オリ主がIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「全話完結」   作:どこかのシャルロッ党

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奮闘する?翔真

 

 

あれから数日過ぎた頃、記憶喪失の颯魔は翔真の

営む喫茶楽園のホールスタッフとして働いていた。

 

「いらしゃいませお嬢様、何名様ですか?」

 

「えと、四人です・・・・・格好いい///」

 

自前のイケメンフェイス、さらには僕とまで言って

いる始末で颯魔目当てに来る客もかなりいる。

 

「おかしい、やはり僕を使う颯魔は絶対に間違ってる」

 

「どこのラノベのタイトルなのしょうくん?」

 

「だってアイツが僕とか使ってるとなんか・・・・・

変な感じがしてよ。なんか違和感があるって言うかさ」

 

「だけど颯くんのお陰でお店はかなり賑わってるよ?」

 

「だけどな~、このままという訳にはいかないだろ?

あっちの束達や朔夜も心配してるだろうし」

 

翔真は料理を作りながら皿洗いをする束と話していた。

 

「そうだよね~、なら魔法とかで何とかならないかな!」

 

「いや、それはダメだ。魔法で記憶を操る事は

法律に触れるからやっちゃダメだ。ただ俺にいい案が

ある」

 

「・・・・?」

 

「ゼロシステムを使うんだ」

 

「!・・・それはダメだよしょうくん!だってあの

システムは危険なんだよ!」

 

「分かってるさ。だからゼロシステムを使わなく

てもいいように案は何とか考えてみるさ。例えば

フライパンで頭を」

 

 

 

 

そして閉店時間の後、颯魔は机などを台拭きで

キレイにしていた。

 

「これでいいかな。それにしても翔真君・・・か。

何でだろう、僕は彼を知っているような気がするな」

 

 

颯魔は最近、翔真を見ていて懐かしいという想いを

感じていた。

 

「・・・・ッ!」

 

考え中に何かの殺気を感じた颯魔は警戒体勢に入る。

 

 

「やっぱそういう勘は冴えてるんだな」

 

「翔真君・・・・・」

 

 

颯魔の前に白龍皇の光翼を展開した翔真が立っていた。

 

 

「颯魔!少し付き合え!」

 

 

「え?なにを・・・・ッ!?うわあああ!」

 

 

 

翔真は颯魔を担ぎ外へと繰り出した。そしてそれから

いろんな場所へと向かった。

 

「うおおおお!!!負けるかァァァ!」

 

「僕だってェェェェ!!」

 

まずはゲーセンでシューティングゲームをして

二人は大人気なく真剣に勝負していた。

 

 

「じゃあ颯魔はこれとこれだ!」

 

「ちょっと待って!?これってエロ本じゃん!?

何でこんな事に!」

 

 

次に少しエッチなお店でエロ本を買う

 

 

それからもいろんな場所へと向かい。二人は疲れ果て

喫茶楽園へと戻って来た。

 

「(結局記憶は思い出せなかったか・・・・・)」

 

 

翔真がこうやって街に繰り出したのは実は颯魔に

少しでも記憶を取り戻させる為にやった行動なのだ。

だが敢えて言う、遊んでいただけである。

 

 

「(やっぱあれで記憶を取り戻させるしかないか、

ゼロシステムで・・・・・・)」

 

 

 

 





次回は颯魔がガンダムに乗ります!そして・・・・・・・・・

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