オリ主がIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「全話完結」   作:どこかのシャルロッ党

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さようなら蒼き日々よ・・・・


第195話「その時、蒼穹へ・・・一夏編」

 

 

 

 

翔真の飛び立つ約3時間前、一夏はシャマルから

ある診断結果を聞かされていた

 

「一夏君、あなたはこのまま行けば・・・・いえ

ユニコーンに乗り続ければ失明するわ」

 

「・・・そうなんですか、でも何で失明になるんです?」

 

「それが分からないのよ、でもね?もしかすると

ユニコーンは長年に渡ったて使われてなかったから

その分力を発揮するとパイロットに影響が出るのか

もしれないわ」

 

「・・・・・そうですか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれからシャマルの診察を終え

一夏はそれからユニコーンガンダムを見上げていた

 

「力を使うには代償がいるって言うのか・・・・」

 

力を使うにはそれなりの代償がいるのか?力とは

何だ?一夏の頭の中にその考えが浮かぶ。

 

「でも・・・・それでも・・・」

 

「あれ?一夏こんな所でどうしたの?」

 

「ユニコーンを見上げてどうしたんです?」

 

「スバルとティアナか、ちょっと考え事だよ。

いろいろと悩んでてさ」

 

「そうなんだ・・・・ねぇ一夏!

良かったら私達で悩み事聞くよ!」

 

「私達って私も入ってるの!?・・・まあいいわ

せっかくだしね、簪と吹雪と千夏とキャロと今から

ご飯行く所だったの。一緒に行きましょう」

 

「そっか、でも俺は大丈夫だから。二人共心配

してくれてありがとうな」

 

一夏はふと二人に微笑み、スバル、ティアナは

その笑みを見て顔を紅くしたのは言う間でもない。

 

 

二人がその場から去ると一夏は再びユニコーンを

見つめ直す。すると彼に声を掛けようとした人物が

居た。

 

「織斑一夏君でいいのよね?」

 

「貴方は確かギンガさん・・・あのどうしてここに?」

 

「ちょっとね、和馬の乗る予定だった新機体を

見に行ってたのよ」

 

「和馬さん・・・・・その和馬さんの事は・・」

 

「うん・・・今も探索してるけど見つかって

ないわ・・・ねぇ一夏君」

 

「はい」

 

「あなたは今迷ってる?」

 

「まあそんな所です、俺はユニコーンガンダム

でアインハルトを助けなきゃいけないんです。

例え目が見えなくなってしまっても・・・・」

 

 

「なら行くべきだと思うよ私は。でも後悔は

しないで一夏君。私は和馬にある事を伝えられ

なくて今後悔してるの、あの時に言っていれば

・・・私が先に先攻していなければ」

 

「あなたは・・・・・・・ユニコーン」

 

「じゃあ私行くね、行くのはいいけど死んじゃダメよ」

 

ギンガは一夏に告げるとその場から去っていく

 

 

「行くしかない!」

 

そこから一夏はユニコーンの元へ向かっていた

 

 

だが

 

「「一夏(さん)!」」

 

「簪・・・吹雪ちゃん・・・」

 

一夏を行かせまいと簪、吹雪が後ろから抱き締める

 

「行っちゃ嫌だよ・・・・一人で行かないで!」

 

「私達も一緒に行きます!だから!」

 

「ダメだ、二人はここに居てくれ。アインハルト

は俺が救いださないといけないんだ」

 

「だからってユニコーンで行かなくても!」

 

「俺の使える機体はこれしかないんだ・・・・

なぁ簪、吹雪ちゃん、この戦いが終わったら

必ずアインハルトと一緒に帰って来る。待ってて」

 

一夏は二人を振りほどいてユニコーンのコクピット

に乗り移る

 

「一夏ァァ・・・・」

 

「一夏さん!」

 

 

ユニコーンのコクピット内では

 

「ごめん・・・・こうするしかないんだ」

 

[オイ!一夏の坊主!何してんだ!出撃許可は

出てねぇぞ!]

 

「柳田さん格納庫のハッチ開けて!開けない

ならビームマグナムで吹き飛ばします!」

 

[正気か!?たく最近のガキは、翔真の坊主

も出て行ったのに!・・・分かった!だがその

変わり死ぬんじゃねぇぞ!]

 

「分かってます!ユニコーン行きます!」

 

 

一夏はユニコーンガンダムを発進させる

 

 

ユニコーンは加速して翔真のバンシィノルンに

追い付く

 

 

そして遠くから見ていたユニコーンガンダム3号機

のパイロットである犬神霧也も動き出そうとして

いた。

 

「動き出しまたね、なら私も行きましょうか」

 

フェネクスは二機に気付かれぬようにそっと

追い掛けて行くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






ついに翔真とリコの因縁に決着が着きます。

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