まばらな通行人が次々に目を向け、ただならぬ雰囲気に萎縮し、視線を逸らすと足を速める。あっという間に、広場に二人だけが残された。

 

 ベンチの青年はマフラーから首を伸ばすと、顔に張り付いた髪を掻き上げた。セイバーの証言は正しかったと思いながら。たしかに大変な美青年だ。別に有難みは感じないが。正直、絶世の美男子は見慣れている。『彼』は生前の敵、この彼は死後の敵になるのだろうか。

 

「失礼ですが、どちらさまでしょうか」

 

「我を知らぬか」

 

 傲慢な口調に、黒い眉が下がった。どうも和解の意図が感じられない。

 

「この聖杯戦争は、名を知られては不利なんじゃありませんでしたっけ?」

 

 金髪の美青年も表情を動かした。遠回しに見当はついていると告げられたのだ。だが、答え合わせは不要ということでもあった。名乗りを上げるつもりもないと。

 

「なるほど……小賢しい男よ」

 

 黒髪のアーチャーの主は、遠坂時臣の娘だ。彼の正体を知っても不思議はないが、彼が存在することに動揺しないのには興を惹かれた。

 

「どうして分かった?」

 

「深山町の事件、あんな真似は人間にはできません。

 さりとて、今回のサーヴァントにも不可能だったんです」

 

 召喚された時間的に、アーチャーとセイバーには不可能。究極の一を宝具とするランサーが、複数の形状の傷をつけることはない。逆にバーサーカーでは、遺体が原型を留めているかも怪しい。ライダーとキャスターは、別の悪事がアリバイとなっていた。

 

 合流したアサシンにも、ヤンは一応訊いている。

 

「やって出来なくはないが」

 

 まじまじと凝視すると、偉丈夫が苦笑した。

 

「キャスターも言ったとおり、私ではありません。

 この身は門番として召喚されたのでね。

 主の許しなしに、山門から離れられなかった」

 

 アサシンが自由に歩けるようになったのは、キャスターが居を移すに伴い、術式に変更を加えてからのことだ。ランサーが補足する。

 

「まあ、信じていいと思うぜ。

 こいつとは一戦交えたが、俺を追う素振りもなかったからな」

 

 マスターと本人、更に交戦したランサーの言が一致する。信用してよかろうと思われた。

 

「だが、第四次には可能なサーヴァントがいました。

 彼は決勝戦に残り、セイバーと対決した。

 でも、セイバーが令呪によって撃破したのは、彼ではなく聖杯だったんです」

 

 学者の講義を思わせる淡々とした口調だった。 

 

「聖杯を斬ったセイバーは、力尽きて消滅しました。

 しかし、彼はどうなったのでしょう?」

 

 空の紙コップを玩ぶ手は、戦士らしさの欠片もなかった。一般的な男性としても頼りない部類の手だ。だが、夥しい血を絞りとっている。黄金のアーチャーにはそれがわかった。斃した者の数を競うなら、かの英雄王も遠く及ばぬだろう。

 

 それを生み出したものが、平凡な顔の静かな表情の奥にある。無言のまま、視線で黒のアーチャーの言を促す。耳を傾ける価値を認めたのだ。

 

「彼の『死』が確定ではない以上、容疑者から外す理由もありません。

 もう一つ気になったのが、言峰神父が口にした、

 サーヴァントの受肉という言葉です」

 

 ヤンは言葉を切って、彼の瞳を見つめた。イリヤとも、ランサーとも、異なる色と輝きの赤。宝玉ではなく炎の色だ。落日の、あるいは赤色超巨星にも似た。

 

「人間というのは、自分に縁がない言葉は口にしないものです。

 言峰神父には、心当たりがあるのではないか?

 たしかに前回のライダー、征服王イスカンダルの願いだったようですが、

 セイバーによると、言峰神父は征服王と直接に接触していないと」

 

 ヤンは紙コップをベンチに置くと、風に乱れた髪をかき回す。完全に日は沈み、急速に寒さが増してきた。右手でマフラーを引き上げ、左手はコートのポケットに突っ込む。

 

「では、どうやって知りえたのだろうか? 

 そう考えると可能な者は少ないんです。

 酒宴に参加した人間で、存命なのはたった一人。

 彼も言峰神父と接触していないでしょう。当のライダーのマスターですからね。

 それ以外には凛の父。もう一人は招かれざる客のマスターに可能性がある。

 アーチャーと連携していたという、アサシンのね」

  

 赤と黒が交わり、前者は目を細めた。 

 

「……ふ、あれの失策だったか」

 

「いいえ、こんな馬鹿馬鹿しい戦いの召喚に応じたことです。

 あなたは生前の栄光を浪費している。

 弱者を虐げることが、英雄王と呼ばれた方に相応しいといえるでしょうか。

 私はそれが残念でなりません」

 

 美青年は、――英雄王ギルガメッシュは憫笑を浮かべた。

 

「あれが勝手にやったことだ。捧げられた供物を拒む謂れはなかろう」

 

「供物、ねえ。猛獣に餌を与え、大人しくさせているようにしか見えませんが」

 

 ヤン・ウェンリーは、その気になればいくらでも剥きだしの皮肉を言えるのである。

 

「私はちょっと後悔しています。死後まであくせく戦争するだなんて。

 馬鹿は死んでも治らないどころか、給料が出るだけ生前のほうがまだましだった」

 

 星の海に進出しても、百五十年も愚かな戦争が続いている世界だった。それでもヤンに給料を出してくれる、守るべき祖国があり、愛する人々がいた。

 

「ここは、私が夢見ていた平和で豊かな世界なのに、

 最も守られるべき子どもたちが孤独で不幸です。

 第四次聖杯戦争のせいだ」

 

「貴様とて、存分に敵の血を浴びた者であろう。隠そうとも我には判るぞ」

 

 ヤンは目を伏せたが、再びギルガメッシュを直視した。

 

「そんな事は百も承知です。

 私が殺した人々の遺族も、同じことを言うでしょう。

 しかし、私は預かった子を虐待したりはしなかった。

 手の届く範囲でしかないけれど、その一点だけはあなたがたに勝る」

 

 宇宙の色が巨星の輝きを静かに圧する。

 

「衛宮切嗣も同じです。彼は衛宮士郎を助け、育んだ。

 問題がなかったとは言いませんが、監禁虐待に勝ることは間違いないと思いますよ」

 

 描かれたような金の眉の片方が上がった。 

 

「冬木の災害の元凶であってもか?」

 

 黒い眉も角度を上向きにした。

 

「戦いは一人では成立しないんですがね。

 元凶を知る者もまた元凶。そういうことでしょう」

 

 美青年は小さく鼻を鳴らすと、皮肉な笑みを浮かべた。

 

「なるほど、我をも嵌めるか」

 

 次いで、形のよい白い手を伸ばす。掴んだのはヤンの胸倉だった。

 

「しかし貴様は甘い。ここでなら殺されまいとでも思うか?」

 

 その手首を光条が貫いた。血飛沫が上がる。ヤンの顔を濡らす前に、世界に還元されて霧消する。

 

「なっ……!?」

 

「その言葉はそっくりお返ししよう。――手を離せ」

 

 深いバリトンがどこからともなく響くと同時に、今度は左右の肩から血がしぶいた。

 

「雑種どもか……!」

 

 夕闇に染まった公園に白の鎧の騎士たちが忽然と現れた。ブラスターや荷電粒子ライフルを一射すると、すかさず霊体に戻る。光の箭が、季節外れの蛍のように乱舞した。

 

「ぐっ……!」

 

 旧自由惑星同盟軍屈指の名手らによる銃撃は、全弾見事に命中した。再び血が吹き出すが、白いレザージャケットを染める事なく消えていく。血よりも赤い瞳が瞋恚に燃えた。

 

 銃撃に手が緩んだ隙に、相手はベンチから転がるようにして逃げ出していた。生前によりも遥かに早いが、サーヴァントとしてはお話にならない鈍足で。

 

「おのれ、謀ったな!」

 

 ギルガメッシュの背後に黄金の陽炎が立ち、幾つもの波紋が浮かぶ。背後から再び銃撃が叩き込まれたが、陽炎を揺らしただけで掻き消えた。数本の剣が波紋から突き出し、飛び出した。逃亡者の頭上を越え、地面に突き立って檻と化し、行く手を阻む。

 

「うわっ!?」

 

 ヤンはつんのめりそうになったが、なんと転ばずに踏みとどまった。方向を転じようとした爪先ぎりぎりに、再び突き刺さる白刃。足だけは方向転換に成功したが、上体が付いていけない。転倒した。

 

 靴音が近づいてくる。

 

「……小賢しい真似を」

 

「やっぱり駄目だったか……」

 

 息はすっかり上がり、偽りの心臓がタップダンスを踊っている。これは短距離走のせいではない。覚悟はしていたが、神秘の薄い光線銃ではさしたる痛撃が与えられない。召喚する人員を絞り、極力霊体化させていたのに、このざまだ。

 

 蹲ったまま肩で息をするヤンに、黄金の王は、端麗な唇の端を吊り上げた。

 

「だが、なかなかに愉しませてくれた。

 我が財で葬ることを赦してやろう」

 

 剣の切っ先が姿を現すさまは、流体金属の海から飛び立つ戦艦のようだ。きっと伝説の名剣の類なのだろう。ヤンにはちっとも有難くはないが。

 

「そいつは遠慮したいなぁ……」

 

 切っ先に続いて、煌く刃の本体、絢爛たる細工の柄が迫り出してくる。宙を飛ぶ剣の動きが、やけにゆっくりと見えた。美しいと思った。剣というより、泳ぐ魚のようだ。銀鱗を閃かせ、音もなく宙を滑り、ヤンを(あぎと)に捕らえようとする。

 

 ――刹那。鋼の殺人魚に、白光の銛が降り注いだ。互いを砕き合う音が連鎖する。

 

「なに?」

 

 ギルガメッシュは、不快と不審が混ざった視線を宙に投げた。狩りを邪魔立てし、宝を砕いたのは異形の矢だった。目の前で蹲る男が弓兵のはずだ。この男の宝具か?

 

 再び矢が飛来した。遥か高所からの狙撃である。恐らく、数百メートルは離れた高層ビルが狙撃手の居場所だろう。にもかかわらず、信じがたいほど正確にギルガメッシュを狙ってくる。

 

「伏兵か」

 

 だが、それだけのことだった。驚愕はしたが、別に脅威ではない。

 

「……鬱陶しい」

 

 ギルガメッシュは形の良い手を払った。古代の城壁を思わせる七弁の盾が出現する。三度降り注いだ白光の矢の雨は、すべて盾に弾かれ、地に落ちる前に幻のように消え失せる。その異常に、名画家が描いたような眉が寄せられた。

 

 用済みとばかりに消え失せる、捻じれた剣の形をした矢。全ての財宝の原典を所有する彼にも、見当のつかない武器だ。

 

 彼の疑問にはお構いなしに、また矢が撃ちこまれた。無策にも程がある。いや、盾を割り砕こうとでもしているのか。ギルガメッシュは嘲笑した。

 

 盾が白い驟雨に晒される。その端に一条、赤い雨が混ざっていたが、彼は気にしなかった。その一筋の赤は、盾に激突する寸前、軌道を変じた。

 

 ギルガメッシュは見過ごしたが、視界を共有していた言峰綺礼は見過ごさなかった。

彼は舌打ちした。アーチャーが蹲っていたのは、味方の援護に備えてだったに違いない。最初の一撃と同時に、さっさと逃げ出してしまっていた。

 

 ギルガメッシュは継戦する必要などなかったのだ。いや、いっそ害悪であった。ランサーのマスターであった彼は、一目で気付いた。あれは物理法則を無視し、因果律を捻じ曲げ、心臓を抉る必殺の槍。

 

 死から逃れるには、類まれな幸運か、更なる因果の上書きが必要となる。因果とは世界の法則。それを書き換えるのが、即ち『魔法』だ。あるいは『魔法』の代替となるもの。己がサーヴァントの不可能を可能に変えるものが要る。

 

 ギルガメッシュの脳裏に、低い声が響いた。

 

『慢心したな、ギルガメッシュよ。――令呪に告げる。私の元へ戻れ』

 

 深紅の槍が到達する直前、美青年の姿が消失した。通常空間から消える移動方法は、ヤンの時代には存在する。亜空間跳躍。それに限りなく近い、令呪による転移だった。

 

「やはり逃げられましたな。

 閣下のご命令でなければ、手首ではなく眉間を撃ち抜きましたものを」

 

 シェーンコップが優雅に肩を竦め、手にした光線銃を消した。ヤンは首を振った。

 

「いや、今斃してしまっては駄目だ。聖杯に中身が入ってしまう」

 

 イリヤが危機に晒されるということだ。アサシンことエミヤシロウからの情報だった。

 

「あの射撃が、アサシンへの目印になったんだし、

 令呪を一つ費消させたんだから上出来さ。

 彼の令呪は、凛の父が最低一つは使っている。実質的に残りはゼロだ。

 英雄王の行動に、マスターの掣肘が効かなくなる」

 

 ヤンも肩を竦めた。

 

「遠坂時臣が難儀をしたことが、弟子にも振りかかるというわけだ。

 それに……」

 

 ヤンのコートのポケットで携帯電話が震動した。ヤンは電話に出た。短いやりとりで通話を終了させる。

 

「さすがは神代の魔術師だね。感知できたそうだよ。――令呪の発動元を」

 

 場所はアインツベルンの森。  

 

「さて、では次はライダーにも活躍してもらおうか」

 

 明るい色の髪と瞳の、冷静な印象の好男子が口を開いた。

 

「スパルタニアンがあれば簡単だったのですがね」

 

「あったとしても駄目だよ、コーネフ少佐、いや……大佐か。

 中性子線ビームにウラン238弾なんて、地上で使うわけにはいかないだろう。

 魔力だって食うし」

 

 シェーンコップが器用に片眉を上げた。

 

「正直に仰ることですな。天馬ペガサスも見られるしとね」   

 

 ヤンはそれには応えず、現代日本出身の未来の英霊に連絡を取った。

 

「さっきはありがとう。見事だったよ。

 で、済まないんだが、これから車でアインツベルンの森へ移動してほしい。

 ライダーと私も乗せてね。ああ、大丈夫だよ。

 この攻撃で敵を仕留める必要はないから」

 

 兵は拙速を貴ぶ。三十分後には、純白の天馬がアインツベルンの森の上空を飛翔していた。紫の髪に黒いボディコンワンピースのライダーと、赤い外套のアサシンを乗せて。

 

 夜の帳はすでに落ち、月の出は遅い。純白の馬体の仄かな白光が、神話的な光景を浮かび上がらせていた。首を掻き切ってペガサスを召喚したライダーに、ヤンが腰を抜かしかけたのは余談である。

 

「すごく美しいんだけど、やっぱり服装が惜しいなあ……」

 

 ヤンはぼやきながら、天上の二人を見つめた。ライダーの手綱さばきは、さすが騎兵の英霊と思わせるものであった。大気を踏み、羽ばたく馬に騎乗しているにも関わらず、ほとんど騎手たちの体が揺れていない。

 

 これならいけるだろう。ヤンは携帯電話に囁いた。

 

「じゃあ、頼むよ。くれぐれも気を付けて。

 危なくなったら、すぐに逃げなさい」

 

 ヤンの合図と同時に、偉丈夫の左手に長大な黒い弓が現れた。それが英霊エミヤシロウの魔術にして武術。つがえる矢は、異形の螺旋の剣。逞しい肉体に力が籠もり、キリキリと音立てて満月の如くに弓弦が引かれる。

 

偽・螺旋剣(カラド・ボルグⅡ)

 

 山の頂を三つも切り飛ばしたという、硬き雷の剣。劣化コピーされ、さらなる変形を加えられてもその威力は健在であった。

 

 白光を発し、空間を捩じ切りながら約ニキロ先の城を直撃する。さらに、二射、三射。神代の魔女の結界さえ撃ち抜く狙撃に、現代の魔術師の防御は通用しない。灰銀の鷹の目には、アインツベルンの城の損傷箇所が見て取れた。

 

 ヤンの指示どおり、地上のポンプ室とボイラー室、屋上の揚水ポンプを破壊したのである。

 

 そして、樹上に黄金の煌きが浮かび上がってくるのも。

 

「提督、英雄王の出陣のようだ」

 

「うん、じゃあ、総員逃げろ!」

 

 かねてからの打ち合わせのとおり、エミヤはペガサスから飛び降り、ヤンと車で、余計な荷物を降ろしたライダーは、人馬一体となって踵を返した。黄金の輝きは、純白に狙いを定めたようである。

 

 鞍上のライダーは、我が子でもある優駿に囁いた。

 

「……もう少しだから、頑張って」

 

 ライダーは馬術の限りを駆使した。高度を下げ、森の中を木々をすり抜けて飛ぶ。常緑樹の森は、冬でも葉を落とさない。ギルガメッシュは、ヤン同様に正統派の弓兵ではなく、視力には恵まれてはいなかった。

 

 機動性で優るライダーは実に狙いにくい的で、上空から闇雲に剣を射出しても掠りもしない。

 

「どいつこいつも小賢しい。あの道化に入れ知恵されたか」

 

 黄金の舟は高度を下げた。流水に乗るかのように樹間を抜け、長くたなびく紫の髪を視界に捉える。眼帯を取り去った白い顔が振り向く。長い睫毛が花開き、灰水晶が落日を射抜いた。

 

「化け物が、そんなものは効かぬ!」

 

 黄金の鎧の加護で、石化は無効。少々の重圧で、舟の速度がわずかに減じた程度だった。しかし、不幸にも彼は知らない。退却するヤン艦隊に注意せよということを。 

 

「――ゲイボルグ」


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