一年生のクラス紹介。
霊夢、魔理沙、大妖精、チルノなどがいて、担任が慧音のクラスが1年1組。話の中心となっていきます。
そのほか2クラスあり、
1年2組…早苗やうどんげなどがいる。担任は霖之助&朱鷺子
1年3組…妖夢やふと、ナズーリンなど。担任は紫&藍
「みんなー知っているか!」
5月も半ばに入ったころの帰りの会の時間、慧音先生が叫んだ。その内容とは…
「もうテスト2週間前だぞー!」
いっせいにクラスから「えー!」という不満の声が上がった。そう、ここは学校。当然定期テストがあるのだ。
「今回は国・数・理・社・英の五教科だ!テスト範囲配るぞ!」
~放課後~
「あ~テストか…」
「どうしたの?大ちゃん珍しい。」
「いや、とうとうテストだなって。チルノちゃんは不安じゃないの?」
「ふふ、あたいはさいきょーだからへいきだよ!」
「別の意味でね…」
「ん?なんか言った。」
「いや…」
ここでチルノが意外な提案をした。
「だったら、みんなで勉強すればいいじゃん。」
「へ?」
「クラスのみんなの家に交代でいって。」
「な、なるほど。」
と、
「お、それはいい考えだな!」
「うん。バカのくせにいい考えしてるわね。」
魔理沙と霊夢も乗ってきた。
「って、あたいはバカじゃないもん!」
「まあまあ。―――じゃあ早速今日からやりましょ。どこの家にする?」
「あ、じゃあ私の家で。」
と、いったのは大妖精だ。
「お、ということは優斗がいるのか!どの位のあたまの持ち主なのかな~」
チルノが言った優斗とは、幻想入りして、わけあって、大妖精の家にいる男子高校生の事だ。
「じゃあ、今からだな。」
そして大妖精の家。
「ねえ優斗。」
「ん、なに?」
「今日ね――」
と、今日話したことを説明する。
「へ~テスト勉強か。」
「そう、優斗教えられる。」
「ああ、この前教科書見たよ。」
「え?どうだった?」
「めっちゃ簡単だった。俺が三年前に習ったことだ。」
「あ、そうなの!」
コンコン
「あっ、来た!」
あっという間に、クラスメンバーが集まった。
クラスの中でもちろん頭のいい人と、あまりよくない人がいる。
優斗は、後者のほうの人たちのところへ積極的に行った。
優斗に言わせれば、
「要は、理解力があればいいわけだからね。頭のいい人は理解力があるからあまりおしえなくていいんだ。」
特にクラスの2大バカ巨塔、チルノとお空の二人に積極的に教えた。
「なるほど!」
「わかりやすい!」
チルノとお空もよく分かったようだ。
「じゃあ、そろそろお開きですね。ですが…」
文が何か考えている。
「優斗さん、これからも教えてくれません?」
「え?!」
「そうすれば、もっと点数よくなりますよ。」
「うん、それがいいと思う!」
椛も賛同する。
「ああ、わかった。」
「あと…学級新聞に優斗さんの事書かせてください。」
「ああ、そっちが本命ね…」
そうして、1年1組は二週間懸命に勉強した。そして、テスト後…
「よし、テスト返すぞ!みんな頑張ったな!三クラス中トップだぞ!」
霊夢や大妖精、アリスなどはだいぶ上位のほうへ入った。チルノとお空も平均とはいかなったが、頑張った。
「やった~!!!」
一斉にみんなが喜ぶ。
クラスの絆が少し深まったような気がした。
と、いうわけで第四話です。
うp主もテスト期間中ですw(暗記がツライ…)
でもこっちを頑張りたいと思います!
(いや勉強もがんばれよ by優斗)
では!