弾幕ごっこ大会の開会式。
「それでは、校長先生のお話です。映姫先生お願いします。」
「はい。いよいよ弾幕ごっこ大会ですね。そもそもこの大会の始まりは…」
30分後
「ではこれで話を終わりにします。」
「「「「長げぇよ!」」」」
ちなみにルールは以下の通りだ。
・校庭の広さは限りがあるので、弾幕ごっこをする範囲は一定の範囲が決まっている。
・スペルカードは一回の勝負につき3枚まで。(勝負を互角にするため)
・一回でも被弾したほうの負け(もちろんグレイズはセーフ)
・まず、三人か四人でリーグ戦をし、トップが決勝トーナメントに進出できる。
―――こちらは魔理沙とアリス。
「いや~おなじブロックになったな。」
「ええ、これで正々堂々勝負できるわね。」
「では、予選リーグ魔理沙対アリス始めます。」
審判は幽香先生で行われる。
「始めっ!」
「いくぜ!マジックミサイル!」
「ふっ、これくらい。」
細かい動きでよける。
「このくらいじゃ終わらないぜ!」
さらに自機狙いのレーザーも加わり、複雑な弾幕になる。
「これはちょっときついわね…―――頼むわよ、上海人形!」
アリスの周りに人形が現れ弾幕を出す。
「これで消えるわ。」
「いや~さすがにこのくらいじゃだめだよな。」
「もちろんよ。じゃ、こっちからも!」
アリスの周りにさらに人形が現れる。
「蒼符『博愛の仏蘭西人形』」
一気に人形が弾を放つ。
「おわっ!でもこのくらい。」
「まだまだ!少しきつくなってきたけど…魔操『リターンイナニメトネス』」
さらに魔理沙の近くに人形が飛んでくる。
「おっと、これは爆発するんだったな。ちょっと危険だが…」
ほうきに乗り高速で先ほどのスペカの間を潜り抜ける。
「どうだ?」
「なかなかやるわね。私も切り札の人形を出そうかしら。」
「えっ?それってまさか…」
「ええ。試験中『ゴリアテ人形』!」
「なっ!―――でかすぎるんだぜ!」
「行きなさい…」
ガクリ
突然アリスが倒れた。そのまま地面に落ちていく
「なっ!やっぱり体力の限界だったのか…助けないと!」
と、ほうきに乗ったままフルスピードでアリスに近づく。
「よっと。」
そのまま何とか回収することができた。
「すぐに保健室へ!」
「ええ、分かったわ。」
「う~ん。―――ここは?」
「気が付いたか。」
「魔理沙!」
「いや~それにしてもいいわねあなた。魔理沙がここまでおぶってきてくれたのよ。」
「えっ…―――ええー!」
「あたりまえだろ。そんなに驚くことか?」
と、ここで永琳先生がアリスに耳打ちする。
「彼女、必死だったわよ。」
「……」
「まあ、よかったわね。―――そうそう、勝負は魔理沙の勝ちだからね。
「そう、次も頑張ってね。」
「おう!負けないぜ!」
と、いうわけで第七話です。
今回はマリアリ中心でした。(いいですね、マリアリ…)
もちろんほかのキャラの弾幕ごっこも書きたいと思います。
では第八話で!