オリ主がIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「全話完結」   作:どこかのシャルロッ党

180 / 280
第147話「悲しき少年の過去」

 

あれからエターナルにウイングゼロと共に帰還した

なのははコクピットから降りて翔真をゼロのコク

ピットから救出して医療室へと運んだ

 

 

「一体翔真君・・・どうしたんだろう・・・」

 

「あれ?もしかしてなーちゃん!?」

 

「え?・・・束さん!?」

 

「なーちゃん凄く大きくなったね!半年前は

あんなに小さかったのに!」

 

「え?そうなんですか!私達はもうあれから10年

くらいは立ってますよ」

 

「え!!束さんビックリなんだけど!」

 

「えと束さん?その方は?」

 

「真耶ちゃん達・・・・・一応驚かないで聞いて

ほしいんだけど・・・・」

 

 

束は夏休み中の事を話した。

 

「なるほど、つまりは束さんや翔真はなのは

さん達の世界に行ってたわけですね!」

 

シャルは納得したようで、するとなのはが

 

「ところで束さん、翔真君の様子がおかしかった

んですが・・・・何かあったんですか・・」

 

「・・・・うん、ねぇなーちゃん」

 

「何ですか?」

 

「フェイトちゃん達も居る?」

 

「は、はい」

 

「なーちゃん達には教えておくね、翔くんの

過去を・・・・・」

 

「・・・・翔真君の過去・・・」

 

 

そしてそれから、エターナルにあるブリーフィング

ルームにはフェイト、はやて、シグナム、シャマル

ヴィータ、ザフィーラが居る、

 

「でも束さん達が来るとは思わんかったけど

翔真君の過去を教えてくれるんですよね?」

 

今では指揮官として機動六課の総部隊長である

八神はやてが束に聞く

 

「うん、前に聞いたと思うけど観るのは

もっとキツいよ・・・それでも大丈夫?」

 

 

束は真剣になのは達に聞き

 

「はい、私達は大丈夫です!」

 

なのはが代表して答える、そして翔真の過去が

スクリーンに次々に流れる、なのは達はただ

黙って見ていた・・・と言うよりは言葉が出なかった

のであろう。そしてあの戦いが映しだされ

 

『お前が!クー子を・・・・クー子を殺したァァ!

はあああああ!!!!』

 

『何でいつもいつも!私以外を気に掛けるのよ!』

 

翔真と明日菜の叫びが部屋に響き渡る、なのは、

シグナムは我慢が出来ず目から雫を溢す、涙だ。

 

それから翔真が新たな剣であるジャスティスガンダム

で戦い、あの戦い・・・レクイエム戦も・・・

 

『間に合えェェェェ!!!』

 

ジャスティスガンダムがファルシアをビームから

守り

 

『明日菜、これでお前を・・・』

 

『翔真・・・・』

 

しかしプロヴィデンスのドラグーンがファルシアの

コクピットを貫通する、爆発がおきて翔真は

涙を流しながらプロヴィデンスとの死闘を

繰り広げコクピットにビームサーベルを突き刺した

場面で終わった

 

 

「・・・・どうだった?これが・・・」

 

「酷すぎる・・・こんなァ酷すぎる!!!」

 

「翔真の奴・・・・泣いてた・・・」

 

「何て切ないの!」

 

「あいつは・・・・・」

 

「何とコメントしていいか、分からない」

 

「ひぐ!うっ・・・翔真君・・酷いよ!何で

翔真君がこんな悲しい事ばかり遭わなくちゃなら

ないの!?」

 

「・・・なのは、そうだよね」

 

はやて、ヴィータ、シャマル、シグナム、ザフィーラ

なのは、フェイトはそれぞれ思った事を口にする。

特になのはにとって翔真はヒーローで初恋の相手

であり先程の記録から壮絶な過去を知り涙を流し

ながら翔真の事を思うのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・う、ここは?」

 

一方翔真は眠りから目が覚めた、その時

 

「君が綾崎翔真かい?」

 

「アンタは?」

 

「大東貴一、何処にでも居る普通のおじさんさ。

ニックが世話になったな」

 

「・・・で、その大東さんが俺に何の用だ」

 

「単刀直入に言わせてもらう、君に機動六課MS

部隊に入ってもらいたい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告