光纏え、閃光の騎士   作:犬吉

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遅れてしまいましたが、いよいよ4巻ラストのエピソードです。

生まれ変わったスパイダギルディ改めアラクネギルディ。その脅威がツインテイルズに迫る!!
テイルレッド不調の中、この脅威にどう立ち向かうのか!?





たまには真面目に前書きも書きますよ?w




 雲一つない晴天。朝の爽やかな空気を開けた窓から取り込む部屋の中で、ソーラは鏡の前に座していた。

「――よしっ」

 机に置いた鏡を見ながら気合を入れ、手にブラシを持つ。右半分の髪を肩の前へと流し、纏めるように梳いていく。緩やかに、丁寧に。そうして髪が束ねられてきたところで、ひし形のバレッタを手にする。トゥアールから譲られたものだ。すっかり手慣れた動きで髪を留める。

 反対側も同じように束ね、ツインテールの完成だ。僅か30秒の早業である。

「ん――よし。いい感じだ」

 以前は見るも堪えない出来だったが、最近はすっかり慣れてきたもので、今日に至ってはテイルレッドのそれにも並ぶ――とは流石に言い過ぎかと、ソーラは苦笑した。

 

『観束総二という男がツインテールを裏切るなんて事は絶対にない。たとえツインテールが、お前を裏切ったとしてもな』

 

 不安に潰されそうになった心に、強く響いた鏡也の言葉。それを思い出しながら、ソーラは着替えるべく立ち上がった。

 

「そーじ、今度からエレメリアンが出ても出撃禁止だからね」

 いきなり、心を叩き潰すような発言が、愛香から飛び出してきた。

「な、何でだよ?」

「気付いてないとでも思ってるの? シーラカンスギルディって奴に、簡単にふっ飛ばされてたでしょ? 前々から何かおかしいって思ってたけど、あれではっきりしたわ。そーじ、あんた弱くなってるでしょ?」

「う……」

 ストレートに叩きつけられ、ソーラは言葉をつまらせた。思わず隣りにいる鏡也に視線を送るが、送られた主はただ首を振るのみだった。

 愛香の言い分はいちいち尤もだ。常人と変わらない状態で戦場に出ても、敵のいい的だ。最悪、ツインテール属性を奪われてしまうような事態に陥ってしまったらどうするのか。

 となれば、テイルレッド――ソーラを戦場に出さないというのは当然の選択だった。

「とにかく、元に戻るまでは戦うのは禁止。良いわね?」

「………」

 ソーラは不服そうに眉をひそめた。だが、反論も出来ない。

「大丈夫ですよ、総二様。愛香さんが地の底にまで落ちた名誉を更に積極的に貶めるようにして、エレメリアンを倒していきますから。そうして大衆に更に恐怖が染み付いたところで総二様が満を持して登場すれば、レッドの人気は更に爆上がりですから」

「じゃあ、まずはあんたが爆上がりしてなさい!」

「たーまやー!?」

 JEEEEEEEEET!! とでも擬音が付きそうな愛香のアッパーカットによって、昼の打ち上げ花火と化したトゥアールだったが、爆発しなかったので不発のようだ。

 

 ◇ ◇ ◇

 

 異空間に存在するエレメリアン秘密基地。そこには無数の変態――もとい、エレメリアン達が滞在している。

 そして今、其処より出陣する武士があった。

「では、行って参る」

「皆、師範に――礼」

 転生の泉によって生まれ変わったアラクネギルディの前に、正装した門下一同が揃い踏みしていた。

「此度の戦……我が生涯において最も過酷なものになろう。だが、必ずやツインテイルズを討ち果たし、お前たちの下に戻ってこよう」

「一門、師範のお帰りをお待ちしております!」

 弟子たちに見送られ、アラクネギルディが出撃する。師と弟子。その信頼関係の確かさを感じられる光景を少し離れたところから見守るのは、ダークグラスパーとメガ・ネプチューン=Mk.Ⅱである。

 アラクネギルディがダークグラスパーに向かい、一礼する。そして決戦の舞台――地球へと転移した。

 

「――なんや。悲壮ささえ感じるなぁ」

「どこぞへ行っとる間に弟子が次々やられておったからのお。特にあの………ミミズ?」

「ワームギルディやて、イースナちゃん」

「そのワーム某がの………なにやらお気に入りだったようでの。……うん、あれは色々と危険じゃ。具体的には貴の三葉(ノー・ブル・クラブ)的に」

「え……貴の三葉って………あれやろ?」

「あれじゃ。……男の娘属性、間違ってもあやつらと遭遇させてはならんな。そして――」

 そして、ダークグラスパーは残された一門に視線をやる。

「――あの、怪物じみた顔は何じゃ。何故に化粧をしておる? あれでは化生ではないか」

 そう。アラクネギルディ一門は顔は白粉。口には秋の落ち葉よりもでかい紅をさす。それが揃い踏みしている。まともな神経の者が見れば、毎夜の悪夢に悩まされること請け合いであろう。

 なにせ、上級者と言っても過言ではないダークグラスパーですら、この光景にドン引きしているのだから。

「……男の娘属性、もうほっとこう。わらわはアイドル活動に勤しむか」

 軽いめまいに頭を抑えつつ、ダークグラスパーはその場を後にする。メガ・ネはその背をそっと支えるのだった。

 

 ◇ ◇ ◇

 

 学園の昼休み。毎度毎度のソーラ祭りにも慣れたもので、手際よく群衆を避けていく。そうして部室まで駆け込めば、そこで終了だ。そういう訳でいつものように部室に入ると、エレメリアンを完治するセンサーがけたたましく音を発した。

「なんだ!?」

「エレメリアン反応! でも、これは……今までにない強さです。間違いなく幹部級……でも、このパターンは……?」

「とにかく行こう!」

「ダメよ!」

 すっくと立つソーラだったが、その肩を愛香が押さえた。

「今朝の話を忘れたの? あんたは絶対に出撃しちゃダメ。敵が幹部級だっていうなら尚更よ」

「そうですわ。観束君の身に何かあったら大変ですわ。どうか基地で待っていてください。大丈夫。私達も強くなっておりますし、ナイトグラスターも駆けつけてくれますでしょうし、心配ありませんわ」

 遅れてやって来た慧理那も、そう言って変身した愛香ともども出撃した。それを見送ったソーラの表情は暗い。

「総二様。ココは愛香さん達に任せて、私たちは基地へ移動しましょう」

「……ああ」

「トゥアール、俺もすぐに出る。どうにも嫌な予感がするからな」

「分かりました」

 鏡也もその場で変身し、ゲートへと向かう。その際、ソーラに一言そっと呟く。

「余り考えすぎるな。大事なのは自分の心だ」

「えっ」

 ソーラが聞き返すよりも早く、ナイトグラスターはゲートの向こうへと消えたのだった。

 

 ◇ ◇ ◇

 

「何……これ?」

 転移した先で見た光景に、ブルーは声を失った。見渡す限り、町中が可愛らしいツインテールの少女だらけだった。だが、その格好がおかしい。ダボッとした男物を着ている……というより、今までそれをちゃんと着ていたかのようだ。

「な……なんだよこれ!? 何でこんな姿に!?」

「何でこんな……良かった、ちゃんとある! いや、そうじゃない!」

「うわあああ! テイルブルーだぁあああ!」

 誰もが悲鳴を上げている。一部、違う悲鳴を上げている者がいるが、ブルーは耳に入らないことにして、拳をギリギリと握り固めた。

「これは一体、何が起きたと言うんですの? 男性の姿がないようですけど……」

 見た限り、異変がない女性と異変が起きてる女性の二つがあるようだ。その差はやはり服装だ。

「それは違うな」

 真上――電柱の上から声が聞こえた。見上げる二人の視界に銀色の輝きが映った。

「どういう事よ、ナイトグラスター?」

「その一見すると男物を着ている女……それらは皆、”男”だ。女に見える男……つまり〈男の娘〉だ」

「なん……ですって?」

 ナイトグラスターの言葉に、改めてブルーは町を見回す。この途方もない数の、男物を着ている全てが――男の娘。その事実に到達した途端、この地獄絵図に目眩を起こした。言葉を失ったブルーに代わって、イエローが続ける。

「どうして、そのような事が?」

「奴の仕業だろうな。見ろ。あの建設途中のビルの上を」

 ナイトグラスターが顎で指し示す方――剥き出しの鉄骨の上に立つ、白い姿。武者を思わせる出で立ちは、かつて一度見えた者に似ていた。

「あれは……スパイダギルディ? でも、見かけがかなり違うようですわ」

「他人の空似じゃないの?」

『いいえ。モニターを見て確信しました。それはスパイダギルディで間違いありません。恐らくは”進化体”となったんでしょう』

「進化体?」

 トゥアールの通信に聞きなれない言葉があり、ブルーは聞き返す。

『エレメリアンの中には、新たな姿に生まれ変わる個体があります。それが進化体です。気を付けて下さい、進化を遂げたエレメリアンはそれまでとは別格です』

「りょーかい。どっちにしろ強い相手だし、油断無しで行くわよ」

「レッドの分まで頑張りましょう、ブルー。ナイトグラスター。町に迫る危機、そして待ち受ける強敵。燃えてきますわ!」

 ヒーロー的シチュエーションにイエローの瞳が熱を帯びる。先んじて駆け出すイエローの後を、二人もすぐに追いかけるのだった。

 

「……来たか」

 建築素材が幾つも残された建築現場。周囲を鋼版で覆われた敷地内に、人の気配はなく、代わりに強大な威圧を放つ存在だけが仮初の摩天楼の支配者であるかの如く、腕を組み、ただ立っていた。

 そこはまるでコロシアムの武闘台のように感じられた。入り口は開け放たれており、ナイトグラスター達は周囲を警戒しつつ、足を踏み入れた。

「――来たな、ツインテイルズ。テイルレッドはどうした? もしや怖気づいたか」

 三人を見据え、武者はその腕を解いた。

「あんたなんてあたしらだけで十分なのよ。進化したって聞いたけど、変なダイエットでもしたの? 前の方がゴツくて強そうだったわよ?」

「町の異変は、あなたの仕業ですわね。スパイダギルディ!」

「いかにも。新たに得た我が姿、我が能力によって男子の眠れる乙女を呼び覚まし、染め上げる――見よ、男の娘の溢れる様を。何と美しいことか」

「さえずるな。嗜好は人それぞれだが、それを他者に強制する権利は誰にもない。このような有様、見るに堪えない醜さだ。力を得て、正道さえ見失ったようだな」

「ふっ。我が属性は元より邪道とされてきた。それを拙者は正面から受け止め、跳ね除けてきた。この力はその極地よ」

 これ以上の問答は無用と、腰に差した長物が抜き放たれた。かつても見た刃であったが、その刀身からさえ妖気が溢れ出している。

「スパイダギルディ改め、アラクネギルディ。この世界を、ツインテールと男の娘で満たし、愛弟子らに――ワームギルディに捧げよう」

 

「…………は?」

 

 何故、愛弟子から区切ってワームギルディ単体の名が出てきたのか。そこに踏み入っていいのかどうか迷う一同。触れない方が精神的に健康でいられる気がするし、このまま有耶無耶のままの方が気持ち悪い気もした。

 そんな逡巡も気付かぬと、アラクネギルディの一人語りは続いた。

「あの者のひたむきさ。できの悪い弟子ほど可愛いと言うが……拙者のそれが、そのような親愛でないことは、すぐに分かった」

 おいバカ止めろ。誰も聞いてないって。そんな気持ちが、何故か言葉として出てこない。

「そう! 拙者はワームギルディを――」

「だらっしゃああああああああ!」

 

 ズガァアアアアアアアアアアン―――ッ!

 

 もはや限界突破と、ブルーがランスをぶん投げた。盛大な爆発が起きる。

「気色悪いわ! 何なのよ、ミミズとクモって!? ないわよ、ない!」

「で、ですが……そういうのは気持ちが大事ですし、頭ごなしに否定するのはどうかと……」

「じゃあ、いいの? あれとあれが、キャッキャウフフしてるシチュエーションを見て、心に怪我を負わない?」

「…………すみません。私が悪かったですわ」

 これでもかと真剣な表情のブルーに迫られたイエローがうなだれた。

「心が怪我を負う前に、心が折れたようだな。――だが、向こうは怪我もないし折れてもいないようだ」

「え?」

 ナイトグラスターの言葉に、視線を上げる二人。煙が晴れていくその向こうには変わらず、アラクネギルディが立っていた。左手には、ブルーの投擲したランスが握られている。

「ウソ……直撃した筈なのに」

「当たる一瞬、スピアの切っ先を柄頭で叩いて跳ね上げ、威力を殺したんだ。そしてそのまま柄を掴んだ。恐ろしいのはその全てを、左手だけで行ってみせた事だ。とんでもない神業だ」

「……なるほど。進化したってのは伊達じゃないってことね」

 アラクネギルディから投げ返された槍を掴み、ブルーが笑う。今、目の前にいる敵の強大さに圧倒されそうな心を鼓舞するように。

「では行くぞ、ツインテイルズ。そしてナイトグラスター。お前達を倒し、この世界を男の娘の楽園へと変えてみせよう!」

「そんな地獄絵図、許すわけ無いでしょ!」

 ブルーが地を蹴って飛び掛かる。ランスを振り上げ、真っ向から叩きつける。が、アラクネギルディは苦もなく躱し、一撃は鉄骨を歪めるに留まった。

「うりゃあああ!」

 だが、躱されるのは想定内とばかりに、ブルーはすぐに追いかけた。突き、払い、蹴りまでも織り交ぜての猛ラッシュだ。

「――ふん」

 アラクネギルディは鞘に納めたままの愛刀をクルリと回し、蹴り足を弾く。そのまま身を捻って抜刀し、刃を以てランスを弾いて見せた。

「その程度では、拙者には届かぬ」

 鞘尻を無防備になったブルーの腹に付きたてるアラクネギルディ。一体何を、と思うブルーの視界に、切っ先が鯉口に納められているのが見えた。

「奥義、男の娘の矢追孔(よろいどおし)!!」

「ガハッ――!?」

 鞘滑りを応用しての、打突。鯉口が鳴ると同時に、ブルーの体を強烈な衝撃が突き抜けた。

「ブルー! 今、助けますわ!」

「一人で突っ込むな! イエローは援護を!」

 遅れて飛び込んできたナイトグラスターとテイルイエローが、同時に仕掛ける。イエローがヴォルティックブラスターを発射し、その合間をナイトグラスターが駆け抜ける。フォトンフルーレを勢いに乗せて繰り出す。鞘に納めたままの男の娘の棒(メノムラクモ)とぶつかり、火花が散った。

「さすがの速さ。しかし、幾ら速かろうとも一撃が軽くては―――ぬぅ!?」

「軽いならば、重くなるよう束ねるだけだ」

 一撃を受けたと思ったその上から神速の連撃が集中して叩き込まれ、アラクネギルディが揺らぐ。

「そこ、もらいましたわ!」

「むうっ」

 大きく跳んだイエローが真上から一斉射する。光弾の嵐をアラクネギルディは飛び退いて躱した。

「――先の戦いより、腕を上げたは拙者だけではなかったか。であるなら、こちらも新たなる力を見せねばなるまい」

ゆらり、とアラクネギルディの像が揺れた。そして――その姿が二つに分かれた。

「分身……!?」

「では、どちらかが幻という事でしょうか?」

 

「「残念だが、どちらも拙者よ」」

 

 ステレオで、アラクネギルディの声が響く。

「男の娘とは女子(おなご)男子(おのこ)、その両方の性を有しているようなもの。であるならば、我が身を二つに分けることも道理であろう」

「いや、それはおかしいでしょう!? 性が二つだったら二人に分かれるってアリなの!?」

「男子と女子………性が二つ……どちらかが女性、ということでしょうか?」

 

 ……。

 ………。

 ……………。

 

 イエローの言葉に痛いほどの沈黙が訪れた。

「………やめてよ、気持ち悪いじゃない」

 ブルーがこれでもかと顔をしかめる。想像してしまったのだろう。それを振り払うように槍を振るった。

「片方は私が引き受けよう。ブルーとイエローは二人で当たってくれ」

「大丈夫なの?」

「倒せなくとも足を止めることは出来る。二対三の状況は避けるべきだろう。私の速度ならば問題ない」

「分かった。信じる」

 ナイトグラスターの言葉にブルーが頷いて返す。イエローに目配せし、タイミングを図る。

「――行くぞ!」

 ナイトグラスターの声に、イエローが弾幕を一気に起こす。アラクネギルディらは左右に分かれ、躱した。その瞬間、ナイトグラスターがうち一体に目掛けて飛びかかった。

「ぬう――っ」

「付き合ってもらうぞ、アラクネギルディ」

 もつれ合うようにして、鉄骨の合間を堕ちていく二つの影。それを見送る事なく、ブルーとイエローは残ったもう一体と向かい合った。

「分断か。だが、お主ら二人で拙者と渡り合えると思っているのか?」

「出来ると思ってるからやるのよ!」

 ブルーが鉄骨を蹴って、一気に飛び込む。掬い上げるようにして槍を振り抜き、更に切っ先を返して横薙ぎに振るう。が、それらを読み切ったように、アラクネギルディは造作もなく躱した。

「良かろう。ならばそれが誤りであったと知るが良い」

 アラクネギルディの背中が蠢き、六つの足が姿を現した。

「手数ならば、こちらも自信がある」

 ビル上部に爆発が起こったのはその直後であった。

 

 ◇ ◇ ◇

 

 ビルの最下層へと真っ逆さまに落ちていくナイトグラスターとアラクネギルディ。途中、アラクネギルディに振り解かれるが、すぐさま切り返した。

 落下を続けながら、剣戟が響き続けた。地面がやがて見えてくると、途中のワイヤーを掴み、勢いを殺して着地する。アラクネギルディも、少し離れた場所に着地した。

「どういうつもりだ。お前ならばここまで来る前に留まれたのではないか?」

「せっかく、一騎打ちをしようというのだ。それを避けたとあっては武人としての名折れ。それにナイトグラスターよ、お主の剣にも興味がある」

 ゆるりと、鞘から凶悪な牙が抜き放たれる。

「あの方と同じ属性力の剣――どれ程か、味合わせてもらおう」

「……ダークグラスパーか。いちいち貴様らの口からは奴の名ばかりが聞こえてくるな。だが、流石に不愉快だ。黙ってもらおうか」

 ナイトグラスターもフォトンフルーレを構え、何時でも動けるように態勢を整える。

「ふむ。ならばこれ以上の問答は無用。後は我が剣にて語るとしよう」

 直後、土煙が巻き起こった。その中で幾重もの光が飛び散り、甲高い音が鳴り響いた。




一騎打ちは男の娘の華!!








何か間違っているような気がしなくもない。

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