オリ主がIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「全話完結」   作:どこかのシャルロッ党

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第170話「新たなる力と蒼き天使と白き天使の輪舞」

 

「くそ!」

 

翔真の駆るウイングガンダムゼロはビームサーベル

を展開してMSのビルドバーニングガンダムに攻撃

を仕掛ける

 

『はあああああ!!』

 

「女の子の声!?」

 

ビルドバーニングガンダムは拳を何発も入れて

ゼロを確実に仕留めようと攻撃を緩めない

 

「強い!ならばゼロ力を貸せ!」

 

コクピットの回りのモニターが光り出しビルド

バーニングの攻撃パターンを弾き出す、だが同時に

ある映像も流れる。それは両目が赤と緑のオッドアイ

で可憐な印象を特つ女の子が燃え盛る戦場で男性に

何か言っていてその男性と共に炎の中へと消えた

いった映像だった

 

「この映像は・・・・」

 

(それは聖王オリヴィエの記憶)

 

「オリヴィエ?乙姫それは・・・」

 

(翔真!あの機体に居るのはそのオリヴィエ

のクローンだ!)

 

「何!?本当かよアポロ!」

 

(嘘じゃないわよ!でもあの子は苦しんでる!)

 

「シルヴィア、つまりは・・・」

 

(助けてあげて!)

 

「・・・やってみるしかない!」

 

だが翔真はビルドバーニングの相手ばかりを

していた為にリコの駆るユニコーンガンダム

フェネクスがウイングゼロに迫る

 

『そのうっとしい翼今日こそは剥ぎ取る!』

 

「やらせるか!」

 

ウイングゼロは攻撃を交わしビルドバーニングに

向かう

 

「お前の相手は後回しだ!」

 

『ガンダムは・・・ガンダムは敵!』

 

「ち!少しは大人しくしろ!」

 

ウイングゼロはビルドバーニングの動きを両手で

止める

 

「聞け!俺は君の敵じゃない!」

 

『はん!アイツに構ってる暇があんのか!』

 

「しまった!」

 

フェネクスはウイングゼロに向かって

ビームマグナムを放った

 

ドシューーーン!!

今まさに当たろうとしていたその時

 

「やめろォォォォォ!!!!」

 

ウイングゼロの前に蒼き翼を広げたガンダムが

ビームシールドを展開して両手に持った二丁の

ライフルでフェネクスを退ける

 

「え、あれって・・・・ストライクフリーダム!?」

 

そうゼロを助けたのはC.E.至上最強と言われた

伝説のMS ZGMF-X20Aストライクフリーダムガンダム

がそこに居たからだ。翔真はビックリしているが

下で見ていたラクスは目に涙を溜めて

 

「キラ・・・・・キラなのですか!?」

 

すると

 

『ラクスごめんね?随分待たせたみたいだね』

 

ストライクフリーダムのスピーカーから青年

の声が響く、そうキラ・ヤマトだ

 

「キラ!」

 

ラクスは嬉しさのあまり少し大きな声を出す

 

キラはウイングゼロに通信を呼び掛ける

翔真はそれに応答する

 

[こちらフリーダムのパイロット、キラ・ヤマト

です!聞こえる?]

 

「(凄い、本物のキラ・ヤマトだ)は、はい!」

 

[僕はあの金色のガンダムの相手をする、君は

そのガンダムを相手に出来る?]

 

キラは真剣に翔真に聞く

 

「はい、それとあの金色のガンダムはユニコーン

ガンダムフェネクスって言ってビームなんかを

弾くんで気を付けて!」

 

[ありがとう教えてくれて。行こうフリーダム]

 

「どういたしまして。行くぞウイングゼロ!」

 

 

二機の天使は戦闘に入り、真や真魔達はその

戦闘をただ見守るしかなかった

 

「(俺達はただ見てるだけなのか!翔真さんは

さっきまで戦って疲れてるはずなのに・・・)」

 

「(見てるだけなんて・・・・)」

 

二人はお互い心の中でそう思っていた、すると

 

 

 

 

 

真ちゃん・・・・お願い・・・翔真を助けて

あげて?

 

お願い、翔真を助けて・・・

 

「(明日菜!?しかも二人同時に聞こえたような)」

 

すると真、真魔のビルドモビルスーツのカードが

光り出す・・・・・・そこには二機の巨人が立って

いた

 

「これって・・・・」

 

「まさかMSになるなんて・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

翔真はビルドバーニングガンダムの戦闘に

苦戦していた。

 

「頼むゼロ!まだ持ってくれ!」

 

ウイングゼロは各装甲がボロボロになっていた

 

[元気にしてたかな?綾崎少年?」

 

「あんたか!今アンタに構ってる暇はない!」

 

[バンシィを強化しといたから戦果を楽しみに

してるよ?」

 

「何!?」

 

ディートリッヒの通信が途切れ翔真はモニターで

確認するとバンシィが少し大きいシールドを持って

ゼロの方に接近していた。

 

 

 

 

 


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