ルピナスの花   作:良樹ススム

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お久しぶりです。
とりあえず前回までのあらすじをどうぞ。

13体目のバーテックスである草薙真生を残し、全てのバーテックスを倒した勇者部。散華による身体の欠損を残したままであったが、それぞれは平穏な日常を過ごしていた。
そんな中、夏凜は自分の未来について悩み、部活を休む。美森も病院で休んでおり、部活は風、樹、友奈、真生の4人で行われることになった。
依頼の最中、真生は嫌な予感と共に過去の自分と出逢うこととなり、それぞれの思いを胸に剣戟を重ねた。過去に希望を残し、真生は過去の自分との決別を果たす。
その頃友奈は須美を含めた三人と依頼を達成して、あることを決意した。


第三十七話 心の扉をたたく

 勇者部に来ていた依頼も終わり、友奈は一人でゆっくりと学校へと戻っていた。

 彼女は依頼の途中で出会った、心優しい少女たちとの会話を思い浮かべた。話は真生たちと二手に分かれたところまで(さかのぼ)る。

 

 

 

 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

「――そういえばさっきの『勇者部』って何ですか~?」

 

 園子は興味津々な様子で、友奈へと疑問を投げかけた。未だに自分のせいだといわれたことへのショックを拭えない須美を華麗にスルーしながら。

 友奈は園子の質問を聞いて、花のような笑顔を向けて嬉しそうに話し始めた。

 

「あ、えっとね。人のためになることを勇んで行う部活なんだ! 部員が六人いるんだけど、みんな優しいしすっごく頼りになるんだよ。風先輩は頼れるパワフルな先輩で、樹ちゃんは物静かだけどいろんな人に対する優しさが溢れてて、東郷さんはいつも私を助けてくれる大親友で、真生くんは東郷さんと同じで大親友だし私のことだけじゃなくて周りのことまで常に気を配ってる頑張り屋さんなんだ! それにもう一人は入ったばっかりなんだけど、夏凜ちゃんっていってね、夏凜ちゃんは――――」

 

 そこまで言って友奈は、夏凜が部活に来ていなかったことを思い出した。今日教室で見かけた夏凜は、普段と違いとても大人しく常に何かを考え込んでいる様子だった。友奈は夏凜が何を考えているかは分からなかったが、それがとても彼女にとって大切なことだということが夏凜の表情から伺えた。

 思い返せば、勇者部が夏凜について知っていることはそこまで多くはなかった。彼女自身が話そうとしないのもあるし、そういったことについて詳しい真生も黙っていたからだ。

 

(そっか……。私、夏凜ちゃんのこと全然知らないんだ。同じ部活の、同じクラスの友達なのに……)

 

「えっと、どうかしましたか? 友奈さん」

 

  急に静かになった友奈に気を遣ってか、銀は友奈へと声をかけた。そのことに気がついた友奈は、はっとした様子で焦りながらも困ったような笑顔で彼女たちへと言葉を返した。

 

「あっ、ごめんね! 急に黙っちゃって。それで続きなんだけど、夏凜ちゃんは勉強も運動もできるんだけど、初めはいつも眉をひそめてツンツンしてたんだ。でも最近はそんなこともなくて、笑顔もたくさん見せてくれるようになったんだよっ! 勇者部はみんな仲良しで、みんな違ったいいところを持っててね。困ってる人を笑顔にしたいってみんな思ってるんだ!」

 

 宝物を自慢するかのように語る友奈は、三人から見てもとても嬉しそうで誇らしげだった。そして銀は友奈の言葉にへえっと呟きながら、納得したように自分の思ったことを口に出す。

 

「ああ、それで『勇者』ってわけだ」

 

「うんっ! だから……、須美ちゃんたちも『勇者』だね!」

 

 満面の笑みでそう言う友奈に、三人の勇者たちは照れくさそうに笑った。

 

 その後、木に登って降りられなくなった猫を発見した友奈たちは、無事に猫を救出することができた。猫と再会できた依頼主であるお婆さんは、見つけてくれた友奈たちに感謝の言葉とお礼を渡し笑顔で手を振った。

 歩きつつもお婆さんの姿が見えなくなるまで手を振った友奈は、達成感に満ちた声を上げる。

 

「依頼完了ーっ! お疲れ様、須美ちゃん、園子ちゃん、銀ちゃん!」

 

「お疲れ様でした」

 

「楽しかった~」

 

「だなっ」

 

 労いの言葉をかけられた須美たちはそれぞれの感じたままを口にする。

 しかし、ご機嫌な様子を窺わせる園子と銀とは対照的に、須美は少し申し訳なさそうな顔をしながら手に持っていた袋を広げた。

 

「依頼者のお婆さんからいろいろ貰っちゃいましたね」

 

「もなかにぼた餅、かりんとー! これだけ揃って鷲尾さんちの須美さんは何が不満なんですかいのう、なあ園婆さん」

 

「そうですなあ〜、銀爺さん♪」

 

「べ、別に不満なんて思ってるわけじゃ……っ! ていうか何よ、その寸劇!」

 

 ――――ピリリリリ!!

 

 不意に、友奈の携帯の音が鳴り響いた。

 

「おっと……、ごめんっ! 部活のみんなが待ってるから行くね」

 

 申し訳なさそうにしながらも友奈は須美たちへと別れを告げる。その様子に焦った須美はアタフタとしながら、お婆さんからもらったお菓子袋を胸の前に差し出して声を上げる。

 

「あっこれ……」

 

「須美ちゃん銀ちゃん園子ちゃんで食べて! ありがとう、ちっちゃな勇者さんたちっ!」

 

 とびきりの笑顔を浮かべて、友奈はすぐに走り去る。その胸中に迷いはなく、ただ自分で決めたことを一生懸命やるという心意気がはっきりとあった。

 なお、後にはポカンとした顔の三人少女だけが残されたという……。

 

 

 

 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

「……なるほどな、そういう経緯(いきさつ)か。何というか……思い立ったが吉日とはよく言ったもんだよ」

 

 若干呆れたような顔で返したのは草薙真生だ。無事合流した彼は、友奈の話を聞いて友奈のしたいことに合点がいったようだった。

 真生は軽く後頭部を掻くと、ポツリと言の葉を落とした。

 

「……浜辺だ」

 

「え?」

 

「今の時間とあの子の性格から考えて、浜辺で剣を振るっているはずだ。まあ右目の分の慣らしもあるだろうが、きっと今まで考えてこなかった事を考えなくちゃいけなくなって混乱……いや困惑してるんだろう。迎えに行ってあげてくれ、あの子は意外と寂しがりやだからな」

 

 その言葉と共に零れた笑みは、慈しみに溢れていた。友奈は与えられた情報を噛みしめるように何度か呟くと、真っ直ぐ真生を見て応えた。

 

「うん、任されましたっ!」

 

 友奈はそれを言うと同時に目的の場所へと駆けていく。その後ろ姿を視界に収め、真生は声を張り上げた。

 

「風先輩には言っておくから、こっちの心配はしないでしっかり話してこい! ちゃんと連れ戻してこいよ!」

 

「ありがとうっ! 風先輩と樹ちゃんによろしくね!」

 

 友奈が返事をする頃には彼女の姿は夕日をバックにした影になっていたが、半身振り返ってぶんぶんと擬音がなってそうなほど手を振っている、元気とやる気に満ちている背格好を瞳に映した真生は苦笑を漏らした。

 学校へ向かう足を動かそうとした彼は、目を少し細めて瞳のみを後ろへと向けた。そこには代わり映えのない街並みが広がるだけだったが、真生は硝子玉のような何一つとして感情を映さない瞳を前に戻し、再び歩き出して()()()を心中で嘲笑った。

 

(……存分に見ているがいいさ。例え何が起ころうとも、それを覚えていられる者など1人もいないのだから)

 

 真生の姿が消えた後、1人の青年が現れる。しかし、その青年は監視対象に対しての違和感や不思議さを一切覚えていなかった。ただ一つ、仄かに残る自分のものでない体温があったが、それすらも霞のように消え去り当たり障りもない報告のみが監視を命じた者に届くのだった。

 

 

 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

「おかえり真生〜。あら? 友奈はどしたの?」

 

「友奈はどっかのサボリ魔を迎えに行ったよ。友奈のことだからきっとうまいこと言って連れてくるだろうさ」

 

「あー、納得」

 

 クスッと笑いをこぼしながら、風は柔らかく微笑む。真生は妙に優しい瞳で見られていることに違和感を覚えつつも、いつも風の隣にいる樹がいないことに気づいて疑問の声を上げる。

 

「ん、樹はどうしたんだ?」

 

「明ちゃんと一緒に用務員の仕事の手伝い。私も一緒に行こうとしたんだけど、真生と友奈が帰ってくるだろうから部室で待っててって言われてね。いやあ、うちの妹ホントかわいくてしょうがないわ」

 

 デレデレとした表情を浮かべる風に、真生は苦笑しつつも樹の自立心の高さに内心多少ながらも驚いていた。

 勇者になってからのこの短い期間で彼女は大きく成長した。彼女の気弱な性分に隠されていたが、樹は元々他人と関われば関わるほど自分の世界を広げられる強さを持っている子だった。ただそれを本人が認識しておらず、それに加え過保護な姉に守られていたがゆえに芽を出すのが遅れていただけだったのだ。

 

 勇者になったことをきっかけに姉を支える力を手に入れ、それを自信に自らを開花させていった。真生はそのことがたまらなく尊いものだと感じ、浮かべていた苦笑を優しさを覗かせる笑みへと変えた。

 

「樹も成長したな……。少し前まで俺に怯えていたのが嘘みたいだ」

 

 そう話しながら真生は部室のデスクトップの前に座り、パソコンの電源を立ち上げる。休んでいる美森に代わって、勇者部のサイトを更新するためだ。勇者部にはネットに関する知識をある程度持っているのが美森と真生しかいないため、このように真生が代わって行うこともあるのだ。しかし基本的には美森の管轄であり、真生は普段触ることのないものでもある。

 ディスプレイと向き合う真生を、風は頬杖を突きながら光を残す右の瞳で見つめていた。

 

 静寂に包まれる部室の中で二人の息遣いと真生のキーボードの音だけが響く。黙々と作業に勤しんでいた真生は、作業が終わると同時に短く息をついて窓の外に目を向けた。外は既に夕日が沈みかけている。

 そうして真生が夕日を見つめていると、不意に風が言葉をかけた。

 

「ねえ真生。あんた最近なんか隠してない?」

 

「……は?」

 

 不意の出来事であったためか、真生も目を丸くした。驚く真生をよそに、風は確信を持った口調で話を続けた。

 

「最近のあんたアタシたちに対して淡白な反応ばっかなのよ。おかげで全然張り合いないし、夏凜はあんたの顔見て変な顔してたし、東郷はあんたの話題出すと笑顔一瞬固まるし。率直に言ってめちゃくちゃ怪しい」

 

「だからって……、なんでそんなに断固とした口調なんだ」

 

「ふふん、なんたってアタシの超絶プリティーでウルトラハイパーな女子力がそう言ってるからね。それに加えてアタシの封印されし瞳が疼いている……、絶対に何かがあると!」

 

 眼帯をつけた左目に手を添えながら不可思議なポーズをとる風に、最早どこからツッコミを入れればいいのかわからなくなった真生は、頭痛が痛いとでも言いたそうな程に眉間をグリグリと押さえながら深く息を吐いた。

 

「む、冗談めかした言い方したからって溜め息つくことないじゃない」

 

「場を和ませる必要なくないか、この場面で……」

 

「そうね、だからちゃんと聞くとするわ。――――真生、あんたは何を隠してるのかはっきり言いなさい。部長命令よ」

 

 風の真っ直ぐな瞳に、真生は気圧(けお)された。一瞬だけだが答えなければならないと思わされた真生は、胸中で歯噛みした。弛緩した空気の中で少し気を抜いた瞬間に、心臓を掴まれるかのような鋭い眼差し。本人が狙ってやっていないことに、真生はやりづらさすら覚える。

 

 しかし、真生の秘密を語るわけにはいかない。それは、あらゆるものに対する裏切りだったからだ。神樹も、大赦も、……勇者部ですらも彼にとっては泡沫(うたかた)の夢。だからこそ裏切ることも許容できる。だが彼は、彼だけは真生(・・)を裏切ることは許されない。彼は真生の代弁者であり、目的の執行者であり、共犯者である。

 

 彼自身の感情は真生の力となることを決めた時に捨て去った。過去の真生との決着も、内に眠る真生の意思に沿う形になぞったものだけのこと。

 

 だからこそ彼は、彼からすれば不毛なこの問いかけに答えることは無い。

 

「俺の隠し事なんて大したことじゃないさ。それこそ東郷にでも聞けば分かることだ。風こそどうなんだ? ……不安なんだろう? 肉体的な欠損を持ったまま、最も強いであろうバーテックスと戦うことが」

 

 真生の返答は、的確に風の心に波紋を波立たせた。満開を持ってしても追いつくことができない速さ。傷をつけたとしても、いや肉体を抉ったとしても即座に回復する超速再生。バーテックスを容易に強化する程の詳細不明の超能力。どれをとっても強敵であることは間違いなく、敵が1人であることを考えても前回と同等の死闘となることは必至だった。

 

「これまでの戦闘記録での奴の行動の数々を省みるに、十三番目のバーテックス(UNKNOWN)は狡猾だ。隙を見せたら最後、 真っ先に落とされる事は間違いない。少なくとも片方の精霊……風の場合は犬神辺りを守護に回した方が良いだろう。後は……」

 

「――勇者部五箇条ひとーつ、悩んだら相談っ!」

 

 矢継ぎ早に言葉を紡ぐ真生に、風は声を張り上げた。露骨に話を逸らそうとする真生は、失敗したことを察して眉間に(しわ)を寄せた。まだ抵抗を諦めていない真生が口を開くより先に風は自らの思いを告げる。

 

「真生、話を逸らそうとしないで。……確かにアタシは次の戦いが怖いわよ。だからあんたが、アタシや勇者部のみんなを心配して対抗策まで考えてくれてることは感謝してる。でもね、それとこれとは話が別よ。最近のあんたは……雰囲気が怖い。影で怖い顔することも増えたし、妙な距離感を維持してるみたい」

 

「……っ!」

 

 ……言葉すら出なかった。見られていた、見透かされていた。風の言葉の意味を理解した時、何度もあの時の春信の言葉が頭の中で繰り返される。

 

 ――――君に騙せるのは他人と友達までだ。君の事をよく見ている人間はいずれ気付くよ。僕と同じか、それ以上に君が自分勝手だということにね。

 

 全てを理解されたわけではない。そんな事は分かっていた。しかし、彼には我慢ならなかった。自らが、真生(・・)が暴かれていくという錯覚にも似た嫌悪感が。

 

 風は続ける。自らの意思を伝えたいが為に。それが彼を遠ざけるとも知らず。

 

「アタシはね、あんたよりも一個年上なの。先輩でリーダーだから、いつまでも怖がってるわけにはいかないし、恐怖も不安も皆となら乗り越えられるって、そう思うから無限のパワーが溢れてくる。だから心の準備だっていつでも万端よ。それよりあんたよ、真生! あんたがだんまり決め込んでるのもいいけどね、あんまり長く続けてるようなら……、

 

 

 

 

 あんたの寡黙な心、アタシがこじ開けちゃうぞ☆」

 

「……」

 

 沈黙が教室の中に響く。いつまで経っても一切の反応を示さない真生に、風はほんの少しの不安を湧き上がらせた。

 

「あ、あれ? なんか外しちゃった?」

 

 先ほどまでの真剣な雰囲気は何処に行ったのか。風があたふたとしながら真生の様子を伺っていると、唐突に真生が笑みを浮かべた。俯いたままだったため、口元の笑み以外の感情は見えない。風が黙したまま見つめていると、真生は顔を上げて、疲れたように笑いながら言葉を吐き出した。

 

「……あー、もう。本当に風は馬鹿だなあ」

 

「にゃ、にゃにおうっ!?」

 

「馬鹿な割りに聡明で、状況判断もなんやかんやでしっかりこなして……本当に……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――――厄介でしょうがない。

 

 

 言葉に出さない思いは、誰に伝わる事なく真生の中に響くのみ。どこか渇いたような笑みを形作る弧を描く口と細められた彼の瞳は、まるで定めた獲物を笑う蛇のようだった。

 

 少しして表情を崩した真生は、少し俯きながら言の葉を零す。

 

「でも、まだ駄目だな。やっぱりまだ話せない」

 

「そっか、でも……」

 

「大丈夫、全部終わったらちゃんと話すさ。他の皆にもな」

 

 穏やかな笑みを浮かべる真生に、風は不満を残しながらも、仕方ないとでも言うように眉を八の字に曲げつつ笑った。

 

「そろそろ樹と友奈たちも戻る頃だろう。軽く部室の掃除でもしてようぜ、風」

 

「そうねー、堅苦しい話してて肩も凝ったところだし。いっちょやっちゃいましょうか!」

 

 そう言って、2人はそれぞれ活動を始めた。樹と明が戻る頃には、いつの間にか大掛かりな掃除に取り組もうとする寸前だった。

 友奈と夏凜のことを樹と明にも同じように説明したところ、二人を待とう! という話になった。夕方に近づいているにも関わらず夏の暑さに変わりはなかったが、部室に静かで和やかな空気が再び流れ始めるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(…………全てが終わった時、俺――――真生はきっと…………)

 

 されど、運命の時は近づいている。真生の願いの成就に全てを費やす彼は、最後の時に思いを馳せて、蒼を時折覗かせる橙色の瞳を閉じた。

 

 

 

 




 とりあえずいつもの謝罪祭りです。
 わすゆの映画に間に合わなくてすみません! それどころかゆゆゆいも配信されてる! 友奈ちゃんじゃなくてにぼっしーが一番初めに+5になったのはなんでだろうか……この作品でそんなに優遇してました?

 自慢混じりの謝罪してるのかしてないのか分からない祭りはともかく、ゆゆゆが盛り上がってきて嬉しい限りですねえ……。ゆゆゆ小説も増えてる……。安定(?)の不定期更新ですが、お気に入りしてくださってる方と読んでくださる方には感謝を。見切りをつけてしまわれた方々にもこれまでの応援に対しての感謝を。……拝!

 気になった点や誤字脱字、明らかな矛盾点などがあった場合には感想欄かメッセージにお願いします。感想、批評などもいつでもお待ちしています。

 では最後に、


 心の扉をたたく:クラスペディアの花言葉

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