オリ主がIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「全話完結」   作:どこかのシャルロッ党

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今回は一夏メインの話




第107話「苦悩」

 

 

一夏はデスサイズを森に隠し、今は近くの城に

潜入していた

 

「見たところ、不審人物はいないか、でも

今日はこの城で何をするんだ?」

 

一夏は城内を歩き回っていた。ちなみに一夏の

今の格好は黒いジャケットに黒いジーズンで

靴は黒いブーツを履いていた、さらにサングラス

を掛けている

 

「沢山の人だな、でももしかたらザフトの

奴らは潜入しているかもしれないし」

 

一夏が考え事をしている

 

ドサッ!

 

「キャ!」

 

「な!すまない怪我は・・・・!」

 

一夏は誰かとぶつかりその人を見た、その人は

顔を知っている人物であった

 

「(まさか、マドカか!!)」

 

そうその人とは青いドレスに身を包み、髪は

ポニーテールにした織斑マドカであった

 

「私の方こそすまなかった、よそ見をしていた

私にもある」

 

「ま、まあ怪我はなくてよかったよ」

 

だがこの時マドカふと思った事があった。

 

「(この声は織斑一夏?だが奴は・・・・)」

 

そしてマドカはある事を訪ねる

 

「すまないが名前は何と言うんだ?」

 

「俺はお・・・バナージ・マックスウェルだ、

宜しく」

 

「バナージか、私はマドカだ。これから

少しだけ私と食事しないか?」

 

「え?どうして?」

 

「ダメか?」

 

「ダメではないけど、理由あるのか?」

 

「まあ、一人は少し寂しいと思ったところ

だからだ」

 

「まあ俺で良ければ・・・」

 

そして一夏はマドカと共にテラスで食事を

する事になった。

 

「それでマドカは何でここに?」

 

「ちょっとな、それでバナージも何故ここに?」

 

「俺はまあ少し用事があったからさ」

 

二人はそう言いながらパスタを口に運ぶ

 

「バナージ、少し聞きたい事がある」

 

「どうしたんだ?」

 

「織斑一夏を知っているか?」

 

「え!あ、ああ確かISを男で初めて動かした

人だろう?(まるっきり俺なんだけど)」

 

「私はアイツを憎んでいたんだ」

 

「何で?」

 

「私個人恨みがあるわけじゃない、ただアイツから

織斑一夏を殺せば自分を維持できると言われたん

だ。」

 

「アイツ?」

 

「アスナと言う奴だ」

 

「(アスナ、確か翔真と戦っていた・・)」

 

「私はアイツが言われるがままにアイツを殺そう

とした。だが織斑一夏はある事を私に言ったんだ」

 

 

「それは?」

 

「『それに君は妹でもあるから』と言われた。

私はそれからいろいろあって考えていたんだ、もし

かしたら私も話合っていれば良かったのかなって」

 

「・・・・・そうか、でもその話を何故俺に?」

 

「分からない、だけど話たくなっただけだ」

 

「(マドカ・・・)」

 

 

それから二人は食事を終えた

 

「たまには他人と食べるのも悪くないな」

 

「マドカ?」

 

「今日はありがとう、だがバナージお前だけには

言っておく、逃げた方がいい」

 

「!」

 

そしてマドカは風のように去って行った。

 

「まさか・・・・・」

 

すると

 

ドガーーン!!!

 

城全体が揺れ、一夏は城の窓から景色を見る

すると

 

「ザフトのMS、まさかここに居る人達を?

やらせはしない!」

 

一夏は急いで外に出る。一方マドカは復元された

ジェミナスのコクピットに居た

 

「私は・・・・何がしたいんだろうな」

 

そしてマドカはジェミナスを起動させる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回

一夏はデスサイズに乗り、マドカのジェミナスを
止める為奮闘する。だがジェミナスにはある
システムが搭載されていた。

次回「EXAMシステムVS SEEDを持つもの」



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