オリ主がIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「全話完結」   作:どこかのシャルロッ党

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今回はあの機体が登場


第151話「バンシィが再び目覚める日」

 

 

俺はあれからラフェルさんに模擬戦を申し込まれ

今はGspirits部隊の母艦である「アルビオンⅡ」に

呼ばれ大東さんにある事を言われていた

 

「あの黒い機体や白い機体は俺や一夏を求めて

現れた可能性があると?」

 

「そうだ、多分だがバンシィは君を求めている

あの機体やユニコーンもそうだが長きに渡り封印

されてきたからな、もしかすると君達には・・・」

 

「・・・?」

 

「いや何でもない、君は今からラフェルと模擬戦を

するのだろう?」

 

「はい」

 

「ならバンシィを使うといい」

 

「でもあの機体はアンタ達のじゃないか?」

 

「いや今は君が持っていてくれ。そうしなければ

管理局の奴らに何をされるかわからん」

 

「何故そこまで管理局を危険視してるんですか

・・・・・まさか裏で何か企んでるとかですか?」

 

「・・・・ああ、アイツらは正義などと掲げている

が裏では人造魔導師、さらにはエクステンデット、

つまりは薬品を入れて強化した人間を作り出し

ている」

 

「っ!?」

 

「少年よ、君はなのはちゃん達を守りたいか?」

 

「・・・・・大東さん、俺を機動六課に配属

させてください。もしなのは達が巻き込まれたり

したら・・・・」

 

「分かった、やはりニックの言った通り君は

素直な子だ」

 

「素直じゃありませよ俺は」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今は管理局の地上本部の近くにあるMS

訓練場では二機の機体が互いに向きあっていた。

 

ラフェルの駆るデュエルアサルトシュラウドと

翔真の駆るバンシィがそこに居た

 

「(綾崎翔真、お前の力がどんなものか見せて

みろ。アイツには微かにだが「イノベイター」の

力があった)」

 

 

一方で翔真は

 

「(バンシィにはNT-Dとか言うシステムがある

とか大東さんが言ってたけど呑み込まれるなって

どういう意味だ?)」

 

そして模擬戦を見ようと束達やなのは達機動六課

のメンバーやGspiritsのメンバーも見に来ていた。

 

 

それからしばらくしてラフェルは翔真に通信を

繋げ

 

[翔真、準備はいいか?]

 

「こっちは何時でも!」

 

[なら行くぞ!]

 

ラフェルのデュエルアサルトシュラウドはビーム

サーベルを抜き翔真のバンシィに近付き接近戦に

入ろうとする

 

「これで!」

 

バンシィはビーム・マグナムを放ちデュエルは

ジャンプして砲撃を交わす

 

「なんて火力とパワーだよ」

 

バンシィはビーム・マグナムを収めビームサーベルを

抜きデュエルと接近戦に入る

 

「なかなかやるな、だがこの間合い・・・取ったぞ!」

 

デュエルはシヴァをゼロ距離で仕留めようと

するが

 

「させるかァ!」

 

バンシィはバルカン砲でメインカメラを攻撃する

 

「これなら!」

 

次にバンシィは距離を取りビームマグナムでデュエル

に狙いを定めて狙撃するが

 

「まだまだ!」

 

ラフェルの巧みな操作技術によりデュエルは

攻撃を回避する

 

「俺の攻撃パターンが全て読まれた、やるな

あの人」

 

「甘く見られては困るんだが!」

 

デュエルはミサイルを放ちバンシィは

ビーム・マグナムで全てを撃ち落とす

 

「あと二発!」

 

バンシィがビーム・マグナムを構えまようとした

その時であった

 

ピピピピピピ!!!

 

 

「え!敵!」

 

「っ!あれはユニコーンガンダム3号機!?」

 

翔真とラフェルは上を見るとそこには全身金色に

包まれサイコフレームを光らせたユニコーンガンダム

3号機、フェネクスだ

 

『フェネクスならアイツを殺せる、綾崎翔真を』

 

「・・・甘木リコか、バンシィやれるか?」

 

[翔真!下がれ!後は俺が・・・・]

 

「いやアイツだけは俺が倒さなきゃならない

行くぜ」

 

バンシィはビーム・マグナムを撃つ、だが

 

『甘いんだよ!』

 

ビームマグナムは弾かれた

 

「弾かれた!?」

 

[まさかあれは・・・ヤタノカガミか!」

 

そしてフェネクスはバンシィのメインカメラを掴み

共に上空に飛翔する

 

『私はお前を許さない・・・だからここでェ!』

 

リコの怒りを感知してか、フェネクスのサイコ

フレームが輝きを増す

 

 

 

 

「あのユニコーン、光り出したか!だがデュエル

で止められるかどうか!」

 

 

『死んだと思ってたのに、何でお前は!』

 

そしてMS部隊がフェネクスに向かって攻撃を開始

する。だが

 

『雑魚に用はない!』

 

全ての砲撃は弾じき返され全てのMSが撃墜される

 

『さあトドメだ』

 

 

「(く!何だあの力は!?サイコフレームの

力って奴か!このまま俺は・・・・)」

 

あなたはそこで諦めるの?

 

「(誰だ?)」

 

あなたは・・・・・まだ死ねないはずだよ?

 

だってあなたには愛する者達が居るはずでしょ?

 

「(誰かは知らないが俺はまだ諦めちゃいない

ぜ、もう誰かを失いたくないからな)」

 

 

ふふふ、やっぱり私はあなたを選んで正解だった

みたい。力を貸してあげる・・・これからは・・・

 

 

そして突然バンシィが光だす、それから次々に

機体の各所からサイコフレームが露になりメイン

フェイスもガンダムフェイスとなり金色に輝く

Vアンテナが開く

 

 

 

「バンシィ、これがNT-Dなのか?」

 

モニターには『NT-D』と表示されてあった

 

『ち!たかがガンダムになったからと言って!』

 

「なぁ?忘れていないか、俺が居るって事を!

翔真、ニック達が来るまでフェネクスを止めるぞ!」

 

「分かった!」

 

 

 

果たして再び目覚めたバンシィが翔真に見せるのは

希望か?絶望か?

 

 





ラフェル・ボーデヴィッヒ(19)

搭乗機、デュエルアサルトシュラウド、
アイズガンダム

容姿はラウラの髪がロングからショートカットに
なり身長はかなりラウラより大きい、イケメンと
呼ばれる分類に入る程の顔立ちである。過去に
ニック達の世界に存在するジオン公国軍の過激派
宇宙革命軍がイノベイターと呼ばれる存在を作る
技術を研究するための計画、ヒメーレ計画で生み
出された超兵であったが思うように成果が出なかった
ために廃棄処分されそうになるが自力で脱出する。
それからはいろいろとあり地球圏連合に所属して
ニック達と会うが「Xラウンダー」や「ニュータイプ」
をニック達が持ち合わせていた為に一時はニック
達を敵視していたが時間を掛けてニック達と仲良く
なる、ちなみにラフェルはイノベイターに覚醒しては
いるが純粋種には少し程遠く寿命が他人より長いだけ
であとはない。









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