オリ主がIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「全話完結」   作:どこかのシャルロッ党

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最後のコラボ!



悲しい再会、記憶を無くした鬼神

 

 

翔真side

 

 

燐達の世界からこちらの世界(ミッド)に帰って来て

一ヶ月。リオやリィスはようやくこの場所に慣れて

きたようでリオは俺やシグナムが無理はしない程度

で鍛えている。リィスは料理の腕を研いてる、ヴィ

ヴィオや椿と一緒によく遊んでくれて二人からは

お姉ちゃんと呼ばれている。

 

 

 

 

 

 

 

俺こと綾崎翔真は今、なのはやフェイトと共に

空中を飛行してパトロールをしていた。フェイトや

なのははバリアジャケットを着て俺は私服のままで

白龍皇の光翼を展開している

 

 

「翔真君、久しぶりの空は気持ちいい?」

 

「ああ、風がなかなか強いけど自分で飛ぶのも

いい感じだ」

 

「こうして翔真と空を飛ぶって半年ぶりだね」

 

「そうだろうな。俺はいつもMSとかでパトロール

してたからな」

 

《《マスター!》》

 

《翔真!》

 

「どうしたのレイジングハート!」

 

「バルディシュ?」

 

「アルビオン、どうした!」

 

《上空に熱源を探知》

 

《しかも上から急降下しています》

 

《翔真、レイジングハート達が言うように上から

何か来るぞ》

 

「敵だったら大変かもな・・・・・・ッ!?あれはISか!?」

 

翔真達を上を見上げるとISを纏ったボロボロの少年が

落ちて来ていた。だが翔真はその少年の顔を知って

いた。

 

「颯魔?・・・・・・颯魔なのか!?」

 

「翔真君知り合いなの!?」

 

「ああ!フェイト!なのは!拘束魔法で颯魔を

受け止めて!」

 

落ちて来た人物は翔真の友であり自分の目標とする

強い人物、御影颯魔だった。

 

 

 

 

なのはやフェイトは拘束魔法で颯魔を何とか

受け止めてそのまま何処かのビルの屋上に到着する。

 

「オイ颯魔!しっかりしろ!颯魔!」

 

「・・・・こ、ここは?」

 

「気が付いたか!颯魔、俺が分かるか!?」

 

「き、君は?それに僕は・・・・・・」

 

「(僕!?こいつは確か自分の事は俺っていう

はすだぞ!?)」

 

「それにすいません・・・・・・僕と知り合いでしょうか?」

 

「・・・・・・まさか、颯魔・・・お前」

 

「翔真君?」

 

「翔真?」

 

「すまないがフェイト、シャマルに連絡して

診察の準備を頼んでくれ。なのははこの事を束達に

話して欲しい、頼む」

 

「わ、分かったなの!」

 

「任せて!」

 

なのはやフェイトは翔真の指示通り動きその場から

離れる。

 

「颯魔、取り合えず俺と一緒に来てくれ。

動けるか?」

 

「だ、大丈夫だよ」

 

「(多分雰囲気が違うのは・・・・・記憶を失って

いるに違いない。だけどコイツは何でこんなに

ボロボロなんだ・・・・・)」

 

 

翔真は颯魔を連れてある場所へと向かった。

 

 

 

 

「綾崎翔真、彼なら受け継いでくれるよね・・・・・・・・

第四真祖の力を・・・・・・・・」

 

 

空を飛ぶ翔真をビルの屋上から見る一人の少女は

そう言うと消えた。

 

 


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