三度目のミト   作:アルポリス

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 途方もない距離を走って息一つ乱さないミトはもうミトじゃない気がする。

 それでも見てやるのですよ、と言う方はどうぞ。








ミトと走り込みの話

 

 エレベーターが開かれ会場に足を運んだ四人はたくさんの候補生から向けられる視線に晒されていた。ミトやゴンの親子組はそんな視線など物ともせず珍しそうに辺りを窺い、クラピカやレオリオは不躾な視線に眉を潜める。

 

 そんな四人組に話しかけてきたのは鼻に特徴のある今度こそ本当のオッサンだった。

 

「よぉ、お前ら見掛けない顔だな、さてはルーキーって奴だろう。ならまずはおめでとうさん、こっからが本試験だけどよ、ここまで来れたのは凄いことなんだぜ」

 

 そう言ってトンパと名乗ったオッサンは何年も本試験まで足を運んだベテランだと自己紹介する。そして無害な笑みでこの会場に集まる候補生の特徴を教えてくれた。

 

「そうだ、この出会いに感謝してお近づきの印にジュースでも飲んでくれや。俺はよう、ハンターには未だなれてねぇが、若い連中が頑張っている姿を見るのが楽しみで仕方がないんだ」

 

 五本の缶を取り出して四人に手渡し、一本のプルタブを勢いよく開けるとジュースを飲みほした。そしてまだ誰一人口を付けていない光景に苦笑を浮かべる。

 

「うん? どうした、毒なんて入っちゃ――」

 

 トンパの声を遮るようにミトが眼前に缶を差し出した。

 

「じゃあ、これを飲んで見せなさい、トンパさん」

「え、これ?」

「ええ、そうよ、毒など入っていなければ飲めるでしょう?」

「いや、これは……あんた達に上げたもので…おい!?」

 

 片手でトンパの顔を掴み、もう片方の手でブルタブを開けたミトはあんぐりと開かれた口に勢いよくジュースを流し込んだ。吐きだそうとするも缶が口にすっぽりとはまり、下剤入りの液体はトンパの食道を通って行く。

 

「んー、んいー、んー!!」

 

 声にならない悲鳴を上げて喉に流し込まれているトンパの目に浮かぶミトの顔はとてもお子様に見せられるような代物ではなかった。

 

 残虐性を醸しだす凶悪な笑みを浮かべるミトはトンパの意志に反してお代わりを要求、計三本の現在入りジュースを飲みほしてしまう。

 

「お帰りはあちらのエレベーターよ、新人潰しのトンパさん。私の息子はハンターなの、当然あなたについても教えて貰っていたわ。というより、あなた、息子に散々ボコボコにされたはずなのにまだ懲りていなかったのね?」

 

 ミトのその言葉に数年前の試験風景を思い出す。あの時もドンパは一次試験でリタイアしたのだ。それも顔がむかつくというだけで一人の少年にボコボコにされるという情けない理由で。もっとも、その時も新人潰しを行おうとしていたので自業自得とも言えるが。

 

「あんた、あの金――うおぉぉぉぉ」

 

 腹を押さえ急に苦しみ出したトンパはエレベーターの中に駆けこんでいく。

 

 こうして新人潰しを極上の楽しみとしていたトンパは一次試験開始の前にリタイアした。

 

 

 

 

 

 トンパとミト達のやり取りを多くの候補生が頬引き攣られながら見守っていたその中で顔にフェイスペイントを施した奇術師のような男がいた。その男は先ほど自身にぶつかり謝りもしなかった候補生の両腕を無慈悲に切り飛ばしたのだが、そんな余韻を感じさせない無邪気な笑みで四人を見定めていた。特に少女の様な外見でありながら、その内に溢れる強者の風格を醸しだすミトを感知した男は試験など忘れ、闘争本能が持つ欲求を抱かせる。

 

「いいねぇ、試験なんてどうでも良くなるほどの逸材だよ❤」

 

 呟いて、このまま戦ってしまおうか、ならばまず接触しなければという単純な思考に至り、その足がミト達の元に動き始めたまさにその瞬間、背後から凄まじい殺気を認識する。

 

 自身も強者であると自負している男は焦ることなくその場から軽やかに飛び去り、背後に視線を向けた。

 

 そこには特徴的な帽子を被り自分と同じような奇術師――正確にはピエロのようなお面で顔を隠した、体格から青年くらいだと判断出来る候補生が静かに佇んでいた。しかし、佇まいは静かだが、男にとって魅力的な殺気を迸らせている。

 

「やあ、君も僕好みな強さを持っている、まだ熟してはいないようだけど、それでこの殺気と身のこなしなら十分僕を楽しませてくれるはずだ♣」

 

 男は自身の武器として活用するトランプを取り出して構えると仮面の青年の間に一種の緊張感が高まる。

 正に一足即発の雰囲気に彼らを遠目に見ていたその他の候補生が息を飲むようにして離れていく。中には興味深そうにカタカタ言いながら彼らを眺める候補生や、忍ぶには難しい頭を光らせた青年が状況を把握しようとして見つめていたが、それは唐突に終わりを告げた。

 

 ジリリリリリっと鳴らされたベルの様な音、ハンター試験開始の合図に仮面の青年はその殺気を抑え、敢えて男に背中を見せると溢れかえる候補生の中に紛れ込む。

 

「おや、試験に邪魔されたようだ、残念◆」

 

 それにしても、と男は改めて去って行った青年の後姿に隙が微塵も無かったのに対して喜びを噛みしめていた。攻撃しようと思えば出来ただろうが、あの青年は簡単に対応して尚且つ反撃してきただろう。こちらもそれに対して難なく対応出来るだろうから、熟していないという考えは間違っていない。ならば、それでもって尚、あそこまで強さを手に入れた仮面の青年が完成された時、自分はどのような興奮を得られるだろうか。

そして、そんな仮面で顔を隠した青年が自分の存在を認識されるのも厭わず興味を逸らしたかったあの少女。

 

 男の勘が囁くのだ。

 

 あの少女は仮面の青年よりも格上の強者で、きっと己は勝てないであろうという何物にも勝る甘美な誘惑の囁きが。

 

「あぁ、僕の生を彩ってくれる強者の存在は至上の喜びだ❤」

 

 男はこれまでにない歓喜に沸いて傍から見たら不気味な笑い声を上げていた。

 

 

 

 

 チョビ髭を生やした見た目紳士の試験官が現れ、一次試験が開始された。

 

 目的地も定められてない持久走は並みの人間ならかなり精神を追い詰める。ましてハンター試験の持久走なのだ、距離は考えられないくらい長さだろう。

 

 一般人を地で行くはずの私ことミトも考えられないほど長い距離に嘆きそうになる。主に暇すぎて。

 

 まったく、あの新人潰しには困ったものだわ。息子に手痛い想いをされたのに懲りないなんて。今回の事で少しは懲りてくれれば良いのだけれど、あの様子じゃ同じことを繰り返そうね。

 

 ドンパとか言うオッサンの良く末を考えるほど手持無沙汰感が否めない。一次が持久走だと分かっていれば地上の定食屋でその土地の地酒を購入しておけばよかった。

 

 寝酒ならぬ、走り酒も乙なもの、などとどうでも良いような考えを頭に浮かばせながらトンネルの様な道を直走る。

 

 今、私の傍にはここまで共に着いて来ていた者はいない。あまりにも馬鹿みたいな思考を真面目に繰り広げていたせいか、目の前には走る紳士しか映っていないのだ。

 

 取り敢えず暇を持て余した私は現役のハンターであろう紳士と会話してみる。長男曰く、ハンター本試験の試験官は現役ハンターが務めるらしいのでハンターという職業を知りたい私としては貴重な接触だ。

 

「本日はお忙しい中自分達のような若輩者にお時間を割いて頂き感謝します、試験官さん」

 

 背後から音もなく忍び寄られ声を掛けられたにも関わらず、紳士は動揺することもなく、それ以上に隙も見せないよう私に視線を合わせてきた。

 

「これはご丁寧なお言葉痛み入ります。先ほども名乗りましたように試験官のサトツでございます。これもハンターとしての職務に当たりますのでお気づかいなく」

 

 表情も変えないで淡々とした口調ではあるが、言葉の端に気持ちが籠っているようで素直に受け取ることにする。話の掴みとしてはやはり彼がどのハンターなのか知ることだろう。

 

「差し支え無ければサトツさんがどのようなハンターなのかお教え願えないでしょうか?」

「おや、わたくしでございますか、これでも遺跡ハンターを生業としているのですよ」

 

 あれ、それってジンと同じ職種のハンターよね。それなのに、この身綺麗さは何なのかしら、あの男も少しは見習って欲しいものだわ。あいつ、一週間は同じ服でも気にしないとか言ってくるし、それをその他の人間にも無理やり強要しそうだし。あいつの弟子になるような子が居たらきっと臭い思いをしながらも着替えられないから嘆いているはずだわ。 注『ミトの発想であって事実とは関係ありません。まだこの作品に出ていないカイトはちゃんと綺麗好きのはずです』

 

「不躾ですが、一つお聞きしてもよろしいでしょうか?」

「はい、試験以外の事ならば構いませんよ」

 

 私は身内以外で聞いてみようと思っていた疑問を口にした。それを聞いたサトツさんは僅かに目を見開き、驚いて見せる。それも仕方がないだろう、ハンター試験を受けている最中の人間が問うような疑問ではないのだから。

 

 サトツさんは顎に手を当てて熟慮するよう考え込む。距離にして一キロほど走っただろうか、唐突に口を開いた。

 

「ええ、何度思い返してもハンターになって良かったと思えます。まだ見ぬ、遺跡に夢を馳せるのも、伝記や口頭で語られた遺跡を実際その目で見るのも、実に楽しい」

 

 そのように語るサトツさんの目は子供のように輝いていた。心の底からハンターになって良かったと思っているのだろう気持が強く伝わってくる。このまま話を終わらしてお互い気持のよい語らいで終わらしたいところだが、私は一つ踏み込んだ質問を上げた。これは候補生である自分達が知る由もない、否、現役のハンターでさえ知る必要のない疑問。

 

 自由を謳うハンターの実情―――ハンター協会の為り立ちに関係する一部の特権階級――この世界を牛耳る者たちの私兵扱いを担う俗称こそハンターなのだという事実。

 

 これらはハンター試験を受けるにあたり、出来るだけ詳細なハンター関係の資料を求め、長男が私の為に張り切りすぎた結果偶然に手に入れた事実だった。

 素人でも危険だと理解できる黒さ爆発ハンター暗部資料に私は驚愕すると即座に資料をよこした張本人にお叱りの電話を掛けた。自分の安全ではなくこれを調べ上げた長男の安否を確認したいが為だ。当人は明るく「ばれるようなヘマはしていない」などと言ってきたので子供を信用する意味で一応許したが、データは頭に叩き込めるだけ叩いてすぐさま破棄した。

 

 その一部を疑問に乗せて見れば大きく目を見開かせたサトツさんは私を凝視する。その行為で彼もその事実を知るハンターの一人なのだと教えてくれたようなものだ。

 

「これはまた返答の難しい疑問を投げかけてきますね、マダム」

 

 おや、実年齢に見合った呼称を付けられたのは初めてだわ。

 

 私の驚きにサトツさんは目を細めて笑みの形を作る。

 

「くじら島には手つかずの遺跡があるのをご存知ですか? わたくしも遺跡ハンターの端くれ、一度くじら島にも足を運んだことがあるのですよ。そこで一方的ではありますが、あなたをお見かけして…確かお子様たちと仲良く遺跡のある森の中でピクニックなさっていたようでしたな。あの時は女性と子供三人が魔獣の出没する森で大丈夫かと思ったのですが、あなたの発する雰囲気に魔獣は怯えていてそれも杞憂に終わり、尚且つすんなりと遺跡に辿り着けたのを覚えております。その節はありがとうございました」

「え、あ、いえ大したお構いも出来なくて……」

 

 何時の頃か全く思い出せない。多分だが、こちらに敵意が無かったのと子供達のはしゃぐ姿を目に焼き付けるので忙しく、言い方は悪いが、その当時は完全放置していたのだろう。

 

 一つ咳払いをしてサトツは話を戻した。

 

「さて、話を戻しますと、囲われた鳥であってもやはりハンターで良かったと思います。大半のハンターがその事実を知りません。言ってしまえば鳥もそこが鳥籠だと気づかねば自由な空と同種なのです。仮に気づいてもその鳥籠が広大ならば気にならない者も多いはず、それでも狭いと感じるハンターが居るのなら、それこそ己の力でその鳥籠を壊し、羽ばたいて行けば良い。本来ハンターとは己の欲求に従い生きている身勝手な人間にこそ相応しいのですから」

 

 そうはっきりと断言されてしまい、私は苦笑を通り越して大きく笑い声を上げてしまった。ひとしきり笑うと生理的に流れる涙を拭きながら口を開く。

 

「それって、社会的には駄目な部類に入りませんか?」

「当然です、真っ当な人間はそもそもハンターなどには為りません」

 

 確かにその通りだ。それでも目指す人間が多いのだからこの世界は駄目人間の巣窟なのだろう。最初のミトならいざ知らず、三度目のミトである私にはそれがとても魅力的に感じてしまうのだから己も立派な駄目人間の仲間入りを果たしているようなものだ。

 

「とても参考になりました、ありがとうございます」

「いえ、あなたには是非とも全ての試験に合格してハンターになってもらいたいものです。歓迎致しますよ」

「私も駄目人間になれと?」

「ええ、この世で誇れる素晴らしき駄目人間に」

 

 比喩で無くこの世界でハンターとは最も誇れる職業なのだから呆れたら良いのか、喜べば良いのか、ここまで詳しく話してくれた彼はきっと、私の心根にある渇望にも薄々気づいているのだろう。

 

「分かりました、その時はよろしくお願いします」

 

 そう言って会話を切り上げ、己の思考に没頭することにした。

 

 一度目の転生で生まれながら持ち合わせた闘争本能はそれでも始まりのミトの記憶で抑えられ理性的な行動を取れたが、それでも三度目の今の心に強く反映されているのは確か、その本能が己に囁くのだ。

 

 単純に強者と戦いたい。

 

 人間としては愚かでありながらこの世界では当たり前に持つことを許され、叶えられてしまうハンターという職業。

 

 ああ、ジンやゴンが私の元から離れてまでもハンターを目指したという想いが今の私には理解出来てしまう。

 

 そうなのだ、最初のミトはあくまで普通の人間であり、だからこそ駄目人間の彼らを理解出来るはずもなく、土台が違いすぎればそれが未知なるものに感じてしまうのも無理はないだろう。

 だからこそ、悲観に暮れ、死ぬまで憎悪した最初のミトが己のことでありながら哀れでならない。

 

 晩年を無意味に過ごしたのと変わらないのだから。

 

 もっとも遥か昔に過ぎ去った過去を振り返っても仕方が無いので思考をすぐに切り替え、背後から掛けてくる二つの足音、一つはゴンと思われる気配と覚えのない気配に意識を持ってく。

 

「あ! やっぱりあの笑い声はお母さんだったんだ!」

「え、ゴン、お前、親同伴でハンター試験受けに来たのかよ!? て言うか、見た目が若すぎるだろう!?」

 

 試験官のサトツさんを別にしてトップを走る私のすぐ傍までやって来たゴンは嬉しそうな表情を浮かべる。その横をぴったり張り付くように走るのは銀髪の癖毛に猫の様な釣り目をしたゴンと同年代の少年だ。

 

 ゴンは額に汗を掻いて懸命に走っているのに銀髪の少年は汗すら掻いていないところを見ると普段からこれ以上に体を酷使しているのだろう。ちなみに私もこの程度は普段の運動より軽いので体が反応せず汗すら掻いていない。

 

「うん、オレここまでお母さんと一緒に来たよ。確かに可笑しいかもしれないけど、気にしてないから、お母さんはオレが死ぬ間際まで見守ってくれるって言ってくれたし。後、若いのは言わないで上げて、結構気にしているから」

「それって母親としてどうなんだ……って、オレんところも人の親子事情を言える家庭じゃねぇけど……こんな若い母親は……無いわ」

 

 後半は小さく呟いているようだが、私やゴンにははっきり聞こえている。田舎育ちを舐めないでもらいたい。

 私は別に追求するつもりは無いが(もちろん最後の悪口も含めて)ゴンは好奇心旺盛だから聞きたそうな表情をしているじゃないの。ここは親として注意しないと。

 

「ゴン、余所は余所よ、親しき中にも礼儀ありって言うでしょう。友達だからと言って何でも聞いては駄目よ、時には黙って向こうから話すのを待つのも友達としての醍醐味なんだから」

 

 私がそう言えばゴンは素直にお返事してくれた。変わって銀髪の少年は顔を赤くして慌てたように口を開く。

 

「ばっ、別にゴンとは友達じゃねぇし!! 何言っちゃってんの!!」

 

 あら、可愛い反応をするじゃない。

 

「えー、オレキルアとはもう友達だと思ってるのに」

 

 ふふ、ゴンに掛れば身のこなしが唯者じゃない警戒心の強そうな子でも、すぐに友達になれるのね、ホント素直でちょっとお馬鹿だけど良い子に育ってくれたわ。

 

「おばさん、声に出てるから、ゴンの奴がむくれてるぜ、後、オレを可愛いって言うのは止めてくれ」

 

 でもね、頬を膨らますゴンは当然の摂理で可愛いけれど、君も顔を赤くしながら指摘しても可愛いだけよ。

 

「だから、声に出てるって……オレを可愛い何て言うの、嫌だけど家族だけだぜ……」

「あら、それは当然でしょう、家族なら尚の事、あなたが大好きだから言うのよ」

「けど、オレの家族は……」

 

 急に潮らしくなった男の子―――キルア君の頭を普段、ゴンにするような力加減で撫でまわせば飛び退って逃げ、それが懐かない猫のようで余計可愛らしく思えてしまう。私の心情として小さい子はどんな子であっても正義なのである。だから仮に彼がその身のこなしで多くの人を殺めていたとしても私はそれを目の当たりにしていないので構わない。三度目のミトたる私だからこその想いだ。

 

 あの時は今より大きくなっていて思い出すのに時間が掛ってしまったわ。前世、この子は初めてゴンが連れてきた友達だった、そう、この場所で出会ったね、彼らは。

 

 残念ながら最初のミトは彼を苦手としていた。彼も理解できない範疇であり、外に出たゴンが戻ってこないということを知らしめた決定的な現実だったからだ。

 

 でも、今は素直に喜ばしいと思える自分が居るのよ、どうか、ゴンと仲良くしてね。

 

 今度こそ言葉には出さず、顔を真っ赤にして睨みつけてくるキルア君に内心で告げると前方に光が見えてきた。

 

 

 ゴールかどうかは別にして地上には出られるようである。

 




 副題は新人潰しは潰され、奇術師は嗤う、でしょうか。


 では、また次回の投稿で。

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