オリ主がIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「全話完結」   作:どこかのシャルロッ党

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第173話「夜鷹の夢」

 

バンシィはビームサーベルを最大出力で振り回し

フェネクスを追い詰める

 

「これで!」

 

『まだだ!』

 

フェネクスは攻撃を交わしバンシィに蹴りを入れる

がバンシィはすぐに体勢を立て直してビームサーベル

をもう一本抜き今度は二刀流で攻める

 

「自分から変われ!じゃないと何時までも

そのままだぞ!」

 

『・・・っ!』

 

「俺は沢山の人達と出会って自分を変えられた!

だから今なら言える、俺がした事は許される事

じゃない・・・・リコ・・・すまなかった」

 

『何で・・・・・謝るの・・・』

 

そしてバンシィノルンはビームサーベルを収め

フェネクスの両肩に手を置き

 

「お前は・・・・俺だ。憎しみに駆られ

ただ何の目標がないまま戦ってはダメだ」

 

『目標ならある!・・・だけど・・謝られたら・・

どうすればいいのよ!』

 

「・・・・それは分からない。だが探す事は

出来るんじゃないか?」

 

『・・・・く、離れろォォォォ!!』

 

フェネクスはバンシィノルンから離れる

 

『頭に響く声!目障りだ!』

 

リコはコクピットで叫びながら翔真に攻撃

しようとしたその時

 

もうやめて?あなただって苦しいはずだよ?

 

『・・この声は・・・白雪?・・な!・・あれは!』

 

リコは再びバンシィノルンに目を向けると

バンシィの後ろに巨大な精神体として現れた

明日菜がフェネクスを包もうとしていた

 

『やめろ!来るな!こっちに来るな!』

 

あなたの悲しみの半分をあのバンシィに移すわね、

バンシィは人々の悲しみを受け止める器だから

 

『悲しみ・・・・・・』

 

翔真、いいよね?

 

「ああ、構わない!」

 

 

そしてその戦場は大きな光へと包まれた・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの戦闘が終わって5日が経った。あの戦いの後

リコはフェネクスと共に姿を消していた。アイツ

の悲しみは半分バンシィへと移したから問題は

ないはずだ、そしてビルドバーニングに乗っていた

子は名前をヴィヴィオと言うらしい、最初は少し警戒

されたけど今では少しなついてくれてる。学園の

復旧作業をしながら何とかやっている、それと

キラさんも学園に入学するそうだ。ストライク

フリーダムは当分は封印するって言ってた、ラクス

さんはキラさんに会えなかった分今は凄くラブラブ

だ。そして俺は真をヴァルヴレイヴ(乙姫)が

作り出した精神世界に居た。

 

「翔真さんここは?」

 

「乙姫が作り出した精神世界だ、キレイな草原

だろう?それとお前に会わせたい奴がいてな」

 

「真ちゃん!」

 

「明日菜・・・・・なのか?」

 

「『福音』の時以来だね、今は少ししか

会えないけど」

 

「明日菜!」

 

真は明日菜に抱きついた、

 

「彼も悲しみを乗り越えられたのかな?」

 

「ああ、そうだと思うよ俺は。乙姫すまないな」

 

「別にいいよ、だけど今度ジェニオン兄さん

に会わせて?」

 

「いいぜ」

 

 

 

真は少し満足したような感じで明日菜との別れを

告げた真はそのまま笑顔でまた明日と叫びながら

明日菜と別れた。そして俺やなのは、大和。ラフェル

さんとはやての別れが近付いた、シュテルやディア、

アリサは少しこの世界にいるらしい

 

 

今俺は真、真魔と別れを告げていた

 

「もう行くんですか?」

 

「まだゆっくりしていけばいいのに」

 

「そう言う訳には行かないさ、真、真魔またな」

 

「あの!翔真さん!」

 

「また会えますか!」

 

「会えるさ、お前らが会いたいと願ってればな」

 

「分かりました、なら次会う時があるならまた

勝負してください!」

 

 

「ああその時にな、じゃあなダチ公」

 

 

 

 

俺はウイングゼロに乗りバンシィ、なのは達と共に

その場から消えた。こうしてこの世界での役割を

終えた俺は元の世界へと帰還した。真と真魔なら

守れるだろう・・・・大切な人々を・・・

 

 

 

 

 





ED「あんなに一緒だったのに」

今回でコラボ終了!ガンダム好き君さんコラボ
ありがとうございました!次回からは一夏編で
翔真があちらの世界に行ってた間の話で砂漠死闘編
に入ります、ではまた次回!

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