オリ主がIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「全話完結」   作:どこかのシャルロッ党

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戦闘はやはりむずかしいや


第152話「ぶつかり合う黒と金の波動、そして二人の・・・・」

 

 

翔真の駆るバンシィはNT-Dを発動させており

デストロイモードになっている、だがフェネクスも

デストロイモードの為にお互いのサイコフレームが

激しく光る

 

『何故お前がァァァァァ!!!』

 

フェネクスは拳を入れようよとするがバンシィは

咄嗟にビームシールドで防ぐ

 

「御託は沢山だ!俺はここで殺られるつもり

はない!」

 

『ほざけェェ!!』

 

フェネクスはビーム・マグナムを放とうとする

 

「(まさかゼロ距離射撃!?このままじゃ!)」

 

だがその時

 

バンシィは右手をかざしそこから巨大なバリアを

張りそれと同時にフェネクスがビーム・マグナムを

放つがすぐに消された

 

「今のって・・・」

 

すると通信が入る

 

[君が綾崎翔真君かな?]

 

「アンタは?」

 

[わたしは、ディートリッヒ・エーべレストさ。

今君が乗っているバンシィには改造を施してある、

今のは絶対防御バリア「A.Tフィールド」だ]

 

「A.Tフィールド、何処かで聞いた事が

あるバリアの名前だが今は倒す!」

 

翔真は通信を切り戦闘に集中する

 

『何のトリックかは知らないが今度こそは!』

 

「っ!サイコフレームが引き寄せられて

いるのか!一瞬でも気を抜けばシステムに

惑わされる!」

 

[翔真離れるんだ!]

 

「ラフェルさん、そうは行かないんだよ。こいつ

だけは俺の手で決着を着けないとならないんだ!」

 

『決着?お前じゃあ私を倒せはしないよ!』

 

「お前は・・・お前をそうさせたのも俺が

原因かもしれない・・・・なら!」

 

バンシィはビームサーベルで攻撃に移るが

フェネクスもビームサーベルを抜き打ち合いに発展

する、火花が散りお互いの力はどんどん増していく

 

『くそ、何で殺られないんだァ!』

 

「・・・・バカ野郎が!」

 

バンシィはビームサーベルを投げフェネクスを殴る

 

『うわああ!?』

 

ピピピピ!

 

『増援!?ち、撤退か!』

 

フェネクスは増援が来る前に撤退していき・・・

 

「終わった・・・・」

 

翔真は何とか撤退したのを見てほっとする、そして

バンシィもNT-Dを解除して元のモードに戻った。

 

 

 

 

 

結局模擬戦は敵の介入で終わりを告げた。あれから

数時間が立ち翔真はエターナルの自室でベッドに

横になっていた。

 

「(あのバンシィは気を抜くと俺を引き込もうと

するし、それにあの声は何んだろか)」

 

『翔真君!今いいかな?』

 

ドアの向こうからなのはが呼びかける

 

「なのは、うん構わない」

 

そして翔真はドアを開きなのはを入れた

 

「そう言えばシャルちゃん達は?」

 

「今は千夏ちゃんやフェイト達と話してるぞ」

 

「そっか、翔真君今日のあの敵パイロットは

知り合いなの?」

 

「まあそうなるかな・・・・」

 

「・・・・もしかして何かあったの?」

 

「いや、そんな事はない」

 

「本当に?」

 

「ああ、だからなのはももう寝たらどうだ?

お前最近あんま寝てないな?」

 

「え!?どうしてわかるの!」

 

「なぁなのは、お前こそ過去に何か

あったんじゃないのか?」

 

「っ!?」

 

「最近分からないけど人の過去が見えるように

なったんだ、だからなのは?話してくれないか?」

 

「・・・・・うん、いいよ」

 

 

 

なのはは過去に起こった事を全て話した。翔真達

と別れあれから魔力戦や過酷なトレーニングを

し続けた結果、体の疲れが出て一度任務に失敗

して瀕死の重傷を負ってしまった事を告げそれ

から死ぬ気でリハビリして元の状態になるまで

を赤裸々に語った

 

「・・・たく、お前も俺の事言えないじゃん

かよ」

 

「にゃははは、そうだよね・・・」

 

ダキ

 

「翔真君!?///」

 

「だけどな、いつか無理し続けたら体が

壊れちまうぞ。もうお前は一人じゃないこれから

は俺も居るしみんなも居る、だから無理するのは

やめろ。俺もさ一人で戦い続けたんだ、だけど

一人じゃあ限界がある、みんなが居れば出来る

事もあるんだ。これからは一緒だそれに・・・

今までよく頑張ったな、なのは」

 

「!・・・・翔真君!」

 

 

翔真の言葉が余程嬉しかったのだろう、なのは

は泣き初めそこから数時間は泣いていた。

 

「(はぁ~、なのはも俺みたいになりかけて

いたんだな)」

 

そしてなのはは泣き止み頬を紅く染めていた

 

「ごめんね、みっともないところ見せちゃって」

 

「大丈夫だ。それになのはの可愛い泣き顔も

見れたしさ」

 

「にゃあ!?翔真君はズルイよ!///」

 

「なんでさ、取り合えず俺は・・・・」

 

「なら翔真君、一つお願いいいかな?」

 

「何だ?」

 

「私を・・・・・抱いてほしい!」

 

「・・・・・でも」

 

「私は翔真君になら・・・初めてをあげても

いい・・・だからお願い!」

 

「・・・・分かったよ、本当にいいんだな?」

 

「うん!///」

 

 

 

 

そこから二人は獣のようにお互いを求めあった

数年間の隙間を埋めるかのように激しく優しく

濃厚な時間を二人は過ごした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから部屋を出た翔真となのは、だがなのはの

歩きがぎこちない

 

「もう!翔真君激しすぎ!私壊れるかと

思っちゃたよ!だけど翔真君の温もりを感じたから

いいけどね///」

 

「す、すまん。(やっちまった~!彼女だから

問題はないが・・・士郎さん達に何て言えば・・)」

 

 

 

 

 

 

 

 

それから束達と合流した翔真だが、匂いで分かった

為に束達からジト目で見られたのは言うまでもなく、

そして束、シャル、大和、真耶、さらにはシグナム

も加わりこのあと翔真は勿論じっくりと部屋で

愛された

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





人物紹介

ディートリッヒ・エーべレスト(29)

容姿はジェイル・スカリエッティそっくりで髪の色が
金髪でよく間違われるがあんな奴と一緒にするなと
そこら辺に触れたらキレるらしい。Gspirits部隊の
MS技術顧問でもあり独自にMSの改造したり出来る程
でバンシィに搭載されたA.Tフィールドはあるアニメ
を見て完全に再現したらしく他にもある機能を追加し
てあるらしい。さらに四人の娘である(養子だが)
ディアーチェ、レヴィ、シュテル、ユーリと共に
暮らしていてかなりの娘命の親バカでもある。自分
の事は自称心優しきマッドサイエンティストと語り
かなりのアニメオタクらしく変態であるらしいが
実はあっち系の人?と噂される程女の子に関する
噂がない。



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