オリ主がIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「全話完結」   作:どこかのシャルロッ党

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次回は翔真がシャル達と一緒に真耶の両親に会いに
行きます


第125話「隼人とスコールの軌跡 後編」

 

スコールはあれから隼人の事ばかりを考えて

いた。彼は転生者でしかも実の両親に殺された、

気付けば隼人の事、いや彼をもっと知りたいと言う

気持ちが徐々に膨れ上がっていた。スコール自身は

他の人間には興味がなかった。自分にはオータムと

言う恋人が居る、だが最近の彼女はアスナの策略に

より憎しみが酷く自分の声も届かない状況でさらに

は捨て駒として殺されそうになる始末である、この

隠れ家に着いたのも自分の最後の力を振り絞りたま

たまISでたどり着いたからだ。敵にも関わらず治療

をしてくれた隼人にスコールは最近胸が締め付ける

ような感じがするのだ

 

 

 

 

 

 

「もしかして私・・・惚れちゃったのかな?」

 

スコールはあれからよく浜辺に出ては一人で

いつも隼人の事を考えている

 

「隼人の事を知りたい、分からないけど

私は彼に・・・・」

 

「何を一人で言ってんだよ?」

 

「隼人・・・」

 

「ほら風邪引くぞ、取り合ず俺のを羽織れ

少しは暖かいぞ?」

 

隼人は自分が着ていたパーカーをスコールに

羽織らせる

 

「ありがとう、ねぇ隼人」

 

「何だにゃ?」

 

「もし私が今から何を言っても驚かないで

聞いてほしいの」

 

「・・・わかった」

 

「私ね、あなたと出会って何処かおかしく

なっちゃたの。最近はいつもあなたの事を考えて

いるの。私は気付かないうちにあなたの事を・・・」

 

「・・・・奇遇だなスコール、実は俺もなんだ」

 

「え・・・」

 

「俺もさ時々お前の事を考えるようになって

たんだ。最初は敵だと思ってた・・・だけど一緒に

生活していくうちに俺はアンタの事を好きになった!

だからスコール、この場で言わせてくれ!俺は

お前が好きだ!だから結婚を前提に付き合ってくれ!」

 

 

「気持ちは嬉しいわ、だけどいいの?私はあなた

からすればオバサンよ?」

 

「違うなスコール、お前はキレイだ!それに俺は

年上だろうと関係ない!それに」

 

「それに?」

 

「お前を・・・・好きというのには変わりはない!」

 

「隼人・・・ありがとう!」

 

二人は夜の砂浜で抱き合い、その後起きた事は

隼人とスコールの秘密だ

 

 

 

 

 

 

「なるほどな、やはりお前は俺と会ってたんだな」

 

「もしかして気付いてたの?」

 

「何となくな?まあお二人さん幸せにな?」

 

「へへへ、ありがとうよ翔やん」

 

翔真、隼人、スコールはもう少しだけ食堂で

話をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わりアクタイオン社の地下研究室では

アスナと一人の女性が居た。

 

「ねぇプレシア?まだなの!私のもう一つの

肉体は!」

 

「慌てない事ねアスナ、だけど安心して

もうじき完成するわよ?あなたのもう一つの器が」

 

「嘘じゃないわよね?プレシア・テスタロッサ」

 

「嘘は嫌いよ、本当の事しか言わないわ」

 

「(く!フリーダムとジャスティスがまさか

織斑一夏と・・・・翔真に渡されていたなんて!

だけど私のもう一つの肉体が完成すれば!)」

 

 

アスナとプレシアの目の前には水が沢山入った容器に

入れられたアスナそっくりの人物がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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