オリ主がIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「全話完結」   作:どこかのシャルロッ党

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第199話「イグジスト」

 

 

翔真が海上に向かっていた頃一夏はリコと交戦

していたがリコは先程の戦闘でのダメージが増し

一夏が勝っていた

 

「アイツは!あんたに謝りたいって言ってたんだぞ!」

 

「今さら、謝られて・・・どうしろと言うんだァ!」

 

リコは怒りに身を任せて一夏を退ける。しかし

同時にアストラナガンに変化が起きる

 

「な、何だ!?何故停止する!」

 

『強制モードに移行します』

 

「バカな!」

 

リコは突然黒いゼリー状のような液体に飲み込まれる

一夏はその光景を目にするとある事を思い出す

 

「あれって・・・・VTシステムか!?いやでも違う!」

 

徐々にアストラナガンは姿を変えた。まるで

死神のような翼が生えて大きな鎌を持ち一夏の

方を向いていた。

 

「デスサイズに似ている!?」

 

『織斑一夏・・・・お前を消す!』

 

リコを取り込んだアストラナガン・・・いや

ディス・アストラナガンは武器を構えて一夏に

襲い掛かる

 

「速い!?」

 

しかし

あと一歩という所でディス・アストラナガンは

誰かに蹴飛ばされ一夏から離れる。そして一夏の

前方にある機体がいた

 

 

「大丈夫ですか?」

 

「あなたは?・・・・それにIS・・・なのか?」

 

一夏の前方には全身装甲のISが浮かんでいた。見た目は

忍者をイメージしたような機体でしばらくすると

フェイスマスクが解除され少年の顔が露になる

 

「私は犬神霧也、これから私も加勢しましょう。

あの機体の事なら分かっていますし」

 

「本当なのか!あ、俺は織斑一夏でこのISは

ユニコーン・白式って言うんだ。霧也さんの

はISですよね?」

 

「さん付けは入りませんよ、私のISは

ボルフォッグと言います。それと彼も来ましたね」

 

「え?・・・・あれは!翔真!?」

 

下の方からバンシィを纏った翔真が来ていた

 

「翔真!?お前右腕が!」

 

「ああ、ある人の力で腕が元に戻ったんだ。

あとアンタは?」

 

「犬神霧也、フェネクスのパイロットと

言えばわかりますかね?」

 

「・・・マジかよ、まあ何でもいい。霧也、

一夏、今リコはあのISのせいで暴走している。

一緒に止めてくれ」

 

「おう!」

 

「いいですよ翔真、行きましょう」

 

 

 

 

 

 

 

バンシィ・ザインのコア精神世界

 

 

『一騎、少し見ない間に変わったね・・久し振り』

 

『乙姫も随分と久し振りだな、でもそろそろ

俺は行くよ。力は翔真に託したし』

 

『何で翔真に力を託したの一騎?』

 

『明日菜という人にあって助けてやって

ほしいって言われてさ・・・・・彼なら正しく

力を使いこなせるから・・じゃあ行くよ』

 

一騎はそのまま光りに包まれ消えていく

 

『・・・翔真、頑張って・・・』

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わり上空では翔真、一夏、霧也は

ディス・アストラナガンと戦っている

 

「接近戦だろうとやってみせる!」

 

一夏は雪片を構えてディスに接近する

 

「なら俺は後方から!」

 

翔真は右手にビームマグナムを持ち撃ち始める。

 

「シルバーブーメラン!」

 

霧也は右手にシルバーブーメランを持ちそこから

思いっきりに投げてディスの左翼を見事に切断した

 

『バカな!?この私が!』

 

「もらったァァ!零落白夜!」

 

一夏は油断した所を突き零落白夜を発動すると

ディスに喰らわせた。

 

ドギャーーーン!!!

 

『っ!生意気な!』

 

 

翔真、一夏、霧也は一旦集まりそれぞれ武器を

ディスに向ける

 

『・・・・・ならば!』

 

ディスは何かを思い付きテレポートでヴィヴィオ、

アインハルト、なのはをこの場に転送すると

機体からコードを出して彼女達に巻き付け

 

『こいつらは人質にする、それでも攻撃を続けるか?』

 

「翔真君!無事だったんだね!でも・・・」

 

「しょうまパパー!」

 

「なのは、ヴィヴィオ!」

 

「一夏さん!」

 

「アインハルト!」

 

「何と言う手段を・・・・」

 

 

『どうする綾崎翔真?』

 

「・・・・もちろん助けるさ、誰も失うものか」

 

 

ビームマグナムを構えた翔真は狙いをディスに

定め・・・・・

 

 

ドシューーーン!!!

 

 

トリガーを引き・・・放った。

 

 

 

 

 

 

 

 





次回で終わります!

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