教科は、国・数・理・社・英・体・音・美・家の九教科です!
って、中学校と同じですねw
幻想郷は5月を迎え、幻想高校の一年生も学校生活に慣れていた…
「チルノちゃん、一時間目数学だけど、道具は?」
「忘れた!」
「これで3日連続だけど……」
「ねえお空、数学の教科書は?」
「忘れちゃった!」
「これで4日連続だけど……」
「ん~大妖精さんとお燐さんは大変そうですね~」
写真を撮りながら文がつぶやく。
「始まるよ文」
「わかっています」
そんなことを言っているうちに、先生が勢いよく飛び込んできた。
「はいはーい!授業を始めます!」
紫先生だ。
「では教科書を……」
なんと紫がいきなり倒れだした。
「おっと、危ない。」
藍が受け止める。
よく紫が眠るので、藍が補助としてついているのだ。
「では、授業を始める」
そのまま藍は始めた。ちなみに紫が最後まで授業を続ける確率は1割にも満たない。
「あー終わった!」
「魔理沙、次理科よ。理科室に行かないと」
「ああ、アリス行こうぜ」
「え!ええ…」
「では、授業を始めるわ。」
理科は幽香先生だ。
「今日は~花の観察~♪」
機嫌がよさそうだ。
みんなは外に出て花をスケッチしていたのだが、
「いいドライフラワーができるかな~」
チルノが花を凍らしている。
それを幽香が見つけてしまった。
「あなた…いい度胸してるわね…」
「げっ!」
さてどう料理しようか、と恐ろしいことを考えていた幽香だったが、意地悪そうな笑みを浮かべた。どうやら何かとんでもないことを思いついたようだ。
「この前作ったスペルカードをあなたに使ってあげるわ」
「やっ、やめて~!」
「『笑符』ヘルスマイル」
1フレームも隙間がない弾幕がチルノを襲う。当然よけられるはずもなく、何発も被弾する。
「安心しなさい。当たっても痛くないから。けれど……」
「ぎゃはははは!」
「その弾幕、被弾するとくすぐられたみたいになるわよ。効き目は……5分くらいかしらね。」
と、いうとぞっとするような笑みをした幽香であった。
「次は音楽なのかー」
「んん、音楽室にいこう。」
「では、」
「授業を」
「始めるよー!」
音楽の先生はプリズムリバー三姉妹だ。
ポルターガイスト現象が常にあり、音楽室の道具が飛び散る。
「うおっ!危ないんだぜ!」
いつもこんな感じだ……
「では授業を始める」
四時間目は国語。霖之助先生だ。
「では、この前のプリントを出して~」
いたって普通の授業なのだが…
ドガーッ!
隣のクラスからすごい音が聞こえてきた。
「ん!どうしたんだ!?」
隣のクラスに行ってみると…
「どうしたんですか!藍先生!」
なんと藍が倒れている。
「ま、まさか…」
橙が立っている。今発言したらしい。
「まさか橙にみとれて気絶を……」
国語の授業の最大の欠点。それはほかのクラスがいろいろやらかして、授業が進まないのである。他にも…
「幽香先生、生徒に弾幕を当てないでください!」
「プリズムリバー先生方!こっちに物をとばさないで!」
などいろいろな事があって大変そうだ…
ちなみに補助として、朱鷺子が付いている。
「えっ⁉説明これだけ⁉」
昼休みを挟んで五時間目は美術で白蓮先生なのだが、書くことがない…
「悪かったわね!」
放課後、珍しくレミリアが大妖精に話しかけた。
「大妖精、ちょっといいかしら。」
「ん、何レミリア?」
「今日紅魔館で、宴会するじゃない。」
「うん。」
「その時、あなたと一緒にいる優斗を連れてきてくれないかしら。」
「えっ?」
「お姉様は優斗が、気になってしょうがないのよね~」
「べっ、別にそんなわけじゃ…」
「分かった、連れてくる~」
クラスで宴会をするほど、仲がいいようだ。
と、いうわけで第二話です。
さて、残りは社・英・体・美です!
頑張って書くぞ!ネタないけど!
ちなみに宴会は「東方好きの優斗と大妖精と」で書きたいと思います!
ではまた!