オリ主がIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「全話完結」 作:どこかのシャルロッ党
翔真side
あれから喫茶楽園を臨時休業してシャマルに記憶喪失
であろう颯魔を診てもらっていた。
「う~ん、何処も異常は無いわね。けど翔真君の
言う通りこの子は記憶喪失かもしれないわ」
「やっぱりか。なあシャマル、記憶を元に戻す事って
出来るのか?」
「何か記憶に繋がるキッカケがあれば衝動的に記憶を
取り戻す事はあるかもしれないけど・・・・・」
「そっか、取り合ず診てくれてありがとう」
「気にしないで♪今度来る時は割り引きにして
もらえるかしら?ミィリスと一緒に来た時でいいから」
「了解だ」
シャマルは嬉しそうに店を出た。
「それで翔真君、颯魔君だっけ?これからどうするの?」
なのはが翔真に訪ねる。
「しばらくはここで住まわせるしかないな」
「でもしょうくん、早く颯くんを返してあげないと
あっちの私が悲しむよ?」
「ジャンヌも・・・・きっと心配してるよ」
「綴さんも・・・・・ですよね」
「カナさん」
「・・・・・・」
束、シャル、真耶、大和は特にカナ達の事を気にする。
「だったら俺が一回颯魔の記憶を辿ってみる。そう
すれば何か分かるかもしれない。フェイト、力を
貸してくれ」
「え?構わないけど・・・・」
翔真とフェイトは颯魔の頭に手を添える
「えと、一体何を・・・・・」
「ちょっとな」
そして翔真とフェイトは光に包まれその場から消える。
二人は光に包まれた後颯魔の記憶の中にいた。さらには
アルビオンの背中に乗って上空を飛んでいた
「こうした形でお前と会うのは初めてだなアルビオン」
《そうだな。それとお前の後ろにいるのは愛しの
彼女さんか?》
「ああ、自慢の奥さんの一人さ」
「翔真・・・・///」
「・・・・・・あれは!」
翔真が見たのはあれから会った後の戦いの後だ。
『終焉を見せてくれようぞ・・・・・・禁忌・・・・・・
【スターダストノヴァ】汝の魂を頂く!掌握!』
『何!?動けない!』
『答えは簡単だ、汝の心を少しばかり掌握したまでよ
さぁて・・・汝よ、今どんな気持ちだ?格下だと思って
いた相手に負ける事はしかしこのまま殺すのはしょうに
あわん。汝にもう一度だけチャンスをくれよ・・・・・
逃げろ・・・・・・さもないとこの禁忌が間違いなく
汝を殲滅するぞ・・・・さあ、5、4、3、2、1っ!逃げたか・・・・・・・クッ!』
「これで分かったぞ」
「私も何となく分かったけど、あの禁忌っていう技を
発動したから彼は記憶を無くした・・・・・・・」
「フェイト、その通りだ。多分あれが原因か」
《しかし翔真よ、これから御影颯魔の事はどうする
つもりだ?》
「決まってる。記憶は必ず蘇らせてやる、じゃないと
あっちの束やカナさん達が悲しむからな」
場所は変わり颯魔の世界では謎の人物と交戦して
行方知らずとなった颯魔を朔夜やキンジ達などが
港などの周囲を探していた。
「朔夜居たか!」
「いや、見つからねぇよ。ISのレーダー反応にも
アイツの反応が無い。それで束達は今どうしてる?」
「篠ノ之やカナはまるっきり元気が無い。ジャンヌや
綴先生は颯魔を探してはいるが・・・・・・・」
「やべーな・・・・ん?これは・・・」
朔夜は下に落ちていた一枚の写真を拾う
「懐かしいな・・・・・・・翔真じゃねぇか」
写真に写っていたのは翔真、颯魔、自分が男同士で
肩に手を回してにこやかに笑っている姿だった。
「翔真か、アイツ元気にしてんのかね・・・・・・・・」
朔夜は夜空を見上げながら呟いた。
次回は翔真が記憶を戻す為奮闘します!