光纏え、閃光の騎士   作:犬吉

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今回は秘密基地のお話と、鏡也の秘密の話です。
……しかし、主人公が活躍しない作品だなぁww




「――愛香!」

 アドレシェンツァ前で、自分を呼ぶ声に愛香は振り返った。息を切らせて駆けきたのは鏡也だった。

「総二は……!?」

「エレメリアンを倒しに行ったわ。隣町の高校に出たって……変身して」

「そうか……被害がなければ良いが」

 隣町に未だにブルマを推奨している学校がある事を思い出し、鏡也はそこが無事であることを祈った。

 どんな嗜好であれ、その人にとって大事な輝きであるならば、それを奪う権利など何処の誰にもありはしないのだから。

「そうね。……ところでさ?」

「何だ?」

「どうしたの、そのコブ?」

「気にするな」

 まるで全力で走っていた所で足を滑らせて盛大にすっ転んでしまったかのように、額にこさえた見事なタンコブを隠しつつ、そう答えた。

 総二が帰ってきたのはそれから暫くしてからだった。隣町との往復はテイルギアの力で楽勝だっただろうに、今の総二はすっかり疲れ果てていた。

 亀のエレメリアン――タトルギルディはすぐにやっつけられたが、その後が大変だった。

 なにせ、相手が狙ったのは体操服――ブルマだ。つまり襲われたのは皆女生徒。怪物に襲われ、それを颯爽と救ったのはネットで話題の愛らしい少女。動画の中のヒロインが目の前に現れれば、構いたくなるのがミーハー心。

 あっという間に囲まれてしまい、逃げようにも逃げられない。かと言ってテイルギアのパワーでは一般人に怪我をさせてしまう。

 結局、隙ができるまでされたい放題、撮られ放題されてしまったと、総二は鏡也にだけ打ち明けた。

 何故、愛香にもではなく鏡也だけなのか。その理由はたった一つ。津辺愛香という少女の、胸部装甲の薄弱性にある。

「まさか男の身で、ネット流出を恐れる日が来るなんて……最悪だ」

「その分、良い思いもしただろう? 身長差を考えれば女子高生の胸に顔をうずめたり、抱きついたり揉んだり触ったり。同性の上に子供ならしたい放題だ」

「俺を痴漢か変質者みたいに言うな! 全然、良い思いなんてなかった! ツインテールの子もいなかったし!」

「……結局、そこに落ち着くんだな」

 気の置けない男子同士の会話である。正に思春期の男子の会話だ。これが放課後の教室か、はたまたどこかのファーストフード店ならば絵面も良かろう。

 だが、ここは総二の部屋で、目の前では天蓋付きベッドに改造された総二のベッドの支柱を愛香によって一瞬で叩き折られ、落ちてきた天蓋の下敷きになったトゥアールがズルズルと這い出てくるという、ある種ホラーな絵面であった。

「なぁ、トゥアール。あの宣戦布告映像って日本中に流れたんだよな?」

「ほぼ全世界中同時配信されていたようです。今頃はどの国も小騒ぎしていることでしょうね」

 すっかりボロボロに成ったネグリジェを着替えながら、トゥアールは部屋のテレビを付けた。

 どうでも良い話だが、男二人の前で服を脱いでいるのに、二人とも色気のいの字さえ感じないというのは如何なものであろうか。

「確かに”大”騒ぎにはならないだろうけど……」

「でも、あれって日本語だったよね? 他の国で分かるの?」

「彼らの言葉は鼓膜振動としてではなく、相手の脳に直接響かせる……一種の思念波です。私達には日本語として聞こえましたが、他の国ではそれぞれの言語として聞こえていた筈です」

「通訳要らずか、便利なものだ。……ほう、NASAが出張ってきているな。奴らを宇宙人とでも思ったか?」

 テレビではどのチャンネルでもアルティメギルの事で一杯だった。各国が先日の日本での事件を受けて、対策を講じようとしているらしい。

「あぁ、どんどん大事になっていく……」

 本人の切なる願いに反して、規模がドンドンと大きくなっていく。総二は軽いめまいに襲われていた。

「大丈夫です。昨日は準備が間に合わなかったせいで遅れを取りましたが、これからは直ぐに察知することが出来ます。基本は速攻サーチアンドデストロイで。このスタンスを徹底すれば、やがて関心は薄れて大きな騒ぎもなくなるでしょう」

「言いたいことは分かるが物騒だな」

「けど、これだけ大騒ぎになったら、警察とか軍隊が動くんじゃないか?」

「……いや、無駄だろう」

 総二の疑問に、鏡也はそう返した。

「昨日の説明でもあったが、奴らには物理的攻撃は通じない。同じ精神エネルギー……属性力の力でしか、倒せないんだからな」

「その通りです。テイルギアだけが、エレメリアンに対抗できる唯一の力。総二様だけが、それを成せるのです」

「けど、俺一人で何処までやれるんだ……?」

 ポツリと、総二が零す。

 敵は全世界に向けて宣戦布告した。それが出来るだけの規模があるのだ。そんな奴らを相手にし、戦えるのは自分一人。もし仮に複数の場所を襲われたら、それだけでもアウトになりかねない。

 それだけではない。仮に海外に敵が現れたらそこに行くまでで時間切れになるだろう。

 心の輝きを喪った、無味乾燥の世界。馬鹿らしい侵略を阻めなかったその果てに待つ地獄。全てをその双肩に背負っているという事実。

 そんな不安が、総二の心を沈めていく。

「そのための秘密基地です。既に空間転移装置は稼働できる状態ですから、ここから地球の裏側にだって一秒で行けます!」

「ほう。そんなオーバーテクノロジーが。異世界の科学力は伊達じゃないな」

 本来なら、一緒になって興奮するところだが、今の総二にそんな余裕が無い。不安だけがひたすらに大きくなっている。

「――こら」

「あで」

 ベチン。と、総二の額が叩かれた。顔を上げれば鏡也が目の前にいた。

「不安は分かるが、今更芋を引くな。この世界を守って、トゥアールの世界の仇を討つんだろう?」

「鏡也……」

「戦いに赴く時、絶対にしちゃいけないことがある。分かるか?」

 問いかけに、総二は首を振る。

「自分を疑うことだ。今までの自分を信じられない奴は、試合で絶対に勝てない。信じるべきものを信じろ。色々と考えるのは、その時になってからで良いんだから」

 鏡也はそう言って笑う。その笑顔に、総二は思い出す。鏡也は戦う力がなくても立ち向かったのだ。きっと、次に同じことがあっても、鏡也はそうするだろう。

 なのに、戦える力がある自分が昨日の今日で怖気づくなんて。

「そうですよ。総二様、元気をだして下さい……色々と」

 するりと背後から伸びてくる細い手が、総二の首に絡みついた。そして後頭部にすごく柔らかな感触が伝わった。

「テメーは何をしとんじゃあ!!」

「ぶるファは!?」

 総二の横顔を愛香の鉄拳が突き抜け、背後のトゥアールが珍妙な悲鳴とともに吹っ飛んでいく。そしてそのまま盛大に壁に突き刺さった。

「おいおい。世界の危機以前に総二の部屋が大ピンチじゃないか」

「あ……あはは……はははは!」

 総二は笑った。自分の不安なんて馬鹿らしくなる程、いつも通りな光景に。

(今は、考える時じゃない。進む時だ。トゥアールと、愛香と、鏡也と……自分の属性力を信じて)

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

「冷蔵庫の前に来て、何するんだ、トゥアール?」 

 トゥアールに連れられてやって来たのは喫茶店の一番奥。業務用冷蔵庫の前だ。

「地下基地ですから当然、入り口がないと行けません。店内は出入りが容易ですし、ここなら外からは絶対に見えませんから」

 トゥアールが冷蔵庫のドアに付いている赤いスイッチのような物の横に、ペタリと貼り付ける。

 

『秘密基地 入り口→』

 

「……いや、もっと隠せよ」

「普通に人は入らなんですから、隠す意味が無いですよ。それに、こんなボタン、普通の人は押しませんし」

 鏡也のツッコミを軽くスルーして、トゥアールがポチッとそのボタンを押す。

「「――うぉおおおおお!!」」

 総二と未春が揃って声を上げた。冷蔵庫が下に格納され、その奥にツインテール属性のマークが描かれた扉が現れたのだ。

「これが基地直通のエレベーターです。さ、乗って下さい」

 言われるままに全員が乗り込む。6人が乗っても余裕のある大きさの箱は、ドアが閉じるとそのまますごい速度で地下へと降りていく。

「うわぁ! はえぇええええ!」

「総二落ち着け。だが、確かに速いな」

 冷静を装っているが、鏡也の声も幾分か弾んでいる。一分と経たずに停止したエレベーターがドアを再び開くと、そこには正に秘密基地が広がっていた。

 幾つものモニターや機器。壁には幾つもドアがあり、そこからまた別の場所へと繋がっているようだ。入り口の左側には小型のエレベーターのような物がある。

 見たこともないような、しかし何処かで見たことがあるような、そんな不思議な空間だった。

「きゃああ! なんて素敵なの!!」

 未春は目を輝かせて、あちこち見たり触ったりし出す。鏡也達はただ、その光景に唖然とした。

「凄い……。こんなのよく一晩で……」

 総二もここまでのものとは思わず、ただただ感嘆した。トゥアールは左の小型のエレベータ―のような物を指差した。

「エレメリアンが出現したら、此方の空間跳躍カタパルトで、即座に出撃できます。ブラジルから青森まで、あっという間ですよ」

「へぇ、凄いなぁ!」

「……なぜ、ブラジルと青森をチョイスしたのよ?」

「戦闘の様子は随時、衛星から此方のマルチモニターに送られてきますから、常時追跡できます。戦力強化や整備の必要があれば、あちらのメンテナンスルームで即座に対応します」

「頼もしい限りだな。……しかし、シートの色が赤、青、黄、緑、茶と……全部色違いとは芸が細かいな」

「実用性だけでは面白くありませんからね。もう少し時間があれば、色々してみたかったんですが……今は機能優先で仕上げました」

 トゥアールはその立派な胸を張ってみせた。その瞬間、愛香の瞳がカミソリのように鋭くなったのを鏡也は見逃さなかった。

「と、ところで……アルティメギルという組織はどれぐらいの規模なんだ? 大まかにでも、敵の数は分からないのか?」

 愛香の怒りが発せられる前にと、鏡也はトゥアールに尋ねた。

「10万か100万か……総数は不明です」

「はぁ!? そんな数をそーじ一人で相手するの!?」

 愛香がさっきの怒りのままに、トゥアールに迫る。もう無意識にまで刷り込まれたのだろう、即座に距離を取るトゥアール。

「で、ですが敵はそれこそ無数の異世界に侵攻していますから……その全てを相手する訳ではありませんから!」

「ちょっと待ってくれ。あいつらは他の世界にも同時侵攻を仕掛けてるのか?」

 トゥアールの言葉に、総二は思わず聞き返していた。

「えぇ。今この世界にいるのはあの、演説をしたエレメリアンが率いている部隊でしょう」

「他の世界も、俺達の世界みたいに……ツインテールを狙われているのか……!」

 総二は拳を強く握りしめる。

「落ち着け。今の俺達にはどうする事も出来ない。まずは今来てる奴らを何とかすることだけを考えよう」

「……そうだな。まずは、俺達の世界を守らなきゃな」

 ふう。と息を吐いて、総二は冷静になる。と、鏡也は一つ、トゥアールに聞きたいと思っていたことがあったのを思い出した。

「そういえば、俺にも属性力があるんだったな。それが何なのか、分かるか?」

「鏡也さんの属性力ですか? ちょっと待ってください」

 トゥアールがコンソールをポチポチと操作すると、天井から鏡也に向かって光が落ちてきた。

「………出ました。でも……え?」

 正面モニターに、結果が表示される。それを見て、トゥアールは言葉を詰まらせた。

「どうした?」

「えっと……鏡也さんの属性は〈眼鏡(グラス)〉ですね。それも総二様のツインテール属性に匹敵するぐらいに強力な。恐らく、この世界で最強の眼鏡属性だと言って間違いないかと」

「「あぁ、やっぱり」」

「ふむ。俺の眼鏡に対する想いは、既に結実していたか」

 トゥアールの回答に総二と愛香はやっぱりなと思い、鏡也は誇らしげに腕を組んだ。

 だが、そこで終わりではなかった。

「あと、加虐性(サディスティック)旗起(フラグメント)ですね」

「「「……は?」」」

 更に追加で二つ。属性力が表示される。

「……いやいや。何だこれは? 属性力は嗜好から生まれるものなんだろう? 眼鏡は分かるが、残り二つは何だ? そもそも、属性力というのは複数持ちえるものなのか?」

 鏡也は、若干の早口でトゥアールに聞いた。眼鏡はともかく、残り二つには全く心当りがないのだ。

「在り得ない訳ではありません。ですがその場合、属性力がここまで育つことはない筈なんです。でも、鏡也さんの場合はどれもが高水準……それこそ、どの属性力でギアを作っても十分に使えるほどの。……正直、私の知る限りではこんな前例はありませんね」

「俺には加虐性など無いぞ?」

「加虐性と書くと語弊があるかもしれないですが、言うなれば『相手を困らせたりするのが好きな、いじめっこの気質』だと思っていただければ」

「………いや、心当りがないな」

「「昨日の今日で、完全になかった事にしてる!?」」

 昨日、上げて落とされた被害者二名が揃って声を上げた。

「それじゃ、この旗起と言うのは?」

「『フラグメント』。これは正直な処、口で説明するよりもこれを見てもらった方が分かりやすいですね」

 そう言ってトゥアールはコンソールを操作した。モニターに映しだされたものを見て、鏡也は眉をひそめた。

「何だ、これは?」

 そこに出てきたのはどれもこれも漫画の一場面だ。共通点としては男子が女子の胸を揉んだり、押し倒したり、何をどうやったらこうなるのか理解できない絡み合い方などをしている。

「旗起の特性はこういうことです」

「いや、意味不明だろ?」

「なるほど。そういう事だったのね」

 と、今まで何処にいたのか。いきなり未春が割り込んできた。この意味不明な状況を即座に理解できたらしく、ドヤ顔で説明しだした。

「旗起……つまり、女の子とラッキースケベを起こせる属性力ということね!」

「いや、それはおかしいです、おばさん」

 それはもう嗜好云々のレベルではない。軽い因果率操作だ。

「正確に言えば、『ラッキースケベなシチュエーションを好む嗜好』ということですね。そして、そういう事態を自然と引き寄せる特性があります」

「いやいや! 俺にはそういう好みはない! ……おい、何でちょっと下がってるんだ愛香!?」

「いや、自分の身は自分で守らないと」

「アハハハハ! 愛香さんには守るようなもの何処にもないじゃないですか! 主に胸のあたりに!」

「攻撃こそ最大の防御!!」

「ボラァ!?」

 愛香の掌底がトゥアールを盛大にふっ飛ばした。出来たての基地は早速、修理の必要に駆られてしまった。

「……と、とにかく。鏡也さんには三つの属性力があります。仮称として『三連属性(トリニティ)』と呼ぶことにしましょう」

「仮に眼鏡属性のテイルギアを作れたとすれば、俺も変身できるようになるってことか?」

「そうなりますね。眼鏡属性はツインテール程ではありませんが、とても強力な属性力です。ですが、鏡也さんが使える程のギアを作るとなれば、相応の属性力がなければなりません」

「俺の属性力を使うことは?」

「そうしたら、ギアが出来ても鏡也さんがそれを使えなくなります。高純度の眼鏡属性の属性力を何処かで手に入れないことには……」

「そうか。……残念だ」

 鏡也は心からそう思った。仮にそんな属性力を持つ誰かが居たとして、自分かその人物か、何方かが眼鏡への想いを犠牲にしなければならない。

 守るために犠牲を強いる。それでは本末転倒だ。

 この話はここまでとし、基地を見て回る続きをする事になった。

 その間中、やはり愛香は鏡也からそそくさと距離を取っていたのだった。

 

 ◇ ◇ ◇

 

 とある高層ビル。そこは全国に眼鏡を中心とした事業を展開する大企業『MIKAGAMI』の本社ビルである。

 その最上階にある社長室のドアがノックされ、そして開けられた。

「社長。奥様からお電話が入っております」

 秘書がその部屋の主――御雅神末次(みかがみすえつぐ)に用件を伝えた。

「分かった。つなげてくれ」

「かしこまりました」

 そう言って一礼し、秘書が下がる。デスクの上の電話を取ると、直ぐに受話器を耳に付けず、離したままにする。

 

『すえつぐさぁあああああああああああん!!』

 

 10センチ以上離しているのに、鼓膜を容赦なく叩く声。

「どうしたんだい、天音? 会社に電話するなんて」

『末次さん、さっきの見た!?』

「さっきのと言うと……あのアルティメギルとかいう連中の?」

『そうそれ! どうしよう……! 鏡也がもしかしたら……!』

「落ち着いて。鏡也に関係があるだなんてわからないじゃないか。 でも、あの日のことはやはり夢じゃなかったんだ」

 末次は椅子を回し、後ろに広がるパノラマを見やった。先刻まで、あそこではエレメリアンのボスが大々的に演説をしていた。その非現実的な光景に末次はしかし、現実というものを嫌というほど思い知らされた。

「もしかしたら、あの子に本当の事を伝えた方が良いのかもしれない」

『でも、もしそれで……あの子が私達の前からいなくなったりしたら……!』

 電話口の向こうから、すすり泣く声が聞こえる。天音にとって、”また”息子をなくす事など耐えられないのだ。そしてそれは末次にとっても同じだった。

「……分かってる。もしもの話さ。無関係っていう方がありえるんだから。でも、”あれ”だけは渡さなければいけない……そんな気がする。それだけは分かってくれるかい?」

『えぇ、分かったわ。でも、お願い。あの事だけは……!』

「大丈夫。大丈夫だから。詳しい話は今夜、帰ってからしよう……うん、それじゃ」

 悲痛な声に心配が募るが、末次は社長という立場上、直ぐに動けない。秘書にまずはこの後の予定のキャンセルをするよう伝え、それから、家に持ち帰れる仕事を後に回す事にする。

「……アルティメギル。異世界からの侵略者。ついにこの時が来た、とでも言うべきなのかもしれないな」

 末次は鍵のついた引き出しを開け、そこに修められていた飾り箱を取り出した。

 その箱を、まるで壊れ物を扱うようにそっと、静かに開ける。その中にはハーフリムの眼鏡が収められていた。

 だがそれは、ただの眼鏡ではない。見る者の心を照らす、星の一欠片とも呼ぶべき光を宿していた。

 全ての始まり。天の星の一つが大地に落ちたあの日を思い出し、末次はその体を背もたれに預けた。

 




明るく愉快な人にも、暗い過去がありそうな予感。
主人公サイドもいよいよ、動き出します。

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