三度目のミト   作:アルポリス

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 唐突に考えつき、尚且つ不定期更新の物語です、気長にお楽しみ頂ければ幸いです。


ミトと原作開始の話

 

 手づかずの自然を多く残す、くじらの形をした島に朝日が昇り始め、その島で暮らす決して多くは無い島民は活動を開始する。

 

 例に洩れず、私、ミト・フリークスもまたベッドから起床して身支度を済ませるとこれから起きてくるのであろう息子の朝食を準備するのだ。

 既に私より先に起きている祖母と挨拶を交わして朝食を作り、それが出来あがる頃、ドタバタという擬音が相応しい足音を響かせて息子のゴン・フリークスはやって来る。

 

 ゴンは私の姿を見つけると可愛らしい笑顔を浮かべて挨拶をくれた。

 

「おはよう、ミトさん!」

「ふふ、おはよう、ゴン」

 

 何か良いことでもあったのか、普段にもまして満面の笑みを浮かべている理由を聞く。

 

「どうしたの、ゴン。何だか嬉しそうね?」

「えへへ、分かる? 昨日やっと通知が来たんだ。オレ、ハンターを目指したい!!」

 

 寝耳に水とはこの事か。何時の間に息子はハンター協会に申込用紙を送ったのだろう。私は当然知らないし、一緒に聞いていた祖母の驚きを見る限り、祖母も関わっていない。ならば、近所の誰かに頼んだろうか。

 

 前はどうだったかしら……確か……駄目ね、そんな昔の事はとっくに忘れたわ。少なくとも今は昔と全然違う環境になってしまったし。

 

 となると、まさかゴンは自分だけで申込を行ったのか!? あの可愛いけど猪突猛進でおバカ一直線のゴンが!? 親として恥ずかしいけど碌に計算も、特に掛け算が出来ない息子が、ハンター協会に申込!?

 

「酷いよ、ミトさん!! 流石に掛け算くらいできるよ、オレ!?」

 

 あら、言葉に出ていたみたいね、頬を膨らまして拗ねているゴンはやっぱり可愛いけど、流石に私が悪かったわ。

 

「ごめんなさいね、ゴン。それで、つまり自分で申し込めたってことなのかしら?」

「うっ……それは違うけど…」

 

 やっぱり違うんじゃない、バツの悪そうな顔も可愛いけど、お母さんはそんなんじゃ騙されないわよ。

 

「誰に手伝ってもらったのか言いなさい」

「……兄ちゃん」

「どっちの?」

「……シー兄ちゃんの方」

 

 そう、長男のあの子に頼んだわけね、それならゴンが私に知られず、かと言って自身が行動しなくても申込出来るわけだわ。

 

 私はため息を吐いてポケットから最新の携帯を取り出すととある番号に指を掛けた。この携帯は衛星を介しているのでこのような辺境の島でも十分電波が通るのだ。ちなみに長男からのプレゼントである。

 

 何回目かのコールの後、寝起きと思われる青年の声が耳に届いた。

 

「久しぶりね、私が電話した理由は分かっているのでしょう」

『あー、やっぱりゴンの奴、母さんを騙せなかったんだ。はい、そうです俺がやりました』

「そう、まあ、あんたの事だから可愛い弟におねだりされたら無理よね」

『そうなんだよ、ゴンの奴この間電話してきて行き成り「お願いシー兄ちゃん、オレハンターになりたいんだ、申込して」なんて、可愛いらしくおねだりされたら、そら叶えてやりますって』

 

 私は一旦諸々の気持ちをため息として吐きだすと改めて口を開いた。

 

「ほんと、あんたといい、二番目のあの子といい、末の弟が大好きね」

『そら、当然だろって、ポーの奴も言うだろうさ。俺やポーにとってゴンは天使だからね。特に俺は当時漠然とだけどずっと一人で生きていくものだと思っていたから、ポーやゴンが来てくれてどんなに嬉しかったか』

 

 確かに長男に当たる電話先の息子は孤児だった、私が引き取らなければ下手すると死んでいたかもしれない、少なくともそれくらい劣悪な環境に置き去りにされ、生きていくところだったのだ。

 元々、私が十代の頃、各地を旅していた時に偶然引き合わせた縁で今の長男と出会った。そして少し……いや、かなり強引な対応で息子に迎えたのだが、本人はどうやら喜んでくれたようだ。

 

 それを電話口に向かって伝えれば、さも当然だろうという返答いただいてしまった。息子に愛されるなんて母親冥利に尽きるというもの。

 

『俺は母さんに感謝してもしたりないくらい愛情をもらっているんだ。言っておくけど、俺もポーも母さんやゴンの為ならどんな場所からでも駆けつけるくらい愛しているんだからね?』

「あー、うん。改めて言われると恥かしいけど嬉しいわ。何なら、年一回とは言わずに数回ほど家に帰って来てくれるともっと嬉しいけれど」

 

 最近、長男は家から出ると、どこぞの組織に所属して馬車馬のように働いているらしく、滅多なことでは家に帰ってこなくなってしまったのだ。それが少し寂しい。

 

『それは……えっと……うん…困ったな』

「冗談よ、例え何年音沙汰が無くても、私の息子に変わりは無いわ。それに比べたらあんたは必ず一度は帰って来るんだし。それ以上求めたら罰が当たるわね」

『ごめん、もう少し時間が掛るけど、それを過ぎれば時間に余裕が出来るから』

「謝る必要は無いわ、便りが無いのは元気な証拠っていうもの」

 

 私は息子たちの自意識を尊重したいと思っている。だから長男が家を出たいと言った時も反対はしなかった。次男に対しても同じく旅に出たいと言われて送り出した。当然ゴンに対してだってそうするつもりだ。

 けれど、それでも心配する親心はどうしようもなくて、今回で三人目となると少し堪えるものがある。

 

 そんな想いを電話越しで感じ取ったのか、はたまた感の良い長男は初めから私の親心に気付いていたのか、こんな提案を告げてきた。

 

『実はさ、ハンター試験の申込ってまだ余裕があるんだよね。何なら、母さんも一緒に行ったらどう?』

 

 いや、どうってあんた、私のような素人が出て良いものじゃないんじゃないかしら。

 内心で言い訳じみた言葉を吐き出しながらも驚きで無言になっていると長男はその選択を与える理由を語り始めた。

 

『もう一つ言うと、俺がゴンの為にハンター試験申し込みを行ったのを何処からか聞きつけたらしくて、案の定ポーの奴も出るって言いだしてさ、今、それの申込作業中なんだ。つまり、今ならすぐに申し込めるってわけ』

 

 なるほど、寝起きでは無く、徹夜明けなのね……じゃなくて。

 

「……私が、ハンター」

 

 ゴンに聞かれないよう小声で呟きながら昔の自分を思い出す。人にとっては過去の回想でも私にとっては過去ではない『過去』

 

 当時の私はハンターを酷く憎んでいた。ハンターは私の大切なものを奪っていく…違う、私から離れていったと言った方が良い。その当時好きだった男も、その息子も、ハンターという職業に心を持って行かれ、私の元から去って行った。それが酷く悲しくてハンターという言葉を聞くだけで憎悪する毎日、それは晩年を過ぎても払拭されることもなかった。やがて私はハンターというものがどういったものなのか、それほどにのめり込める職業なのか終ぞ知ることなく、憎みながら死んだ。

 

 それでミトという人生は終わるはずだった。

 

 ところが……。

 

 この世界ではそのような信仰が為されているか分からないが、輪廻転生の理を私は確かに知っている。いや、実際体験したと言ってもいい。それも二回。

 

 今の私は二度目の転生で生きるミト、始まりを加えれば三度目のミトを生きている。

 

 そんな今の私ならばもしかしたら、

 

「分かったわ、申し込んで置いてちょうだい」

 

 ハンターという職業がどういうものなのかを肌で感じられるかもしれない。そしてそれ以上に三度目の私の中に燻ぶる二度の転生で植えつけられた渇望を満たせるかもしれないのだ。

 

 長男は一つ返事で頷いて電話を切った。

 それを確認した私は携帯電話から耳を離して深く息を吐きだす。内心で先ほど生み出された高揚感が落ち着きを見せた。

 

「ゴン、ハンター試験に行きたいと言ったわね?」

「う、うん」

 

 その表情から待っていましたとばかりに私の答えを待っている。

 

「あなたの好きにしなさい」

 

 ゴンは最初、言われた言葉をちゃんと把握していないようだった、ポカンとした表情から見る見る満面の笑みに変わっていき、全身から喜びを発散させていた。

 

「やったぁぁぁぁ!!」

 

 本当に嬉しそうな息子を見ると改めてこの選択が良かったと思える。今にも家から飛び出して行きそうな、きっと小さい頃友達になったという、キツネグマのコンに報告するつもりなのだろう、ゴンの襟首を掴み持ち上げた。コンと呼ばれるキツネグマの母親は野生でありながら私の知行でもあるので別に心配はしていないが、話は終わっていないのだ。

 

「ぐっ、ミトさん……ぐるじい」

「話は最後まで聞きなさい、いいわね?」

 

 口の端を上げて凄んで見せれば刻々と頷くゴンに掴んでいた手を離した。締め付けがきつかったのだろうか青い顔をして体が震えている。別に怒っているわけじゃない旨を伝えれば怯えた体がピタッと止まった……解せないわ、そこまで怖かったかしら? などと内心で疑問を浮かべながら話を続ける。

 

「但し、私もハンター試験に行くわ。当日は一緒に行きましょう」

「え……えぇぇぇぇぇぇ!?」

「何よ、私と一緒じゃ不満なの?」

 

 驚きよりも驚愕と言った言葉が似合うほどうろたえるゴンの姿に腹が立つ。

 

「だって、だって、ハンター試験に親と行くなんて聞いたことないよ!!」

 

 いや、ハンターに詳しくない私は知らないけれど、確かに親同伴になるのかもしれないわね。けど、それは私と言う親が恥ずかしいってことなのかしら、それとも既にゴンくらいの年になると親が鬱陶しくなるのかしら。でも、長男や次男はゴンくらいの年で普通にお風呂を一緒に入っていたし、結構甘えてくれたような気がするんだけど……まさか、ゴンは私のことをちゃんと親として見てくれていないのかも…そうだ、そうに違いない。だって私はゴンの父親で――従兄のジンから無理やり親権を奪い、本当の父親と過ごす機会を奪ってしまった張本人なのだから。前世の私はジンが好きだったからこその恨みもあってそんなことは想いもしなかった。しかし、今はジンを端にも掛けていないので正常な判断が出来るはず。そう、ゴンにとってみればハンターを目指す目標でもある父親から離された憎い叔母でしかないことになる。

 

 ああ、そこまでの考えに至れなかった自分が不甲斐なくて泣きそうだ。

 

「え!? ミトさん、泣いているの!?」

 

 どうやら本当に涙が流れているようだ。さっきから頬が濡れている。

 

 思えば初めてジンが赤ん坊のゴンを連れてきた時(前世ではなく今生)それはもう、私の息子達と共に歓迎しているとは思えない冷笑を浮かべて迎え入れた。

 

 だって、臭かったんだもの、体臭が酷かったんだもの。

 

 何日風呂入っていないのか問えば、二週間と答え、赤ん坊も三日入っていないなんて言われたら、そりゃ無理やりにでも親権を奪いたくなるというもの、危険な旅に赤ん坊のまま同行させるなんてドヤ顔で宣言されたらジンを殺してでも親権を奪いたくなるに決まっている。今考えるとジンはあの時冗談で言ったのかもしれないけれど……。

 

 今の私は絶対と言えるくらいにはジンを男して好んでいない、理由は前世を抜きにして二つ。

 一つは子供のくせに達観していたような、初対面で幼い私(見た目だけ)を見下していたような態度が鼻についたこと。確かにジンは両親を早くに失って大人びていたかもしれないが同じく私だって両親を失っている。それもジンより先に、だ。

 三度目だからこそ気づいたジンの態度に当時の私は嫌悪感を滲ませ、顔には出さなかったが随分雑な対応をしたような覚えがある。目を輝かせてハンターになりたいと言った時も確か鼻を穿りながら「あっそう」と、それだけ言ったはず。その後、シュンっと肩を下してがっかりしたような態度を見せた時は流石に謝ったが。

 それなのに赤ん坊のゴンを連れてこの島に帰って来た時は驚いたものだ。

 もう一つは私の好みが変わっていなかったというところである。

 

 結局、何度か親権争いを(一方的)に行ってようやく勝ち取ってみたは良いが、いくら赤ん坊とは言え、ゴンの意思を確認しなかった私はジン以上の親失格の烙印を押されても仕方がないだろう。

 

「ご、ごめんなさい、私は良い母親じゃなかったわ、あなたの意見を聞かずにジンから親権を奪って尚、親のように振舞うなんて」

「ちょ、ちょっとミトさん、何言っているの、その時オレ赤ん坊だよ!?」

「それでも少し大きくなった頃聞けばよかったのよ、それなのに忘れていたなんて……こうなれば腹を搔っ捌いてでもお詫びするしかないわ」

 

 私はキッチンに向かうと先ほどまで料理に使っていた包丁を手に取った。尽かさず、そこにゴンが走って来て私の腕を掴み止めに入って来る。途中、ノホホンと私達のやり取りを眺めながら既に朝食を食べているお祖母ちゃん(ゴンにとっては曾祖母)に止めるよう懇願するも、あたしじゃ無理だねと即座に一括され、落ち込みながらも全力で止めに掛ってきた。流石お祖母ちゃん、私の性格を分かっていらっしゃる。

 

 と言うか、ちゃっかりご飯を食べながら寸劇を見ているような寛ぎ具合だけど、私は本気なんですからね。

 

 ちらりと視線でお祖母ちゃんに伝えれば鼻で笑われた、ちくしょう。

 

「ミトさん……いや、お母さん、オレはお母さんが大好きだよ!! 別に血の繋がりなんて関係ない、大祖母ちゃんや、お母さん、シー兄ちゃんとポー兄ちゃんというこの家族が大好きなんだ!! 今更ジンが迎えに来てもオレは絶対に行かないよ、ただオレは自分の力を試したいからハンターになりたいだけで……確かに親父と再開したいとは思っているよ、けどそれは単純にお礼が言いたいからなんだ!」

 

 ああ、久々にお母さんなんて言われてしまった。最近は何故か名前で呼ばれるようになって少し寂しかったが、先ほどの自己診断で自身の身勝手さを思い知ればそれも頷けると思っていたのに。

 

「……お礼ってなに?」

 

 包丁を一先ず置いて問うとゴンは顔を僅かに赤くさせながらも口を開いた。

 

「…オレをこの家族の元まで連れて来てくれてありがとうって」

 

 やべぇ、うちの息子大天使なんですけど。何この可愛い感じ、超やべぇよ、私の口調が変わっちまうぐらい可愛いなんて、あんたどんだけ、私を萌えさせれば気が済むんだよ。

 

「あああ、このおバカ息子、大天使、可愛いすぎ。畜生、録音しておけばよかったわ!!」

 

 ぎゅうぎゅうと抱きしめながら頬ずりすればゴンもギコチナク返してくるのがまた可愛いらしさに拍車を掛けてくる。

 

「だから、お母さん。絶対に死ぬなんて言わないで、オレはお母さんの息子になれて幸せだから……うん、そうだね、お母さんがいてもオレのハンターを目指す心は変わらない、だから一緒にハンター試験に行こう、お母さん!!」

 

 お母さんを萌え殺す気ですか、そうなんですね、いいでしょう受けて立ってやりましょう……うん、素直に殺されてもいいかな。

 

「ええ、一緒に行きましょう。でも、息子の意見は尊重するつもりよ、あなたが自分の力を試したいというなら母さんは最後の一線までは見て見ぬふりするわ」

 

 そう、ゴンが死ぬ間際までなら目を瞑ろう、それはゴンの、息子の望みだから。

 

「けど、あなたが死にそうになったら躊躇なく助けるわ、それだけは許してね、これは私の親としての吟じなの。この意志だけは誰にも曲げさせない、例えあなた達息子であっても、よ」

「だったらオレはお母さんが心配しないよう絶対に強くなって見せる」

「言ったわね、約束よ?」

「うん、約束」

 

 私の小指とゴンの小指が絡まり微笑ましい約束を交わしていると朝食を食べ終えたお祖母ちゃんがボソリ呟いた。

 

「やっぱり、感動ものの寸劇だったじゃないか」

 

 うるさいわよ、私の耳にだけ聞こえるよう呟いて、感動の瞬間に水を差さないでほしいわ。

 

 

 

 

 こうして息子のゴンはハンター試験会場に親同伴で向かうことになった。

 

 当然、親は私ことミト・フリークス、三度目にして初めてのハンター試験に高まる高揚感を抑えつつ、息子と一緒にいられる充実感を十分に堪能するのだった。

 

 ちなみにゴンが私を名前で呼ぶようになった理由は些細なもので、未だに十代に見られるのをどこからか聞きつけた(これは比喩なしで本当に見られるのだ)ゴンは私の婚活を考えて姉弟のふりをしていたそうだ。

 

 いや、別に結婚をしたいと思っていないから、という私の意見を素直に受け入れ、今では普通にお母さんと呼ばれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 朝食を終えてゴンが森に遊びに行くのを確認するとお祖母ちゃんはおもむろに口を開いた。

 

「そういや、ミト、店はどうするつもりだい?」

 

 そう指摘されても返す答えは決まっている。

 

 うちの店で酒を飲むくらいなら家で飲みやがれ、島民共。

 

「せいぜい、本性は出さないよう気をつけな、ミト」

 

 おっと、若い頃の口調になっていたわ。そうね、お祖母ちゃんの言うとおり、気をつけるとしましょう、息子達に嫌われたら悲しいからね。

 これでも私、若い頃は旅をしながら暴れていたもので、久方ぶりの遠出に託けて気を緩めないよう引き締めていかないと。

 

「だって、この手を血に染めてしまいそうで怖いわ」

 

 うふっと息子達には見せられない凄みのある笑みを浮かべて言えば、お祖母ちゃんに呆れ交じりのため息を吐かれた。

 

 いやだわ、お祖母ちゃん、そんなにため息を吐きだしたら幸せが逃げてしまうわよ。

 

 だって仕方がないじゃない、二度も転生すれば心を始め、色んなところが強くなってしまうものなの、だからこれは当然の岐路なのよ?

 




 と言うわけで、初っ端から捏造しまくり、ミトに血の繋がらない二人の息子、ゴンにしてみれば二人の兄がいることになってます。
 ちなみに兄二人はオリジナルではなく原作の主要かは別にしてキャラだったりします。

 誰なのかは今後出てくる予定。



 では、また次回投稿で。

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