放課後、会議室に集まった生徒たち。その目的は…
「よし、みんな集まったな。みなよく来てくれた。」
と、集まった人に声をかけたのは藍先生だ。
集まった生徒は妖夢、うどんげ、小町、早苗、お空、お燐、ナズーリン、布都、また生徒ではないが、咲夜がいる。と、いうことは…
「従者たちの集いに。」
そう、ここにいる全員従者なのだ。
「じゃあ、もう一度内容を確認するぞ。」
と、一拍置き話し始めた。
「この会は、自分の主人たちの行動で驚いたもの(常識では考えられないもの)をいいあい、(悪口を言い合い)対策を考える(笑いあう)会だ。」
カッコ内は、みんなの心の声だ。
「ブン屋は締め出してあるな。」
「はい、いわれた通り私とお空で文には『じゃましたら椛を読んで暴露話をするぞ。』と、いってあります。」
「よし。では、妖夢から頼む。」
「はい、私のはいたって簡単です。幽々子様の食事を作る時間で1日の六分の一を使うのを何とかしてほしいんです。」
「あ~あれはひどいですよね。」
「うむ、始め見たときびっくりした。」
早苗と布都が口をそろえる。
「では何か意見のあるものは。」
「はい。」
「よし、お空。」
「幽々子にダイエットしないとババアになるっていって、食事の量を減らさせるのは?」
一斉に笑いが起こった。
「えっ、それは…」
「まず無理ですね。」
と、口を開いたのは咲夜。
「えっ、なんで?」
「よく考えてごらんよ…」
お燐も突っ込む。
「まず、さすがにババアとは言えないですよね。それに彼女は…」
「亡霊ですもんね。」
「そう、妖夢が一番わかっているけど亡霊はおなかがいっぱいになることはないです。なぜか空くんだけどね…」
「そうか…」
「そのかわりの案ですけど、他にも幽霊っていますよね?」
「はい。」
「それをメイド幽霊として雇うのはどうでしょうか。」
「なるほど!」
「よし、どうやら解決したな。」
「いや~楽しいな~。」
うどんげがぼそっと言う。
「よし、次!」
「は~い」
「よし、小町。」
小町は三年一組の生徒だが、たまに三途の川の仕事もやっている。
「あたいは従者というより四季様の部下だからここにいるんだけど、あたいの悩みはちょっとサボっただけで四季様が飛んできてその何倍も説教するんだよ」
「なるほどな。―――ちなみにこの中にあいつに説教されたひとは?」
咲夜、妖夢、うどんげが手を挙げる。
「あれはしつこいですね。」
「しかも話を聞いていないと余計に怒られるし。」
「なんか私の生き方まで言われたよ…」
と、三人の愚痴を聞いた後、小町が話し始めた。
「まあ、小っちゃいんで怖くないけど。」
「そうそう!」
「この前は岩の上に立って説教してましたよ。」
「必死だよね。」
もはや悪口を言い合う会になってきた。その後…
「よし、そろそろお開きにするか。みんな楽しんでくれてよかった!また開くときは呼びかけるからな。」
みんなが解散していく。
―――しかしこれをある人が見ているとは夢にも思っていない…
「すごいわね…」
はい、というわけで第五話です。
完全に思いつきのネタですw
まあ、この小説内でシリーズ化しようかなと。なので登場させたい人がいればコメください。
ではまた!