オリ主がIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「全話完結」   作:どこかのシャルロッ党

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今回は翔真が・・・・


第55話「ゼロの伝説 XXX-00W0」

 

翔真がアスナの駆るシナンジュから逃げていた

頃翔真の隠れ家のMSガレージで束はウイング

ゼロを自動操縦モードにして指定した座標

へと送ったが

 

「しょう君・・・でもやっぱり私も行った

方がいいよね!」

 

「束ねーやん、何処へ行くアルか?」

 

「ちょっと出掛けてくるね!それと

かぐちゃん!くーちゃんと一緒にあれ

二つの整備をしておいてね!」

 

「『紅椿』と『天椿』アルね?わかったよ!」

 

そして束はストライクのコクピットに乗り

OSを調整して

 

「みんなのアイドル束さんが!ストライク

ガンダムで出ますよ~‼」

 

そしてストライクガンダムI.W.S.Pは急いで

翔真がいるところへと向かう。

 

その頃翔真はジェ二オンの単一仕様「トランザム」

を発動してシナンジュから逃げていた。

 

「やっぱりISとMSとでは大きさが

違うし性能も勿論の事だがあっちが

上か!」

 

シナンジュはビーム・ライフルで翔真の

ジェ二オンの右バーニアを狙うが当たらない

コクピットでアスナは

 

『翔真、お願いだから!』

 

シナンジュは容赦なくビーム・ライフルを

撃ち続ける

 

「やば、もうそろそろジェ二オンのパワー

が切れやがるか、」

 

そして赤く光っていたジェ二オンは元の

蒼い装甲に戻り

 

『さあこれで!』

 

「捕まるのか・・・」

 

その時

ピピピピピ!

 

「何だ!」

 

翔真は急いでモニターを開く、すると

 

「ウイングゼロ!間に合ったか!」

 

そうウイングゼロが来ていたのだ。そして

翔真は急いでゼロの元へ行きISを解除して

コクピットに乗り移り操縦席へと移動し

レバーなどの確認をし

 

「よし!ウイングゼロ、行くぞ!」

 

『まさか!ウイングゼロですって。なるほど

それは転生の際に貰った機体かしら!』

 

ウイングゼロはビームサーベルを展開して

シナンジュのビームサーベルと相打ちになり

 

「アスナ!お前どう言うつもりだ!」

 

『何がかしら?』

 

「何故お前はそこまで俺を必要とする?」

 

『それは前にも言ったはずよ!この世界

には私と翔真だけが居ればいい!だから』

 

「だからって他の人を殺していい

わけがない!」

 

『私には分からないわね翔真、あなたが

どうしてそこまでしてこの世界を守るの

かが』

 

 

お互いの機体のビームサーベルがぶつかり合う

 

「俺は今何となくこの世界が好きなんだ、

みんなと笑って、寝て、食べて、いろいろ

馬鹿やって、でもそれが楽しいからこの

世界を守りたいと思うんだ!」

 

『っ!翔真、だったら私と一緒の方が

楽しいに決まってる!』

 

「アスナ!いい加減にしろ!俺は

お前を救えなかった身分で言えないけ

ど、その考えをやめないなら・・・俺が止める!」

 

『そうか・・・・なら翔真・・・・

私と死んで!!!』

 

「何!」

 

シナンジュは急接近してウイングゼロの

コクピットにビームサーベルを突き刺そうと

するがゼロはそれを振り切り蹴りをかます

 

『くう!』

 

「もうやめてくれアスナ!」

 

『うるさい!』

 

シナンジュは再びゼロに接近する

 

「だったらメインカメラをやるしかないのか」

 

だがその時突然コクピットの回りが光りだす

ゼロシステムだ、だがゼロがみせたのは

 

「これは・・・」

 

『なん・・・で・・・明日菜!

嘘だろ?・・・・・うわあああああ!!!』

 

ゼロが見せたのは翔真の過去である。

写しだされているのは病室のベッドで

白くキレイな顔で眠る明日菜だ。だが

彼女は亡くなっている、そして自分の

力の無さを嘆く幼き自分がいる

 

「やめろ・・・・ゼロ・・・

やめてくれ!何で急に!」

 

だがゼロは次々にビジョンを見せる明日菜の

笑顔さえも守れなかった自分の無力さを

翔真はついに我慢が出来ず涙をながす

 

「やめ・・・てくれ!・・・俺は!

俺は!・・・うおおおおおお!!!」

 

ゼロは動きを変えシナンジュのシールドを

サーベルで切り裂く

 

『急に動きが!』

 

「うおおおおおお!殺してやる!殺してやる!

明日菜をイジメる奴はーーー!!!」

 

 

 

翔真はゼロシステムに翻弄されて暴走して

いる、そしてゼロはツインバスターライフルを

構え

 

「はぁ・・はぁ・・これでーーー‼」

 

ツインバスターライフルを発射しようと

したその時

 

『しょう君!』

 

「たば・・・ねさん?」

 

翔真はモニター画面を見る。確認したのは

ストライクガンダムI.W.S.Pであり同乗して

いるのは束である。

 

「俺は・・・・く!」

 

翔真はゼロシステムに翻弄されたせいか

気を失う。ウイングゼロはコントロール

を失しなうが束の駆るストライクがゼロを

キャッチする

 

「しょう君・・・・あいつだね?

しょう君の悪夢は」

 

束はシナンジュに通信を開き

 

「ねぇ?しょう君を困らせているのは

お前だよね?」

 

『篠ノ之束!?』

 

「これだけは言っておくね?もししょう君に

何かしたら・・・・絶対に許さないから!!」

 

いつもの呑気な声ではなく、少しドスの聞いた

声でアスナに警告する

 

『っ!篠ノ之束・・・・まあいいわ、今度こそは!』

 

アスナはこれ以上の戦闘は不可能と判定し

撤退した。

 

「しょう君!しょう君!しょう君!」

 

束は通信で呼びかけるが翔真の返事はない。

 

「もしかたらしょう君の過去に何かが、

あるのかな・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回から翔真の過去編がスタートします。

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