緋弾のアリア~二丁拳銃の猛犬~   作:猫預かり処@元氷狼

6 / 30
Re:EpisodeⅠ‐Ⅵ

――――――――――――依頼と飲酒は紙一重。

 

 

 

 

 

 

 

 

遠山金一……俺の幼馴染であり親友の遠山キンジの兄であり俺が慕っていた武偵。

日本内でもトップの実力を持つと言われ、彼の銃技にはだれもが見惚れた。当然、俺も。

金一さんもキンジと同じように遺伝で『ヒステリアサヴァンシンドローム』キンジ曰くヒステリアモードを扱う遠山家の人間、金一さんがヒステリアモードになった時はその場に嵐が、銃弾の嵐が起きた。

強かった、俺が知る中で一番強く、優しく、家族がいない俺に優しくしてくれた恩人だ。

……だが、金一さんは俺等が一年の頃に洋上の豪華客船沈没事故時に乗客を全員助けて自身は逃げ遅れて死んでしまった。最後も自分の身を犠牲にして他人を守る。すごい人だ……しかし世間はそうは捉えなかった。世間はその沈没事故を未然に防げなかった金一さんの責任とした。キンジの元にはハイエナ共が集まり強襲科で活躍していたキンジは武偵に嫌悪を抱くようになり試験をボイコット。キンジは今の探偵科Eランクへと落ちた。俺も確かに金一さんの責任にした世界を恨み、強襲科を一年で辞めた理由もそれに少しは関与していることもあった。けれど俺は武偵として金一さんの意志を同じ強襲科ではないが少しでも継げる様に装備科へと入った。だってそうだろ?金一さんと同じ強襲科で同じことをしたら、金一さんの存在が俺の中で薄くなっていくような気がするんだ。それに金一さんは言うだろう『俺と同じことをして肩を並べたつもりでいるな』と。いや、言わないかもしれない。どれも俺の勝手な妄想だから…………

 

「…………ん……?」

 

目を開けると、其処はいつもの天井。そしていつもの酒と煙草の匂いが漂う俺の部屋だ。

寝ていた場所はいつもと同じソファ、左を見るとキンジがどこからか持ってきた布団で寝ていた。

意識を覚醒させると、俺にも毛布が掛けられていた。

 

「夢、か……」

 

ソファから降りて俺はキッチンに向かって冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出して一本を空にする。

いつも通り、山積みになっているカップラーメンから二つ取り出してお湯を沸かす。

 

「何ちゅう変な夢見てんだ俺は……」

 

闇の中で尊敬する親友の兄を語る。何処の変態だそれは

 

「に、兄さん……」

 

「あ?」

 

今キンジ……

 

「兄さん、ダメだ。俺から……」

 

寝言かよ、ってか夢も似てるってもう気色悪い域だな。俺とキンジは息が合い過ぎて。

時計を見ると現在6時50分。まだ時間はある、寝させとくか。

俺は冷蔵庫からビールを取り出そうとするが……

 

「いや、止めとくか。今日は依頼を受ける」

 

最後に受けたのが2週間前の自衛隊の銃を点検するという報酬は100万の装備科の掲示板に貼っていた一番報酬が高い労働依頼だった。これが結構きつくて、2日徹夜でやった。拳銃200丁、他銃器多数って随分な労働だ。あれ?そう言えば昨日貴希に渡した50万ってあの時の報酬の半分か?

無いと思ったらあそこにあったのか‼

ま、まぁいいか。たぶん預金に1000万はあるし……

いや、待てこの前引き出した時に500万ぐらいに減ってた気が……しないでもない。

そして最後に依頼受ければいっか、という結論に居たり俺は煙草を取り出してベランダに出る。

 

「ふー…………」

 

武偵男子寮って女子寮より海側にあるから、海が見えてほとんど設備も最新のものだから高級ホテルの一室みたいなんだよな、噂では教師寮の方が凄いって言うけど……今度蘭豹と綴に単で見せてもらうか?いつも俺が奢ってるしあの二人に奢らせるのもアリだな……

 

「今日はどんな依頼受けるか」

 

スマートフォンを取り出して、電話を掛ける。今はもう起きてるだろうし……

呼び出し音が数秒なり、俺の耳に

 

『もしもしなのだ‼』

 

躊躇なく、それはもうダイレクトに大声が響く。

 

「お、おはよう平賀」

 

『おはようなのだ灯央君‼』

 

平賀文、俺と同じ装備科所属のAランク。

俺トランクは同じだが、平賀の技術はSランクと言っても過言ではない。

ちなみに平賀源内の子孫でもある、本当に遺伝ってすごいな、っと偉人の子孫が多い武偵に感嘆する。

 

「聞きたいことがあるんだが、いいか?」

 

『いいのだ‼』

 

それはどっちの意味?OKなのかNoなのか。まぁOKと俺は捉えるけど。

 

「今日の装備科の依頼分かるか?」

 

『分かるなのだ!ちょっと待っててなのだ‼』

 

此奴は何故語尾にいつも「なのだ」を付ける?

1分ほどで平賀は帰ってくる。

 

『ただいまなのだ!』

 

「おう」

 

『えっと、いつも灯央君が最高額の依頼を受けてるからまずは最高額報酬の依頼を紹介するのだ‼』

 

さて、どんなものが……

 

『最高額は460万‼アンチマテリアルライフルの設計なのだ‼』

 

対物ライフルの設計?

 

「クライアントは?」

 

『えーとファブリックナショナル社なのだ』

 

ファブリックナショナル社、ベルギーのライフル作ってるとこだよな。FN社ともよばれてる。

 

「なんでまたそんな専門さんが武偵の依頼に?」

 

『えっと、条件があるのだ‼』

 

条件?

 

「言ってみろ」

 

『3000M先の装甲車を破壊できるほどの威力……なのだ!』

 

…………何ちゅう無茶な注文だ

 

「試しに聞いてみるが、平賀。お前これ設計できるか?」

 

『一発限定ならできるのだ‼』

 

その意味は一回撃ったら壊れますよーってことだよね?

それでも銃弾を放つまで持って行けるのはすごいな。

 

「次は?」

 

『次は報酬60万、自衛隊の銃器調整なのだ!』

 

もう嫌だよ!俺はもうあんな労働はしたくない‼

 

「次……」

 

『報酬30万、車両科との火力支援車両(テクニカル)の調整点検なのだ』

 

「それだ!クライアントは?」

 

『今日本に来てる傭兵企業なのだ』

 

「よしっ、車両科って人数指定とかあるか?」

 

『ないのだ、灯央君誰か車両科にあてがあるのだ?』

 

「まあな、よしそれじゃあ装備科に後で寄るわ」

 

『はいなのだ‼』

 

プチッとで通話が偽れて、連続で次の貴希に電話をする。

アイツも……たぶん起きてる。

 

『も、もしもしぃ……誰ぇ……?』

 

どうやら寝ていたようだ、すまない事をしたな

 

「俺だ、灯央」

 

『か、和久⁉』

 

バット眠気が覚醒したようで、電話越しでガンッ‼という音がする。

 

『痛―――――‼』

 

どうやら体のどこかをどこかにぶつけた音らしい。

 

「大丈夫か?」

 

『だ、大丈夫じゃないよ!痛いー‼』

 

『(貴希だいじょう~ぶ?)』

 

電話越しから多分同じ部屋だろう部屋仲間の声が聞こえる。

 

『玲歌⁉う、うん。だいじょーぶだいじょーうぶ‼』

 

何焦ってんだ貴希。

 

『で?なに和久?』

 

「あぁ、すまんな起こしちまったみたいで。依頼なんだが。今日受ける依頼が車両科との合同依頼なんだ、良かったらお前来るか?」

 

『依頼?もしかしてテクニカルの?』

 

「そうそう」

 

『……そ、それ昨日私があの後誘おうと思ってた奴なんだけどなぁ……』

 

「そ、そうだったのか。すまんな」

 

『う、ううん。別にいい』

 

「それじゃあオーケーか?」

 

『ちょっと待って、もう一人呼んでもいい?』

 

「別にいいけど、装備科は俺だけだし」

 

『玲歌ぁー?』

 

同室の子を呼ぶのか?

 

『(なにぃ?)』

 

『昨日さぁ…………』

 

其処からは通話口から離れたようで聞こえなくなる。

 

『和久‼』

 

「うおぉい!いきなりだな、ビックリさせんな」

 

此奴の声って結構きれいで通ってるから、ダイレクトに平賀とは違う意味で伝わるんだよ。

何というか例に例えると平賀が無邪気な子供の声で、貴希が通りがかった美人にいきなり声を掛けられるような?うーん、違うか?そんな感じなのだが。

煙草が尽きたので、2本目を取り出して火をつける。

 

「で?ろうらんら(どうなんだ)?」

 

煙草をくわえているため変な言葉になった。

 

『同室の樋山玲歌って子も行くって』

 

「りょーかい、手続きは俺玲歌って子は知らないからそっちでうけといてくれるか?俺名義でもいいから」

 

『うん、わかった』

 

「それじゃーな」

 

『あ、ちょっと待って‼』

 

切ろうとしたところを止められる。

 

「あ?」

 

『さ、誘ってくれてありがと和久』

 

「バーカ、車両科の知り合いがお前と武藤ぐらいしかいなかったからだよ。男二人ってのはむさ苦しいしな」

 

『そ、そこは素直に感謝を受け取るところでしょ‼』

 

「はいはい、どういたしまして」

 

『もう、馬鹿和久』

 

本当に俺はこいつの先輩なのかと不安になる時がある。

それは俺だけなのかもっと不安になる。

 

「じゃーな」

 

電話を切って、時計を見ると現在7時25分。30分も外に居たのか、通りで肌寒いわけだ。

煙草をベランダに常においてある灰皿に捨てて、中に入る。まだキンジは寝ている。

 

「あ、お湯沸かしてたんだった」

 

キッチンのIHコンロの上は沸騰したお湯でびちょびちょになっていた。

 

「やっちまったなぁー。えっと、雑巾雑巾はっと」

 

風呂場においてある雑巾を持ってきて床を拭き、洗面台の上に置いてある台拭きでコンロ上のお湯を拭く。

そしてもう一度火をつけて今度は目の前で待つ。

 

「そろそろキンジ起こすか」

 

丁度台拭きがあったのでこれはキンジの頭の上においてみよう

俺はその場を移動せずに、台拭きをキンジの頭の上に……投げる。

びちゃ、という水がキンジの顔に当たる音が部屋に響き数秒無音が続く。

 

「…………う、うわぁぁぁぁぁぁぁっ‼」

 

反応おせぇよ。それと大声出すな、神崎に勘付かれる。

 

「な、何すんだカズ‼」

 

「眠気吹っ飛んでよかったじゃねぇか、ほら」

 

まだ少しやかんに入っていたお湯は暖かかったのですぐ沸騰する。

それを用意していたカップラーメンに入れて寝起きのキンジに渡す。

 

「お、おう」

 

「今日は俺依頼受けてくるから遅くなる、お前は?」

 

「そうだな、カズが受けんだったら俺も受けとくか」

 

「なに希望?「一番地味な奴」……あっそ」

 

ふぅ、やっぱり夢覚えてるのか。

お前即答だったし「一番地味な奴」インターバル0.1秒ぐらいだったぞ。

最近で一番の反射のスピードだったな。

 

「そうだな……キンジ、お前今日神崎と依頼受けて来い」

 

「ハァッ⁉なんで、おかしいだろ‼」

 

「だからぁ、今日の依頼で俺はもう武偵やる気ないですよ~ってアピールすればいいの」

 

「い、一理あるが……」

 

「猫探しとかあるだろうし、それ受けたらアイツは絶対寄ってくる。そこでデートでもしろ」

 

「お前、俺のヒステリアモードの事わかって言ってるだろ」

 

「アホか、んな訳ねぇだろ」

 

嘘だが、お前もそろそろ「ヒステリアモード」は一生付き纏ってくるんだから使いこなさないと精神的に死ぬぞ。俺はホモとかになられても困るからな、身近に白雪とか、白雪とか、白雪とかがいるんだから。

…………白雪だけか?

 

「まぁ、普通に受けとけばいい。絶対アイツは来る」

 

「だったらカズ、お前も来いよ!」

 

「ざーんねん、俺はもう貴希と合同依頼が入ってんの」

 

「計ったな‼」

 

さぁ?現に俺神崎と一緒に受けるっての考えたの本当にさっきだし。

 

「全然、それじゃあ頑張れよ」

 

付けていたタイマーが鳴ったので、ふたを開けて麺をずるずると食べる。

飽きてきた…………そう思う今日この頃。けれどまだ20個はあるからな。

 

「元の部屋帰れるようになった時にそこのカップラーメンいくつか持って行け」

 

「いいのか?」

 

「ああ」

 

たぶん金がないキンジの事だから10は持っていくだろう。

これで10日で新しいインスタント麺類に変えられる。

 

「ご馳走様でした、先俺言ってるわ。装備科寄るから」

 

「お、俺もつれてってくれ‼」

 

「うーん」

 

神崎と朝からあってた方がいいと思うけど調子乗られたら困るからな

 

「それじゃあ5分で準備しろ」

 

りょおはい(了解)!」

 

口いっぱいに麺をほおばり返事をする。

さてと、それじゃあ準備しますか。制服はシャツ新しいのに変えてレッグホルスターを装着。

いつも中の調整時に使用している眼鏡を色つきの眼鏡、外見はサングラスを持ってくる。

これが結構細かい所とか光りで反射して見えにくい所まで繊細に見えるし眼鏡が似合わない俺にも合ってると店員に言われたから買った。別に俺は目が悪いわけではないが、そう整備する時は使っている。

別に今から使う訳じゃないので、ケースに入れてカバンに入れとく。

 

「準備できたかキンジ?」

 

「おう」

 

「よし、それじゃあ行くか」

 

玄関に置いてあるヘルメットを俺とキンジは持って、ハーレーの元にダッシュした。

今日は神崎には見つからなかったようだ、早いしな。今7時35分だもん。

あれ?昨日7時20分ぐらいじゃなかったけ?ってことは神崎はもっと早く来るとか思って先に行ったのか?

もしそうであれば道中で待ち構えてたり、武偵高で待ってたりするのか?

 

「キンジ、探偵科遠回りだけど外側通っていくぞ」

 

「なんで?」

 

「神崎が今日の朝いなかったろ?昨日より遅いからアイツ学校側通るとあいつに会いそうなんだが」

 

「確かに、分かった」

 

「それじゃあ飛ばすぜ」

 

ブオォォォッンっとエンジン音を響かせ、俺達は今日も朝の誰も通っていない割りにはきちんと整備されてる道路を走った。やっぱりハーレーは最高だ。

10分ほどで探偵科についてキンジを下す。

 

「ヘルメットはもっとけ」

 

「わかってる」

 

すっかりキンジ専用のヘルメットとなった白のヘルメットを慣れた手つきで取るキンジ。

俺のヘルメットは黒、ナイトロッドと色は同じだ。

 

「んじゃ」

 

「また教室でなカズ」

 

アクセルを踏んで武偵高内の舗装道を進んでいく。

 

「かーずーひーさー‼」

 

ん?まさか?

後ろを振り向くと、誰かが運転するBMWに乗ったアリアが俺に向かって銃を向けていた。

だからなぜお前は俺に銃を向ける⁉

 

「さ、最悪だ。せっかくいい気分だったのに」

 

俺は和んでいた気持ちを一変、装備科に向けてアクセルを踏む。

猛獣が唸るような音を上げてエンジンが回転し、出力を上げて速度を上げる。

85000円の時計を見ると、現在は7時45分。

 

「ったく‼なんなんだっ⁉」

 

悲鳴を上げて、速度を上げていく。

今走っている道はほとんど車両科の生徒たちが使う試験道路の様なもので、カーブは余り無い。

だが全長が短いので、車両科の専用の道は少し離れたところにある。

さすがにBMWではVRSCDXナイトロッドスペシャルカスタムⅡは追いつけまい‼

すぐに突き放し、俺は装備科の裏に隠れてハーレーを装備科の()に入れる。

 

「きゃあ!ど、どうしてバイクが⁉」

 

「すまん、手伝ってくれないか?」

 

「ひ、灯央先輩⁉」

 

「追いかけられてるんだ、第一倉庫まで行くから神崎が来たらこなかった、と伝えてくれ!」

 

「神崎……神崎アリア先輩ですか?」

 

「そうだ‼」

 

ハーレから降りて、手動で押していく。

第一倉庫とは、装備科棟内にあるアサルトライフルからバズーカまで置いてある3つの倉庫のうち一番でかい倉庫だ。第二倉庫には銃の補助パーツなどが主体として置いてあり、第三倉庫は不明。噂だと装備科担当教師のアイラ・マーキュリーの銃コレクションというより持っている所持銃が置いてあるという開かずの扉で、昔先輩がそこの扉をバズーカで破壊して中を見ようとしたのだが。担当教師のアイラの手によって阻まれた。強襲科の8人のAランクと3人の装備科Bランクが瞬時にアイラによって制圧されたというのだから驚きだ。

 

「おい、灯央」

 

第一倉庫の扉を開けてハーレーを隠そうとしたとき後ろから声を掛けられる。

後ろに居たのは腰まである長い金髪の美女。この人は元特殊捜査研究科に武偵高時代に居たらしい。

納得できる、そしてこの人。かのロックバンドのボーカリストの血筋の人。

なのに、ユーモアの欠片も無い…………

 

「げ、アイラ先生」

 

8人の強襲科Aランクを静めた奴のご登場だ。

 

「何してる」

 

「見逃してくれ、コイツがヤバいんだ。命の危機なんだ」

 

「説明」

 

口数が少ないアイラ先生。

 

「俺が、神崎・H・アリアに狙われてる。俺の愛車を手中に収めれば俺が来ると思って此奴も狙われている。だからお願いだ!」

 

「……許可する。だが今回だけだ」

 

「感謝するアイラ先生、愛してる‼」

 

「黙れたらしが…………それと、お前はもう少し装備科に来い」

 

「え?まさかアイラ先生」

 

「馬鹿が、お前の期待しているようなことじゃない。装備科の女子が私に五月蠅いんだ」

 

「なんで」

 

「はぁ……いいから来い。それでいいんだ」

 

「まぁ、気が向いたら」

 

「それでいい」

 

「それじゃあ。アイラI Love you‼」

 

「死ね」

 

罅ができるかと思うくらいの鋭い拳骨を貰ったのは言うまでもない。

俺は倉庫に入れて隠して、装備科のあまり使っていない俺専用のロッカー開ける。

その中には、煙草が10箱。100万の札束が2つ入っていた。

 

「こ、こんな所に200万……」

 

改めて自分の管理ができていないことに溜息をついて反省する俺だった。

煙草を1箱カバンに入れるのも忘れてはいない。

 

 




今回登場したオリジナルの先生であるアイラ・マーキュリーは、まさかのあの人の血筋です(設定です)。金髪は腰まであり、ものすごい美人です。イメージは……マジ恋のマルギッテの金髪眼帯なし版みたいな?(疑問形

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。