オリ主がIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「全話完結」   作:どこかのシャルロッ党

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今回はSEEDのあのシーンが・・・・




第143話「明日菜の死」

 

 

「明日菜・・・どうして・・・どうしてこんなァ!」

 

『ファルシアとプロヴィデンスの力ならば!』

 

プロヴィデンスとファルシアのドラグーンとビット

がジャスティスに襲い掛かる

 

「お前かよ、黒雪明日菜・・・お前はァァ!」

 

ジャスティスはルプスビームライフルを右手に

持ち、左手にラケルタビームサーベルを構えビット

兵器を破壊する

 

「何故明日菜がその機体に!」

 

『分からないの!お願いだからやめて!』

 

『あははははは!!!最高だよ!ファルシアは

私のプロヴィデンスから操作している、だから

お前じゃあファルシアを動かせない!』

 

『そんな!いや・・・・翔真逃げて!!』

 

「嫌だ・・・・折角お前に会えたんだ。なら俺は

お前を助ける!そして一緒に・・・」

 

『熱いわね~、だけど翔真はここで殺されるん

だけどね!』

 

 

プロヴィデンスはドラグーンとユーディキウムビーム

ライフルを一斉に撃ち、ジャスティスはビームの雨を

何とか振り切る

 

 

『あはははは!滅べ!滅べ!』

 

『もうやめてよ!何で翔真が苦しまなきゃなら

ないの!』

 

『最初は手駒にしようかと思ったけど今は・・・

殺す!』

 

ファルシアのビット兵器も少ないが加勢して

ジャスティスは追い詰められる

 

[翔真!俺が援護する!]

 

「お前は行け!ニックさん達もそこに居る!

頼む一夏、お前がレクイエムを破壊しろ」

 

 

そしてジャスティスはツインバスターライフルを

フリーダムに投げ渡して

 

「早く行け!そこに居ても邪魔だ!」

 

[・・・・・翔真・・・無事でいろよ!]

 

一夏のフリーダムは蒼いウイングを展開させ

レクイエムへと向かう、ユニコーンもフリーダムの後

を追う、そしてバンシィはジャスティスの後方支援

に回る

 

「今度こそ助けるんだ!!」

 

『無駄な事だ!』

 

プロヴィデンスはドラグーンをジャスティスに

向かわせるがバンシィはビームマグナムでドラグーン

半分を破壊した

 

『ち、何だあの火力は!』

 

『お願い、お願いだから私の言う事を聞いて!

ファルシア!』

 

するとファルシアは明日菜の願い事が通じたかの

ように少ないビットをプロヴィデンスに向け

砲撃させる

 

『バカな!何故ファルシアが!』

 

「もらったぞ!」

 

ジャスティスガンダムはビームブーメランを交互に

投げてプロヴィデンスの左腕や右足などを切断する

 

『っ!まだだ!』

 

だが目の前には『NT-D』を発動し続けているバンシィ

がビームサーベルを降り下ろし、そしてコクピット

に傷をつける

 

『ぐはぁ!・・・・』

 

それからファルシアはジャスティスに近付く

 

『翔真!私・・・私は!』

 

「明日菜!」

 

ファルシアは右手を伸ばし、ジャスティスも右手を

伸ばし今まさにお互いの機体は近付ついていた

 

 

『・・・・ふ、ふざけるな・・』

 

プロヴィデンスはユーディキウムビームライフルを

放ち

 

「!・・・・間に合えェェェェェ!!!!」

 

ジャスティスはファルシアを庇いラミネートアンチ

ビームシールドで防ぐ

 

「良かった・・・・これでお前を・・・」

 

『翔真・・・・』

 

やっと救えた、これがどれだけ嬉しい事だろうかと

翔真は喜びに満ちていた・・・・・・

 

 

だが

 

 

 

 

バュシーーン!

 

 

「っ!」

 

 

プロヴィデンスの一基のドラグーンがビームを放ち

ファルシアのコクピットに貫通して

 

 

 

ドギャーーーーーン!!!!

 

 

「あ・・・あ・・・明日菜ァァァァァァァァ!」

 

 

ファルシアはそのまま爆発した、そしてアスナは

コクピットからケタケタと笑いプロヴィデンスは

その場から去る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う・・・・くそォォォォォォ!また俺は!

また俺は救えなかった!助けるって・・・言ったのに」

 

翔真は泣き叫ぶ、また自分は救えなかった・・・・

守ると言ったのに・・・・そんな罪悪感が翔真を

また襲う

 

『翔真・・・・泣かないで・・・』

 

翔真はふと目の前を見る、そこには精神体となって

現れた明日菜が居た

 

「俺はお前を・・・・お前を守れなかった!」

 

『ううん、翔真は私を助ける為にいろいろ頑張って

くれたんでしょ?もう私は自由だから・・・』

 

「何でお前が殺されなくちゃならないんだ!」

 

『翔真・・・今は生きて・・・私はあなたの

側に居るから・・・・』

 

「俺はお前に何も・・・」

 

『守るから・・・・今度は私の本当の気持ちが

あなたを護るから・・・もう泣かないで』

 

明日菜は翔真に寄り添いながら光りになり消えて

いった

 

 

 

そしてバンシィも翔真の悲しみに共鳴するかの

ようにサイコフレームが金色にさらに輝く

 

 

 

 

翔真は涙を吹いて、プロヴィデンスの後を追う。

だがこの時翔真は気付いていなかった。両目の瞳

が金色に光っていた事を・・・

 

 

それは「純粋種」へ目覚める予兆であるかのように

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





多分あと二話で第3部完結します


感想待ってます!

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