オリ主がIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「全話完結」   作:どこかのシャルロッ党

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今回は少しシリアスです、それと多分今回は回想の一部
シーンに魔法科高校の劣等生のキャラが一部出ます


第004話「思春期を殺した少年の翼」

 

 

あれからプールは終わり、今は庭でバーベキューを

していた

 

「え!カナさんって前までは男だったんですか!?」

 

「前まではね?でも今は普通の女の子よ?」

 

「ある意味凄いですね」

 

翔真と真耶はカナと話ていて

 

「この世界に艦娘が居るんですか!」

 

「ああ、加賀もいるし神通だっているし大和も

居るぞ?」

 

「私がもう一人ですか、是非会ってみたいです」

 

「ねぇねぇ私」

 

「どうしたの?」

 

「しょうくんだっけ?あの子の何処を好きに

なったの?」

 

「う~ん、最初はね利用しようと思ったんだけど

しょうくんは私の考えてる事ややりたい事を分かって

くれるし今はしょうくん無しでは生きられない感じ

かな、そっちの私は?」

 

「私はね、颯くんが私の作ったISを褒めてくれ

たりしたし、何より束さんの事を可愛いって言って

くれたし///」

 

「うんうん!何かこっちの私はいざ青春してる

感じだね!」

 

そしてシャル、ジャンヌ、綴は

 

「あ~ん!またジョーカーだよ~」

 

「お前は顔に出やすいぞ?」

 

「あははは、楽しいわね!」

 

一方でキリコと朔夜は

 

「次胸触ったら殺すわよ!」

 

「わかったからその物騒なナイフを額に当てないで」

 

ちょっとだけ、修羅場であった

 

そこからみんなでワイワイやったりしてその後は

みんなは一斉にそれぞれの部屋で寝る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ?ここは?」

 

颯魔は何処かの草原に居た、空は曇一つない

広がる青い空である、颯魔が回りを見渡していると

 

「お主が御影颯魔殿でござるか?」

 

「お前達は?」

 

颯魔が後ろを振り向くと、そこには紙が長く髪を

束ねた少年と一人の可憐な少女が居た

 

「申し遅れた、拙者はマスター翔真のISで

あるジェ二オンと申す」

 

「そして私はジェ二オンの妻であり第二コア人格の

リインフォース・アインスだ、御影颯魔」

 

「え、そうなの?マジかよ。で?君達は俺に

何の用があるんだ?」

 

「実はお主に頼みがあるのでござる」

 

「頼み?何だそれは?」

 

するとリインフォースが答える

 

「この世界に居る間は主翔真にやすらぎを

与えてはくれないか?」

 

「やすらぎ?」

 

「ああ見えてマスターはかなり傷付いているの

でござる、今は束様達のお陰で安定している、しかし

マスターの心はいつ壊れてもおかしくない状況で

ござるから」

 

「・・・・でも、それを何故俺に頼むんだ?」

 

「それは御影颯魔、お前は少し主翔真に似ている

からだ」

 

「まさか、俺の力の事知ってんのか?」

 

「もちろん、だが拙者らは別に軽蔑とかは

しないでござるから安定されよ」

 

「そうか、でも似ているって?」

 

「それは主翔真の過去を見れば分かる」

 

そこから颯魔はジェ二オンとリインフォースと

共に翔真の過去を見る、明日菜を守れなかった

苦しみ、悲痛な叫び、そして翔真が失った物を

 

 

「何だよこれは・・・・・」

 

「これが主翔真の過去だが、しかしこれは

まだほんの一部に過ぎない」

 

「まだあるのか」

 

「もう、やめるでござるか?」

 

「・・・・いや、続けてくれ」

 

「この後、マスターは中学生になる

でござる。そこから始まるでござる」

 

 

 

 

回想

 

あれから早く中学2年になる。俺はずっと一人だった

だけど俺はそんなある日ある兄妹を助けた。

そいつらは

 

『お待ち下さい!翔真さん!』

 

『たまには一緒に帰らないか?』

 

『俺に構うなよ、深雪と達也だっけ?』

 

司波達也と司波深雪である。コイツらは元々良いとこ

の育ちでイジメられてたのを助けた、そこから

コイツらは俺と友達になろうと毎回教室に来る

 

『お前らな、俺と関わるとロクな事ないぞ』

 

『何を言ってるのです!翔真さんは私や兄を

助けてくれました!ですから私は翔真さんの許嫁

になります!』

 

『み、深雪!?翔真どう言う事だ?』

 

『ちょっと待ちやがれ!誰がそんな事許可したよ!?』

 

『ええ!翔真さんのお母様から許可を貰いましたよ』

 

『お義母さんー!何をちゃっかり許可してんの!』

 

まあ、そこからはよくコイツらと遊ぶように

なったりした。ある意味俺は何処かにやすらぎを

覚えた。だがそう簡単に日常は壊される。ある日

深雪が何者かに誘拐されたらしい。しかも犯人の

要求は俺、綾崎翔真が一人で来る事らしく俺が

指定された廃倉庫に行くと、そこに居たのは

二度と会いたくないアイツであった

 

『久しぶりね!綾崎』

 

『甘木リコ!テメー!!深雪を放せ!!』

 

『なら、コイツらを倒してからにすれば!』

 

すると、男が100人程現れ翔真を囲む

 

『ダメ!翔真さん!逃げて!!!』

 

深雪は涙を流しながら、そう叫ぶ。だが

 

『心配すんな、深雪。俺は死なないよ、それと

甘木リコ!いやクソ女!お前はまた俺から大切な

者を奪うのか!』

 

『当たり前よ!アンタがあの時の事件を明るみに

したせいで有名中学には推薦取り消しになるし!

これも全てアンタのせいよ!だから死んで償え!』

 

『・・・・ふざけんな・・・お前のせいで!

お前のせいでぇぇぇぇ!明日菜があああああ!!』

 

そこから翔真はガムシャラに男達を投げ倒して、

拳で殴ったりする。だが相手は鉄パイプや銃で

翔真の体の自由を奪っていく、だが翔真はそれでも

男達を倒す

 

『はぁ・・はぁ・・はぁ・・さて深雪は返して

貰うぜ!!』

 

『来るな!じゃないと撃つわよ!』

 

『うるせぇぇぇ!!!!』

 

翔真は弾丸を交わし、リコに一発入れて気絶させる

 

『ひぐ!・・・翔真さん!翔真さん!起きて下さい!』

 

翔真は深雪の体に縛りつけられた縄をほどいた

後、疲れ果てそのまま息を引き取った

 

 

 

そこから翔真の転生、MSでの戦い、ISでの戦い、

リリカルなのはの世界での戦い、そして愛する者を

守る為に戦い続ける翔真の姿を見てそこで終わる

 

「・・・・くそ、何なんだよあの女!アイツ

腐ってやがる!だけど翔真がその転生者で今も

戦い続けてるのか」

 

「ああ、だからこの世界に居る間でいい。颯魔殿

宜しく頼むでござる!」

 

「私からも!」

 

ジェ二オンとリインフォースは頭を下げる

 

「まずは頭を上げろって、分かった。任せて

くれ!だから安心しろ」

 

 

 

そしてそこからその場が急に光り出し、颯魔は

目が覚める。気付けば朝になっていた

 

「(なら、今日はアイツとちょっと出掛けるか!)」

 

颯魔はそう決意したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





今回は前半ほのぼの後半シリアスでしたね、それに
翔真の本当の死因が分かりましたね、次回からは
またほのぼので行きます!

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