オリ主がIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「全話完結」   作:どこかのシャルロッ党

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第69話「ジェニオンの力!その名はフォームチェンジ」

 

 

一夏達は福音の元へと向かっていた。そして

セシリアが

 

「あ!福音を発見しましたわ!」

 

「今が攻撃のチャンスですね!」

 

二ャル子が言ったその後

 

『あらあら、また来たの?』

 

「お前は!」

 

『どうやら綾崎翔真は来ていないのね?』

 

「一夏さん達は福音を・・・私達はコイツを

倒しますから」

 

『やれるもんなら!やってみせなさい!行け

ファンネル!』

 

「クー子!」

 

「ファンネル!」

 

アリサのファンネルとクー子のファンネルが同時に

放たれビームが交互に発射される

 

「今の内に一夏達は福音を!」

 

とハスタ(大人)は一夏達にそう指示を出し

一夏達は福音の相手に向かう

 

まず二ャル子達の方は

 

『はああああ!』

 

ビームサーベルが展開され二ャル子は超重剣で

阻止する

 

「なんて力何ですかコイツは!」

 

「なら!」

 

折紙は二ャル子達から距離を取りバスターライフル

を構え

 

「ターゲット、敵IS。目標を撃破する」

 

そしてバスターライフルが発射され二ャル子は

とっさに回避してアリサに直撃した

 

「やりましたか!」

 

「いや・・・まだ」

 

そう煙が晴れると赤いシールドが現れアリサに

は傷が付いていない。

 

『さあ!楽しみましょう!』

 

「絶対にアナタだけは許しません!この綾崎二ャル子

達がアナタの歪みを駆逐してあげますよ!」

 

 

『面白い!』

 

 

 

 

 

 

 

一方、翔真はある所に居た。そう湖だろうか?

何処となく限りなく続く青い水溜まりの上に

いた

 

「ここは・・・・俺は死んだのか?」

 

すると

 

「いや、お主はまだ死んではいないで

ござるよ」

 

「アンタは?」

 

翔真が振り向くとそこに居たのは凛とした

顔立ちで男だろうか?髪は青髪であり途中で

髪は結んである、左頬には十字架の傷がある

 

「拙者は、いつもお主の側にいるのだが

分からぬでござるか?」

 

「もしかして・・・・・ジェニオンなのか?」

 

「そうでござる」

 

「そっか、しかしお前は髪を赤い髪にすると

剣心みたいになるな。そう言えばジェニオン」

 

「何でござるか?」

 

「俺は死んだのか?」

 

「いや、死んではいないでござるよ。ここは

言わばISコアの精神世界と言ったところでござる」

 

「そうなんだ、なら俺は早く一夏達の所へ

行かなきゃならないんだが」

 

「一つ質問をしていいでござるか?」

 

「何だ?」

 

「お主は何故にそこまで関係のない人間に

関わろうとするでござる?」

 

「それは・・・・」

 

しばらく翔真は考え、

 

「確かにな、確かに俺にとっては関わりが

なくともあろうと困った人が居れば助ける

のは当たり前だからさ。それにもう二度と

アスナのような子が生まれない為にも俺は

ただ頑張るだけさ・・・」

 

「・・・はは、さすがは拙者のマスターで

ござるな、だが大丈夫。もうじき目は覚ます

でござるよ?」

 

「え?」

 

「そして最後に・・・・・拙者は何時までも

お主と戦う事を誓うでござるよ」

 

「ああ!ジェニオン!ならまた後でな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、一夏達は福音に苦戦していた。福音が

放つエネルギー弾を回避しては消し去ったり

とその繰り返しである。なお先ほど千冬から

の通信があり一夏達は軽く説教はされたもの

の千冬は福音と戦う事を許可している。途中

から新しいISを纏ったシャルも加わり福音の

攻撃に専念していた

 

「いくぞ!」

 

「これでも喰らいなさいよ!」

 

ラウラと鈴は一斉にレールカノン、龍砲を放ち

福音のスラスターに当たり見事にヒットした

 

「次は僕達の番だね!」

 

「行きますわよ!」

 

「やってみせる!」

 

シャルロット、セシリア、簪が攻撃にあたる

 

まずはシャルロットが

 

「行くよ!」

 

とハイパードッズライフルで福音に向けて撃ち

そしてその後簪の山嵐、セシリアのビットで

連続で攻撃する。福音はやがて動きが遅くなり

攻撃が当たり続け、一夏が

 

「よし、これだけ攻撃をすれば!箒!」

 

「ああ!分かってる!」

 

一夏は雪片で、箒が雨月で大型スラスターを全て

切り裂き、福音は海へと落ちてゆく

 

「あとは回収して中の人を助けないと!」

 

とシャルロットが言ったその時突然福音が空へ

舞い戻り大きな光が発生する。しかも切り裂い

たはずのスラスターからはエネルギーの翼が生えたのだ

 

するとラウラが

 

「まさか!セカンドシフトか!」

 

「何だって!?なら零落白夜で!」

 

と一夏が零落白夜を発動しようとしたその時

福音はエネルギーの翼からエネルギー弾を

大いに放ち、再び一夏達が窮地に立たされ

る!二ャル子達の方もアリサの予想外の

強さを目の当たりにし、二ャル子のリ・ブラスタ

折紙のウイング、ハスタのブラスタESはもはや

戦えない状態にまで陥り、今だに戦っているの

はクー子であり、フェザーファンネルも残り

6つにまで減らされている

 

「あの全身装甲型、なかなかやる!もう

フェザーファンネルが残り少ない!」

 

『そんなのでは私には勝てない!』

 

アリサはビームサーベルを展開してクー子に

攻撃するが、クー子もビームサーベルを二刀流

にして防ぎきる

 

「力が・・・強すぎる」

 

『そこら辺のISとは違うのよISとは!』

 

そしてアリサはメガ粒子砲で二ャル子達に

トドメをさそうとする!

 

『これで!』

 

だが

 

 

 

 

 

 

「認めたくないものだな!若さゆえの

過ちを!」

 

突然アリサは何かに蹴りとばされ近くの島へと

落下し、二ャル子達がアリサが落ちて行くのを見て

再び視線を空に戻すと見覚えのあるISが居た

 

 

「ジェニオン!?もしかして翔真さん!」

 

すると

 

「二ャル子達、今までよく頑張ったな?

後は俺に任せろ!」

 

「翔真さんだ!」

 

「翔真!」

 

「格好いい」

 

「全く、心配させる」

 

 

「さて!まずは福音から行くか!」

 

 

一夏達は苦戦していた。福音のセカンド・シフト

と言うまさかのアクシデントが発生したからだ

 

「く!ブルーティアーズ!」

 

とセシリアはビームを放つが福音に効くはず

がなく、全て交わされて

 

『・・・・!』

 

福音がセシリアの前に接近しようとしていた

 

「「「「「セシリア!」」」」」

 

「セシリアが!間に合えーー!!!」

 

 

セシリアはこの時思った、

 

「(私はこのままやられるのですか?お母様

お父様!)」

 

セシリアが目をつぶり落ちそうになり

攻撃させられそうになるが

 

「風の傷!」

 

突如爆風が発生したのだ、そしてセシリアは

目をそっと明けると

 

「え!しょ、翔真さん!」

 

「よ!セシリア!大丈夫だったか?」

 

なんとセシリアはお姫様抱っこされていた

翔真はあの時風の傷を発動させ、その隙に

セシリアを救出していたのだ

 

「さて!お前らも大丈夫か?」

 

とジェニオンのマスク越しから

翔真が言うと一夏から順番に

 

「翔真なのか!」

 

「お前!傷は!」

 

「アンタ!無事だったのね!」

 

「良かったよ!良かった!翔真が!」

 

「お兄ちゃん!よくご無事で!」

 

「翔真、大丈夫なの?体なんか動かして

そんな事したら体が!」

 

と簪が言うと翔真がセシリアを抱えたまま

 

 

「最初に言ったはずだ!俺はか~な~り

強いし!何てたって不可能を可能にする

男なんだからな!(うわ~、今の俺スゲ~

格好いい事言ったな!恥ずかしいけど)」

 

翔真が心の中で思っていると・・・

 

「ところで翔真?」

 

「何だ?シャルロット・・・あのなんか

怒ってます?」

 

「ううん、怒ってないよ?

ただ何時までセシリアを抱えてるのかな?」

 

とシャルロットが笑顔で言うと

(目は笑ってはいない)

 

翔真はすっかりセシリアを抱えている事を忘れ

ていた

 

「あ!そうだそうだ、セシリアわるい!

すっかり忘れてたけど大丈夫か?」

 

と翔真が聞くとセシリアは顔真っ赤にして

 

「だ、だ、大丈夫ですわ!」

 

と翔真から離れる

 

「ふぅ~、さて!福音!今度は俺が相手を

してやるぜ!」

 

と翔真が言った瞬間ジェニオンが蒼く光だし

一夏とシャルロットが

 

「ジェニオンが!」

 

「光ってる!」

 

そして光が止むとモニターが現れ

 

『セカンド・シフト完了』

 

と書かれていた、だが見るところジェニオンは

何処も変わってはいなかった

 

「何も変わってないけど?」

 

すると新にモニターにこう書かれていた

 

『フォームチェンジ解禁・・・

・エボリューションキングフォーム

 

・紅蓮聖天極式フォーム

 

・ファンネルフォーム

 

・GIAモード 現在使用不可』

 

と表示されていた。

 

「フォームチェンジ?なるほどな!すると

今のジェニオンはフォームチェンジが出来るのか!」

 

そして翔真はエボリューションキングフォーム

を選択すると

 

ジェニオンの装甲は金色にかわり

バイザーの色はオレンジ色から赤へと

鉄牙月は金色に一部青が混じった聖剣に変わる

 

「よし!福音を止めて見せる!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




さてジェニオンに新しいシステムが搭載された
フォームチェンジとは?次回明らかになります

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