幻想高校の日々   作:ゆう12906

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第八話 弾幕ごっこ大会 決勝戦

 

「霊符『夢想封印』」

 

「おっと、甘いぜ!新しく改造した私のスペル、受けてみろ!」

 

「何っ!」

 

「恋符『マスタースパーク』!」

 

「しまった!油断したっ…」

 

ピチューン

 

「勝者 魔理沙!」

 

弾幕ごっこ大会準決勝。霊夢と魔理沙が戦い僅差で魔理沙が勝利した。

 

 

 

準決勝もう片方はフラン対空だ。

 

「爆符『メガフレア』!いけ!フランを吹き飛ばせ!」

 

「おっと危ない。強力な弾幕だね。この弾幕には…」

 

「こい!」

 

「力勝負だ!禁忌『レーヴァテイン』!」

 

結果は…

 

「勝者 フラン!」

 

「よっしゃ!」

 

決勝戦は魔理沙対フランになった。

 

 

 

「さすが魔理沙!」

 

「ああ、ありがとうアリス。」

 

と、話しているところへ…

 

「あ、魔理沙!」

 

「おお、フラン。」

 

「あら、レミリアも。」

 

スカーレット姉妹が来た。

 

「よろしくね、魔理沙!」

 

「ああ、正々堂々とな。」

 

「あら?レミリアってフランと戦わなかった?」

 

「え、ええ。まあ、負けたというか、勝ちを譲ったというか…」

 

「負けたんだな。」

 

 

 

「よし、では決勝戦。魔理沙対フランを開始します。双方とも全力を尽くして頑張ってください。」

 

長い説明は決勝戦の審判の映姫先生だ。

 

「では始め!」

 

「禁忌『フォーオブアカインド』!」

 

四人に分身する。

 

「いっけー!」

 

一気に四重の弾幕が放たれる。

 

「おっと、甘いぜ。―――消してやる!」

 

と、いうとほうきを一気に加速してフランに接近する。

 

「魔符『スターダストレヴァリエ』!」

 

「っつ!」

 

上に急旋回して避ける。しかし分身は消えてしまった。

 

「よそ見したなフラン?」

 

「このくらい余裕!」

 

「果たしてそうかな?!―――マジックミサイル!」

 

「おっと。」

 

「うーむ。分身を消したところをマジックミサイルで仕留める。いい作戦だと思ったんだがなあ。」

 

「このくらいでは負けないよ…!」

 

フランの顔が少し変わった。

 

「こっちもいくよ!禁忌『恋の迷路』!」

 

「いやいや、避け方知ってるぜ。」

 

回るように避ける。

 

「ふふ、これは改良版よ。」

 

魔理沙がフランの前に来たとき…

 

「な、上!」

 

上から弾が降ってきた。

 

「ちっ、恋符『ノンディレクショナルレーザー』!」

 

一気に弾を消す。

 

「今のは少し危なかったな~さすがフランだぜ。」

 

「私もお姉様と練習してるのよ。」

 

「お前の姉さんも大変だな。―――そろそろ疲れただろ。次で決着つけないか。」

 

「んん~そうね!」

 

「いくぜ!やっぱり決着つけるならこれだよな!魔砲『ファイナルスパーク』!」

 

「勝負だ魔理沙!禁忌『レーヴァテイン』!」

 

二人の技が交差する。

 

「うおおおお!」

 

「ぐっ!―――フラン、お前はまだ経験が浅いな。」

 

「なにっ!」

 

「恋の迷路の時、私がただ避けているだけと思ったか?」

 

「何っ!」

 

「お前の剣はお前には扱い切れていない!」

 

「しまった!」

 

急いで避けようとするが、周りは弾幕だらけだ。

 

「―――いけー!」

 

 

 

「勝者 魔理沙! 優勝は魔理沙です!」

 

「やった!」

 

アリスも叫ぶ。

 

 

 

「やったわね魔理沙!」

 

「ああ、ありがとうな!」

 

と、魔理沙はアリスの手を握り、ぶんぶん振る。

 

「あっ!…まあ、表彰式よ。」

 

 

 

と、いうわけで弾幕ごっこ大会は魔理沙の優勝で終わった。しかし、すべての生徒がこの大会のためにがんばり、成長したことは言うまでもない。

 




と、いうわけで第八話です。

魔理沙以外も書くとかいっときながらほとんど魔理沙でしたねwすいません。(次こそ!)

では、次から夏休み編に入ります!

ではまたお会いしましょう!

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