オリ主がIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「全話完結」   作:どこかのシャルロッ党

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第198話「救う力」

 

 

 

リコと翔真の戦闘はかなりの激戦だった。お互いの

剣がぶつかりそこから両者譲れない攻撃が続く

 

「うおおお!もらったァ!」

 

翔真はビームサーベルで斬りに出るが

 

「遅い!」

 

リコはZ・Oソードで弾くが翔真は距離を取り再び

接近する

 

ガキィン!ガキィン!ガキィン!

 

「私はお前が憎い!その人を助けようとか

いう親切心がうざい!・・・あんたが動いた所で

人の闇が救えるわけじゃない!」

 

リコはそう告げると蹴りを与え翔真は氷山に突っ込む。

そこからリコは両手で翔真を殴り続ける

 

「私はいつも両親に答える為に必死に勉強した!

なのに私は毎回2位!白雪明日菜は私よりいい点

を取って・・・・・だから私はアイツを!だけど

お前はいつもアイツを助けてばかりで!」

 

リコは右手殴ろうとするが翔真は平手で受け止める

 

「そんな事の為に・・・・・・お前のせいで

明日菜は死んだんだぞ!」

 

翔真は左拳で腹に一発、二発、三発と入れて

リコからあっという間に逆転する

 

「俺はあのとき!周りが見えていなかった!

お前が助けを求めていたなら・・・・気付け

なかった俺のミスだ、だがお前のやった事は!」

 

翔真はジー・エッジを抜きリコに斬撃を繰り出し

装甲に傷が付く

 

 

「ぐぅ!・・・・そうだよ、私のやった事は

許されない・・・」

 

「っ!?」

 

リコはそう言うとフォトン・バルカンを放ち

翔真の装甲に次々にヒットする

 

「く!・・・」

 

「私はあなたに憧れていた。自分の言いたい事

はハッキリと言って・・・それが羨ましかった・・・」

 

「リコ・・・・」

 

「私はいつも両親に成績が良くなければ虐待

されて身も心ボロボロだった、それに比べて白雪

はいい成績を取ってばかりで羨ましかった・・・・

だから・・・・」

 

「・・・・・すまない、俺が気付いていたら・・・」

 

「っ!今さら遅いのよ!」

 

リコはZ・Oソードで翔真の右腕を・・・・・

 

 

ザシュン!

 

 

ザアアアア!!!

 

 

 

 

 

切り裂いた

 

 

 

「ぐああああああああああああ!!!!!!

 

 

翔真は切り裂かれたせいで悲痛な叫びをあげる

 

 

「次は左腕でァァァ!!!」

 

「ぐ・・・いてぇ・・・だがそうそう何度も!」

 

翔真は痛みを我慢しながらも左手にビームサーベル

を持ちリコのフェイスマスクを真っ二つに斬る

 

「ちぃ!」

 

 

「・・・・右腕の一本ぐらい・・で・・」

 

 

 

 

 

 

 

そう言いながら翔真は大量に出血したまま

振り抜き様に海へと落ちていく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なのはside

 

 

 

私はフリーダムのモニターから翔真君とリコさん

の戦いを見ていた。お互いの剣がぶつかって二人は

叫んでいた。だけどそこから翔真君が勝っている

ように見えた・・・・けど・・・

 

 

ザシュン!

 

 

ザアアア!

 

[ぐああああああああああああ!!!!!!」

 

 

リコさんに・・・右腕を斬られて・・・・翔真君

が海へと落ちていく・・・嘘・・だよね?・・・・

 

 

 

「翔真君・・いや・・・イヤアアアアアアア!!!」

 

「翔真パパァァ!!」

 

「翔真さん!」

 

 

 

 

 

一夏side

 

 

翔真が腕を斬られ、さらには海へと落ちていく場面を

見てしまった俺はこのとき我慢の限界だった。

コクピットから出ると同時に俺はユニコーン・白式

を展開してリコに接近する

 

 

「アンタって人はァァァァァ!!!」

 

「織斑一夏・・・・」

 

俺は雪片を降り下ろした。でもリコって人は交わして

そこから戦闘に入る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔真side

 

 

確か俺は海に落ちたはずじゃなかったけ?目を

開けば宇宙みたいな空間に居た。そう言えばクー子

とここで会ったけ・・・・・俺は死ぬのか・・・・

 

『お前は死んじゃダメだ、翔真』

 

 

誰・・・・

 

 

『真壁一騎、それよりも翔真。今は時間がない

から単刀直入に言うよ。君に俺の力を全部託す。

彼女を助けるんだ・・・・・』

 

 

 

この時俺はエメレラルドの結晶に覆われた・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海の中バンシィはエメラルドの結晶に一旦

覆われが翔真は自分の意思で破壊する

 

 

 

 

 

 

 

そしてバンシィは元に戻り、翔真は切断された

右腕がある事に気付き驚いていたが

 

 

 

 

「ありがたいな、右腕がある・・・・リコ、

終わらすぞ!今度こそ!」

 

 

翔真は海上へと上がっていく。

 

 

 

 

 

 




次回は助っ人参上!

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