オリ主がIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「全話完結」   作:どこかのシャルロッ党

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カラオケでは「INVOKE」が十八番ですね


第94話「祈りと儚き願い」

あの襲撃事件が終わり、今は夕方であった。翔真は

命には別状はないが依然として目を覚まさない

状態である、今保健室には大和が看病している。

束やシャル達は二ャル子達やセシリア達の看病を

している為いない

 

「翔真君・・・やはり翔真君は本当に

提督にそっくりですね、無茶するところも」

 

大和は翔真の額に水で冷やしたハンカチを

置きながら染々に思う。

 

「(でも何故でしょう・・・翔真君の事を

考えるとドキドキしてしまいます、ま、まさか

恋、と言う物でしょうか!?し、しかし!翔真君

には彼女が三人いますし、だけど・・・)」

 

すると

 

「・・・う、ここは?」

 

「翔真君!起きたんですね!大丈夫ですか!」

 

「うん、まあ少し体が痛むけど大丈夫だ」

 

「だけど・・・無理はしないでください!私は

翔真君が空から落ちそうになった時に涙が出たん

ですよ!」

 

大和は目に少しづつだが涙を溜めて言う

翔真は少しその優しさが心に染みる

 

「ごめんな、大和ちゃんをそこまで心配させて

いたなんて。悪い」

 

「全くです、あんなに無茶したらいつか

死んでしまいますよ」

 

「そうだな、だけど俺はまだ死ねない。アイツを

助けるまではな・・・」

 

「アイツ?」

 

「ああ、実はあの黒いISの操縦者とはちょっと

知り合いでさ、今のアイツは苦しんでる。あの

時に聞いた声は・・・・」

 

「声・・・ですか?」

 

 

 

翔真はあのジェミニオン・レイになった際に

微かにだが本当の明日菜の声を聞いたのだ。

 

「じゃあ翔真君は出来るなら助けたい

と言うわけですか?」

 

「ああ、さてボチボチトレーニングでも

始めるか」

 

と翔真が立ち上がろうとすると大和が抱きつく

 

「や、大和ちゃん?」

 

「でも!だからと言って自分の体ぐらい

大切にしてください!」

 

大和の少し怒った声が響き渡る

 

「・・・・大和ちゃん」

 

「それに・・・・」

 

「それに?」

 

「私は・・・・私は!翔真君が大好きです!」

 

「・・・え?えぇ!?いやちょっと待って!

急な事でいきなり頭が追い付かないんだけど!」

 

「・・・・私は翔真君に最初に出会って

それから翔真君の人柄に触れていく内に好きに

なっていました、だから・・・」

 

「・・・気持ちは嬉しい、だけど俺は最低な男

だ。俺は三人の女の子と付き合ってるんだぞ?

だから諦めてくれないか?」

 

だが

 

「私は翔真君が例えそうだとしても私は好きです!」

 

「だけど」

 

翔真が迷っていると

 

『翔真!別に好きなら問題はないぜ!』

 

「(アポロ?だけど・・)」

 

『マスター、愛とは立派な物でござる。例え

最低と言われても拙者達は何も言わないで

ござる。それにあの女の子も真剣でござるよ』

 

「(・・・・そうか、だったら俺は)」

 

「大和ちゃん」

 

「はい?」

 

と大和が翔真と視線を合わせると翔真は大和の

唇にキスをする

 

「え?///」

 

「俺は一人には決められないよ?それでも

いいのか?」

 

「私は翔真君の側に居れたらそれで

いいのです、だからこれからは・・・」

 

「ヨロシクな?」

 

「はい!こちらこそ!」

 

こうして、大和は晴れて彼女になったのであった

後にシャル達に報告したら大和の思いは最初から

知っていたらしく束、シャル、真耶は喜んで

大和を第4の彼女として認めたのである。そして

今は夜の19時を回っていた。翔真はIS学園の上空

に居た、ジェミニオン・レイ纏いながら

 

「なるほど、これが普通を犠牲にした結果

と言うわけか。まさか右手は幻想殺しで左手には

超電磁砲(レールガン)と来たか」

 

 

翔真は身に付いた能力を使いその正体を突き止めた

 

『マスター、大丈夫でござるか?』

 

「例え能力が付いても俺は綾崎翔真だ、さあ

今日は部屋に戻るかぁ~、それに明日には

ストライクの整備しなくちゃならないし」

 

 

そして翔真は下へと降りて部屋に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




さて次回はみなさんお待ちかね!あのシーンです!

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