オリ主がIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「全話完結」   作:どこかのシャルロッ党

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第103話「クロスボーンとデスサイズ」

 

 

(ここは?)

 

翔真はまさに宇宙のような空間にいた

 

(俺は確か・・・・死んだはずじゃ・・・)

 

(翔真は死んでないよ?)

 

(くー子、お前は・・・)

 

(私は残念ながら死んじゃた)

 

(俺はお前を守れなかった!それなのに!俺は!)

 

(翔真、泣かないで?私はもう居ない。だけど

私は翔真のそばに居る・・・・これからも)

 

 

(・・・・う・・ぐ!)

 

 

クー子は光になり消えていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ!・・・ここは?」

 

 

翔真はどうやら何処かのベッドらしい、しかも

隣には一夏が寝かされていた

 

「気が付いた?」

 

「え・・・・・シャルロット?」

 

「やっぱり娘を知っているのね?」

 

「あなたは?」

 

「私はシャルロットの母親、いまは母親失格だけど

ね?マリア・デュノアです。元だけどね」

 

「マリアさん、少し聞きたいんですけどここは?」

 

「ここはアリサちゃんの別荘かしらね、しかも

何であなた達が生きてるのか気になるでしょ?」

 

「ええ」

 

「あなたや織斑君はアリサちゃんの手によって

回収されたのよ、それで今はあれから2週間が

経過しているわ」

 

 

「そう・・・なんですか、IS学園は?」

 

「大丈夫よ、あれからザフトは撤退したわ。だけど

IS学園側が織斑君や翔真君の行方を今も探してるわ」

 

「・・・・・・・そうか・・・・・」

 

「ここは今アリサの所有する島の一つでも

あるから」

 

「なら俺や一夏はIS学園に帰ってもいいか?」

 

「それは出来ない相談よ」

 

「どうして!」

 

「それはあなたが今戻っても何が出来るの?」

 

「アリサちゃん・・・」

 

「アリサか・・・・だけど!俺らが寝ている

間にも地球連合が攻めこんできたらどうすんだ!」

 

「あなたの気持ちは分かる・・・だけどあなたには

今「力」がないじゃない!」

 

「それは・・・・・」

 

力、それはストライクの事である。翔真にとって

ストライクガンダムは共に戦場を駆け巡った相棒

でもある。だが今はその相棒はいない

 

「それにあなたのウイングゼロも改修がまだなの」

 

「なら・・・どうしろと!?俺は・・・・俺は

束達を守れない、頼むからダガーでもジンでも

構わない!だから!」

 

 

するとアリサは

 

「わかったわ、IS学園にはまだ行かせられない

けど・・・・・亡霊として戦える?それと

起きてるなら起きなさい、織斑君」

 

「気付いてたのか?」

 

「だがアリサ・・・・亡霊って?」

 

「歩ける?」

 

「何とかな」

 

「なら地下に来て、あなた達にまだ戦える意思

があるならあるものを託す」

 

 

 

それから翔真、一夏、マリア、アリサは地下に

行き

 

「もう一回聞くわよ?あなた達は戦う闘志はまだ

あるの?」

 

「俺はまだ、やる事も成し遂げられてない。俺は

束達を守れるなら亡霊だろうと死神だろうが

何でもなってやる」

 

「俺もだ、千冬姉達を危険には晒させはしない!」

 

「そう、なら示してみて?あなた達の戦いを」

 

 

そしてライトが点灯して二機のMSを照す

 

「ならばあなた達にはこれを託すクロスボーン

ガンダムフルクロスとデスサイズをね?(見極め

させてもらうわよ、あなた達がフリーダムと

ジャスティスに相応しいか)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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