今回は挿絵がありますがはっきり言って今回も下手くそです!
なので気分が悪くなったら見るのをやめてくださいね、では本編スタート
あの日の夕食の後咲夜が考えた結果、服を買うのに着る本人が居なければ意味がないとのことでリュウトもついていく事となった。
ちなみにレミリアが服を買いにいく日はフランも連れていってほしいとのことで、フランも人里に行くことになっている。
そして当日・・・。
咲「皆さんもう行く準備はできてますか?」
咲夜は人里に行く準備が終わり二人を待っていた。
フ「いいよー♪リュウトは~?」
リ「俺も良いぞ、そんなに準備するものなんて無いからな」
フランはいつもの紅魔館の中で着ている服ではなくお出かけ用の冬服を着ている、一方リュウトはいつも着ている紺色のTシャツにジーンズだが、なぜ直っているのかというと、あの後フランと咲夜が二人で頑張ってなんとか元通りに近い状態まで縫い直したのだ。
ちなみに上はフラン、下は咲夜が直した。
しかしなんと言って良いのやら、見た目は張りぼて状態だ。
咲「リュウトさん寒くないですか?」
リ「寒くないといえば嘘になるが・・・まぁ大した事はない」
咲「そうですか?でもこれからもっと寒くなるのでコートも買っておきましょう」
リ「そうしてもらえると助かる」
フ「私人里に行くの初めてだなぁ~♪楽しみだよ!」
咲「フフッそうですね♪では行きましょうか」
三人は空を飛び人里へ向かう。
紅魔館は湖の中心にある島にあるので湖を跨ぐ。
そして森の上空を飛行していると大きな集落のようなものが見えてきた。
ちなみに紅魔館から人里ま結構な距離があるのだが飛んでいるためかなり時間が短縮されている。
そして門の手前辺りで三人は着地した。
フランは初めての人のたくさん居る街におおはしゃぎだ。
フ「凄い凄い!人がいっぱいいるよ!」
リ「まぁそりゃ人里だからな、じゃあ入るか」
咲「はい、では行きましょう」
三人はまず服屋に向かって歩いていく。
人里には三軒ほど服屋があるのだが、今回は洋服が売っている店に行った。
咲「あ!見えてきましたよ、入りましょう」
三人が中に入ると店の中にはたくさんの洋服がこれでもかというほどに並べられていた。
先ずはリュウトの服を選ぶ。
咲「先ずはリュウトさんの服を選びましょうか、どんな服が良いですか?」
リ「動きやすい服が良いな、それ以外は君達のセンスに任せる」
咲「そうですか・・・では一緒に探しましょう!」
フ「私も選んであげる!」
とりあえずリュウトの言っていた動きやすい服を片っ端に選んでいく。
金にはかなり余裕があるので気にする事はない。
そして全て選び終わり試着室に向かう。
咲「ではリュウトさん、試着お願いします」
リ「あぁ、少し待っていてくれ」
リュウトは取ってきた服をどんどん着ていく。
カッターシャツにロングコート、トレーナーにパーカー等色々あったが、どれも普通に似合うため結果全て買うことにした。
ちなみにズボンはジーンズが一番しっくり来ると本人の希望で色んなジーンズを買った。
次は咲夜の服なのだが、リュウトは女性ファッションなどわからないのでリュウトは見てるだけで服選びはフランと咲夜でおこなった。
リ「咲夜なら何でも着こなしそうだけどな」
フ「リュウトは何にもわかってないなぁ、適当に着てるだけじゃオシャレって言わないの!」
リ「わ、わかった悪かったよ」
女性というのはよくわからないとリュウトは思った。
そして口出しすると怒られそうなので今回は黙っていることにする。
その間リュウトは暇なので咲夜たちと服を選んでいる間少し別行動することにした。
リ「咲夜たちが選んでる間少し街を廻ってくるけど良いか?」
咲「あ、はい。
すみません、待っててもやること無いですわよね。
ではお金少し渡しておきますね」
リ「あぁ、ありがとう。
じゃあ廻ってきたらすぐ戻るから」
咲夜から一万円札を貰った。
リュウトも丁度欲しいものがあったため都合が良い。
街の中を歩いていると、雑貨屋に置いてある半透明の仮面のようなものを見つけたのでちょっと見てみることにした。
リ「なんだこれ?
サングラス・・・ではなさそうだが?」
顔を覆い隠すほどの大きさがあるが、遮光性が高そうな素材だ。
現代なら然程珍しくもない素材だが、幻想郷ではかなり貴重なものだろう。
それを手にとって眺めていると、店員が気づいたらしくこちらにやって来た。
店員「お客さんいいセンスしてるね~、それ最近出たばっかりの仮面型バイザーなんだよ!」
リ「これで何か良いことあるのか?」
店員「う~ん・・・プライバシー保護?」
リ「なんだその適当な解説は。
でも確かに顔を隠すには丁度良いかもしれないな、視界も広い」
丁度、顔を隠すものを探していたところなので、これはピッタリかもしれない。
デザインも気に入っている。
店員「どう?買わない?今なら安いよ?」
リ「・・・いくらだ?」
店員「20000円でどうでしょう?」
リ「高い、持ち合わせていないぞ」
店員「そりゃあないぜ、仕入値も高かったのに誰も買わないんだから宝の持ち腐れなんだよ。
折角買ってくれそうなのにこれじゃあ在庫処分するしかなくなる」
なら何でこんなものを仕入れてしまったのか。
不意に男の胸に付いたらバッジが見えた。
・・・この男、どうやらこの店の店長らしい。
今後の店の将来が不安だ。
リ「よし買った」
店員「毎度あり!
仕入れ値よりかなり下がっちまったなぁ」
リ「悪いな、金に余裕が無いんだ」
財布から一万円札を出して店長に渡す。
これで目当てのものは手に入った。
リ「また用があれば来るかもしれん、その時は贔屓にしてくれ」
店員「えぇ、心待ちにしております」
雑貨屋を去ったリュウトはバイザーの入った紙袋を片手に咲夜達と合流する。
彼女らは丁度試着をするところだったらしく、試着室の前にいた。
フ「あ!リュウト!いいタイミングで帰ってきたね!」
リ「そうみたいだな、これから試着か?」
フ「そうだよ!私の選んだ服も入ってるんだから!」
リ「それでテンション高いんだな、それじゃあ咲夜のオシャレ姿を拝見させてもらおうかな」
咲「わ、わかりました。
では着替えますね」
咲夜は試着室に入りカーテンを閉め着替え始める。
服を脱ぐ音が聞こえてくるため何だか恥ずかしくなってくる。
着替えはじめてしばらく経ち、服を着衣する音が聞こえなくなってからも一向にカーテンが開く気配が無いのでフランがしびれを切らし始めた。
フ「咲夜遅いなぁ、もう開けちゃえ!」
咲「だ、ダメですフラン様!」
フラン思いっきりカーテンを開けると、中からメイド服を脱いで大人な女性へと変身した出来る女、咲夜が出てきた。
咲「はわわわ・・・見られてしまいましたね・・・」
フ「おお!似合ってるよ咲夜!!
どう?リュウトの感想は?」
リ「とても似合っている、俺は好きだぞ」
咲「!?!?!?」
耳まで真っ赤にした咲夜はそのまま固まってしまい、リュウトの問いかけにも全く反応しなくなってしまった。。
フ「リュウトってあんなこと言うんだね(笑)」
このあとも咲夜の試着は続いたのだが、咲夜があまりにも着こなすため結局咲夜もフランに全部買わされるのだった。
因みに、総額がかなり高くなった為、レミリアの機嫌取りに妹紅の焼き鳥を土産に買っていく事となった。
11話が終わりましたが妹紅の店の話は割愛させてもらいました、何故かと言うと思い付かなかったからです。妹紅ふぁんの方々すみません!でももしかしたら書くかもしれないのでまだおこらないでください。
これで多少分かりやすくなったと思います。
ちなみにリュウトの買った物は春雪異変で出てきます。
それまでお預けですね。
次回はリュウト達が出掛けていた時の紅魔館の話です!また投稿が遅れるかもしれませんがよろしくお願いします!