幻想高校の日々   作:ゆう12906

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今回はクラスで協力します。

一年生のクラス紹介。

霊夢、魔理沙、大妖精、チルノなどがいて、担任が慧音のクラスが1年1組。話の中心となっていきます。

そのほか2クラスあり、

1年2組…早苗やうどんげなどがいる。担任は霖之助&朱鷺子

1年3組…妖夢やふと、ナズーリンなど。担任は紫&藍


第四話 テストだ!テストだ!テストだ!

「みんなー知っているか!」

 

5月も半ばに入ったころの帰りの会の時間、慧音先生が叫んだ。その内容とは…

 

「もうテスト2週間前だぞー!」

 

いっせいにクラスから「えー!」という不満の声が上がった。そう、ここは学校。当然定期テストがあるのだ。

 

「今回は国・数・理・社・英の五教科だ!テスト範囲配るぞ!」

 

 

 

~放課後~

 

「あ~テストか…」

 

「どうしたの?大ちゃん珍しい。」

 

「いや、とうとうテストだなって。チルノちゃんは不安じゃないの?」

 

「ふふ、あたいはさいきょーだからへいきだよ!」

 

「別の意味でね…」

 

「ん?なんか言った。」

 

「いや…」

 

ここでチルノが意外な提案をした。

 

「だったら、みんなで勉強すればいいじゃん。」

 

「へ?」

 

「クラスのみんなの家に交代でいって。」

 

「な、なるほど。」

 

と、

 

「お、それはいい考えだな!」

 

「うん。バカのくせにいい考えしてるわね。」

 

魔理沙と霊夢も乗ってきた。

 

「って、あたいはバカじゃないもん!」

 

「まあまあ。―――じゃあ早速今日からやりましょ。どこの家にする?」

 

「あ、じゃあ私の家で。」

 

と、いったのは大妖精だ。

 

「お、ということは優斗がいるのか!どの位のあたまの持ち主なのかな~」

 

チルノが言った優斗とは、幻想入りして、わけあって、大妖精の家にいる男子高校生の事だ。

 

「じゃあ、今からだな。」

 

 

 

そして大妖精の家。

 

「ねえ優斗。」

 

「ん、なに?」

 

「今日ね――」

 

と、今日話したことを説明する。

 

「へ~テスト勉強か。」

 

「そう、優斗教えられる。」

 

「ああ、この前教科書見たよ。」

 

「え?どうだった?」

 

「めっちゃ簡単だった。俺が三年前に習ったことだ。」

 

「あ、そうなの!」

 

コンコン

 

「あっ、来た!」

 

あっという間に、クラスメンバーが集まった。

 

 

 

クラスの中でもちろん頭のいい人と、あまりよくない人がいる。

 

優斗は、後者のほうの人たちのところへ積極的に行った。

 

優斗に言わせれば、

 

「要は、理解力があればいいわけだからね。頭のいい人は理解力があるからあまりおしえなくていいんだ。」

 

特にクラスの2大バカ巨塔、チルノとお空の二人に積極的に教えた。

 

「なるほど!」

 

「わかりやすい!」

 

チルノとお空もよく分かったようだ。

 

 

 

「じゃあ、そろそろお開きですね。ですが…」

 

文が何か考えている。

 

「優斗さん、これからも教えてくれません?」

 

「え?!」

 

「そうすれば、もっと点数よくなりますよ。」

 

「うん、それがいいと思う!」

 

椛も賛同する。

 

「ああ、わかった。」

 

「あと…学級新聞に優斗さんの事書かせてください。」

 

「ああ、そっちが本命ね…」

 

そうして、1年1組は二週間懸命に勉強した。そして、テスト後…

 

「よし、テスト返すぞ!みんな頑張ったな!三クラス中トップだぞ!」

 

霊夢や大妖精、アリスなどはだいぶ上位のほうへ入った。チルノとお空も平均とはいかなったが、頑張った。

 

「やった~!!!」

 

一斉にみんなが喜ぶ。

 

クラスの絆が少し深まったような気がした。

 




と、いうわけで第四話です。

うp主もテスト期間中ですw(暗記がツライ…)

でもこっちを頑張りたいと思います!

(いや勉強もがんばれよ by優斗)

では!

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