ソードアート・オンライン~神速の剣帝~   作:エンジ

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第十一話 ラテンの思い。そして……

 森を出て、石敷きの歩道に合流すると同時に、午後四時の鐘が鳴った。

 空はいつの間にか夕焼けの色を帯び、キャンパスにも市街から戻ってきた生徒たちの姿が散見される。そして、その生徒たちはラテンとキリトの先を行く上級修剣士主席、ウォロ・リーバンテインを視認すると目を丸くする。

 

 まあその原因はおそらく、この金髪ボウズ頭が滅多に専用寮から姿を現さなかったからだろう。実際、上級修剣士三席の傍付きであるラテンですら、お目にかかれたのは四回の検定試合だけだ。そんな、伝説めいた存在の人物と話を、もとい試合をできるなんて、ある者にとってはものすごく光栄に思うのかもしれないが生憎ラテンはそのような感情が一切ない。むしろ、罰ゲームだ。まあ、懲罰的な意味合いからしたら罰ゲームなのかもしれないが。

 

「……お前、本当にどうすんだよ。私用の剣なんて持ってないだろ?」

 

「ああ、そんなもん俺はもってn……待てよ?確か、一年前にサードレのおっさんからタダでもらったような気が……」

 

「タダ?……優先度大丈夫なのか?その剣」

 

「うーん。飾り用って言われてたから申請はしてなかったけど……武器は武器だしなぁ」

 

「……木剣よりも高いことを祈るんだな」

 

「俺はそれより、アズリカ女史に見つかって怒られる方が何倍も起こってほしくないけどな」

 

 ラテンが軽口をたたくとキリトは思わず苦笑した。それもそうだ。この男は学院最強であるウォロ・リーバンテイン上級修剣士とこれから立ち合いをするというのに、それとは関係ないことを危惧しているのだ。唖然か苦笑するのが一般的な反応だ。そうしている間にラテンはすいすいと歩き出すと、前を歩くウォロ・リーバンテインに口を開く。

 

「……リーバンテイン修剣士殿。申し訳ありませんが、立ち合い用の剣を寮へ取りに行ってもよろしいでしょうか?無論、すぐに戻ってきます」

 

「よかろう。私は大修練場で待っている」

 

「ありがとうございます」

 

 ラテンは自室へ走って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 サードレが言っていた装飾品であるその剣は、飾りがたくさんつけられていて金色に光っているいかにも高級そうな剣、ではなく、どこからどう見ても普通の剣にしか見えない形をしている。

 

(一年前の俺、こんな剣を単なる装飾品だと思ってたのかよ。どっからどう見ても武器そのものだろ!?)

 

 自室から引き返し、大修練場へと急いでいたラテンはふとそんなことを思っていた。そして、試合の流れを脳内でシュミレーションしてみる。

 

 あの金髪ボウズ頭が腰に携えていた剣はざっとクラス30前後、もしくは30後半だろう。対してラテンが持っている剣は、さっき確認したところ、クラス18ジャストだ。クラス20近い時点でただの装飾品ではないことが、理解できるが今はそこに突っ込んでもしょうがない。

  

 話がずれてしまったが、つまりラテンが言いたいのは、剣の技術がどうこう以前に『剣の性能の差が大きすぎる』ということだ。そういうところは気合で何とかなる、とよく言うかもしれないが、いざ立ち会ってみれば叩き折られるのが現実だ。それに加え、リーバンテイン修剣士は恐るべき剛剣の使い手。こんな装飾品程度の剣が何十本あったて、ポ〇キーを食べるときの音のようにポキポキと折られるはずだ。

 

「……俺って、ほんと運がないな。まあ、今回は俺の所為かもしれないけど」

 

 正確に言うとウエストバックに入っているモノの所為だ。なんか、「おれじゃなくて、おれの腕が勝手に動いたんだ~」みたいな、小学生じみた言い訳のように聞こえるが、実際に本当のことだ。ウエストバックに入っていたものが勝手に暴れはじめたのである。それは、キリトの剣を手に取った瞬間から放すまで野獣のように。

 

「ウエストバックの中身って……《始まりの原石》しかないよな…」

 

 そこから考えるとやはりアズリカ女史が言っていたように、ラテンの意志や想いと《始まりの原石》がリンクのようなものをしているのかもしれない。まあ、今はそんなことはどうでもいい。

 

「……そういえばこの装飾品の剣を握っても、何も反応しないな。……クラスが高い武器だと暴れるのか?」

 

  

 

 

 

 

 しばらく走っていると、大修練場の入り口に到着した。ここまでで、すでに十分以上たっているため、早いとこリーバンテイン修剣士がいるところに行かなければならない。ラテンは荒れた息を整えると再び走り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 修剣学院大修練場。その形を簡単に説明するなら、体育館だ。床は磨き上げられた白板張りで、材を黒っぽいものに変えてある正方形の試合場が四面取られている。周囲には階段状の観覧席が設けられ、最大イベントである修剣士検定トーナメントの際には、全生徒・教員合わせて二百六十人を収容できるだけのキャンパシティがある。その中に、詰めかけている生徒は五十人以上いると予想される。そして、何故か教官も三人ほど来ており、その中にはアズリカ女史の姿もあった。

 試合場の、一階の入り口の前で、キリトにユージオ、アル先輩にリーナ先輩がラテンをずっと待っていたかのように立っていた。

 

「どうしたんですか、みんなして」

 

「ラテン。……俺はお前を信じる。それ以上は何も言わない」

 

「へぇ、意外ですね。アル先輩が他人を心配するなんて」

 

「………今回だけだ」

 

 そう言って、アル先輩はこの場を離れていった。その姿が消えるまで見送った後、再び三人に顔を向ける。

 

「ラテン。あいつの剣術はまさに剛剣の如く力強い。まともに受けたら……わかっているよな?」

 

「まあ、大体想像つきますけど……」

 

 正直想像したくはない。自分が真っ二つにされるところなんて。

 

「ねぇ、ラテン。今ならまだ間に合うんじゃないかな。寸止め(・・・)で」

 

「…心配してくれるのはありがたいけど、ぶっちゃけると俺が懲罰を受ける方だからな。そこらへんの判断は、リーバンテイン修剣士に任せるよ。……大丈夫だ、俺を信じろって」

 

 ユージオはまだ納得がいかない様子だったが、こくりと頷いた。どうも、最終決戦に臨む兵士の言葉みたいになってしまったが、気にしてはいない。

 ラテンは三人を見渡すと「行ってきます」と言って試合場に入っていく。キリトは最後まで何も言わなかったが、向けられた視線には「信じてるぞ」という言葉が込められているような気がした。

   

 

 

 

 

 

 

 

 ウォロ・リーバンテインと改めて対峙してみるとものすごい迫力が感じられる。さすがは、上級修剣士主席と言うべきだろうか、彼の身体の隅々から闘争心が一気に沸き立つ。

 

 ラテンが腰に携えていた剣を抜き取ると中段に構える。一方リーバンテイン修剣士が左腰から剣を抜き取ると、周囲の生徒たちが「おおっ」と、感嘆の声が漏れる。今更、初めて見るものでもないのに、と突っ込みたくなるが今はこっちに集中するためあらゆる雑念を振り払う。

 

「おやおや、やはり辺境の地から来た者はろくな剣を持ってはいませんなぁライオス殿!」

 

「そう言ってやるな、ウンベール。傍付き殿は忙しくて、ろくな剣も買えないのだろうさ」

 

 観覧席で小声を装いながらも十分周りに聞こえるボリュームで叫び、ライオスが皮肉で返す。その言葉を聞いた周囲の貴族出身生徒たちから失笑上がった。

 毎度毎度嫌な奴らだ、と思ったのもつかの間、それはリーバンテイン修剣士がゆっくりと剣を動かし始めた途端、一気に静まり返る。

 

 立ち合い審判はいないので、お互いの呼吸があった瞬間に試合が始まる。会場が静寂に包まれた瞬間、二人は同時に地を蹴った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おおおおおおお!!!」

 

 ラテンは下段から跳ね上がるように斬撃を繰り出し、そのまま斜め上から斬り下ろす。だが、リーバンテインは一撃目を難なく防ぐとバックステップをし、二撃目をかわすとそのまま攻勢にでた。すぐさま防御態勢をとるが、剛剣と言われるほどの斬撃がラテンに襲い掛かる。

 

(お…も……い…!)

 

 その一撃一撃が、かつてエクスキャリバーをとるために行ったスリュムヘイムの王であるスリュムの拳と同等にも思える。そう思うのは、リーバンテイン修剣士のたゆまない努力の結果か、はたまた剣の性能の差か、あるいはその両方か。それを決定づける理由はラテンにはわからない。だが、ただ一つ確証できる。

 

(この人は……強い…!)

 

「くっ……!」

 

 猛威を振るう斬撃はとどまることを知らない。リーバンテインの剣が振り下ろされたところではあまりの剣圧なのか、風がいくつも発生する。ラテンはそれを何度も防御するが、あまりの威力の斬撃のため右腕がしびれてくる。

 

(このままでは確実に押し切られる……!)

 

 どうにかこの状況を打破しなければならない。だが、反撃できる隙は微塵もない。周囲の生徒や教官たちはすでにラテンの負けだ、と思っているはずだ。だが、ここでみすみす押し切られるわけにもいかない。

 

(くそっ。どうすれば……!)

 

 自分の敗北が濃厚だと感じていく中、ふと腰にあるものが動いた気がした。それは、おそらく《始まりの原石》が起こしたことかもしれない。だが、ラテンはそれを思うよりも早く自分に反撃のチャンスがあることを悟った。

 

 リーバンテインが上段から剣を振り下ろしてくる瞬間、ラテンの左手はとっさに動く。そして、何かを掴みそれを斬撃の軌道に合わせた。

 たちまち、ギャァァン!という音が試合場に響き渡る。それはラテンの目の前にあるものが引き起こしたものだ。

 ラテンの視界に映るもの。それは鞘だ。しかし、その鞘にはリーバンテインの斬撃を耐えきれるほどの耐久値、すなわち天命がない。それでも、わずかな時間を稼ぐことができる。そのわずかな時間はラテンにとってとてもありがたいものだった。

 

 体をとっさにひねり、リーバンテインの斬撃をかわすとラテンも反撃に出るため、水平切りを仕掛ける。だが、リーバンテインの斬撃を受け続けたことによる反動で、普段の速さの半分ほどしか出せていなかった。その結果、リーバンテインに大きくバックステップされ、見事にかわされてしまう。そのまま、両者は対峙した。

 

「その剣でよくぞ私の斬撃を耐えきったな」

 

「………」

 

 斬撃を一時停止させたものの、正直に言ってさきほどと状況が変わっていない。ラテンが不利なのは誰が見ても明らかだった。剣の性能においても。剣の技術においても。

 だが、その試合を終わらせるかのごとくリーバンテインは大上段の構えを完成させる。その構えはラテンもに三度見たことがある。奥義《天山烈波》……別名、両手剣単発重突進技《アバランシュ》。だが、おそらくあの世界の威力よりも数段上だ。

 ラテンができること。いや。ラテンが今持っている剣ができることは、単発技で相殺することだ。もちろん無理だとはわかっている。しかし、何もやらないよりかはましだ。

 

(俺は、整合騎士になってリリアを取り戻すって約束したんだ……!)

 

 ラテンがソードスキル……この世界では奥義と呼ばれるそれのモーションに入る。この剣の優先度ではせいぜい二連撃が限界だ。

 

(だが、単発技を正確に当てれば……)

 

 一%の期待と九十九%の確信をもって、ラテンは思い切り地を蹴る。剣が水色の光を放った。

 片手剣突進技<レイジスパイク>。

 対するリーバンテインも地を蹴る。手に持っているバスタード・ソードの刀身が赤金色に輝いた。

 

「うおおおおおおお!!!!」

 

「………カァァッ!!」

 

 二つの光が空中で交差する。その瞬間、カァァァァン!という音と共にラテンの剣が砕け散った。もちろん、九十九%の確信が当たっただけだ。驚くことはない。

 しかし、ラテンがバスタード・ソードの柄に近い部分に、レイジスパイクを当てたため、軌道がずれ、斬撃がラテンを襲うことはなかった。代わりに、真隣で振り下ろされたため、その衝撃で後ろへ吹き飛ぶ。

 

「くっ……」

 

 ラテンは再び立ち上がろうとするが、体が言うことを聞かない。心なしか観覧席から笑い声が聞こえてくるような気がした。だが、試合はまだ終わっていない。この立ち合いは先に一本取った者が勝ち(、、、、、、、、、、、)というルールだ。すなわち、まだ一本を取られていない以上負けたわけではない。剣が砕け散った今、負けは確定だが。

 

(くそっ。俺は…俺は……!)

 

 リーバンテインが近づいてくる音が嫌でも耳に入る。わずかに瞼を開くと、さきほどの衝撃でウエストバックが壊れたのか、《始まりの原石》が放り出されていた。ラテンはそれに手を伸ばす。

 

(俺は……リリアを……マリンとの約束を……)

 

 今のラテンは決して弱いわけではない。その証拠に上級修剣士の傍付きに選ばれている。だがどうだろう。整合騎士になるほどの力を持っているのだろうか。

 

 もちろん、上級生に敗れることはどの世界においてもほぼセオリーと言ってもいいだろう。しかも、それが校内一位ならばなおさらだ。だがこの世界、ラテンとキリトが連れてこられた仮想世界では、ウォロリーバンテインよりも強い剣士が手に余るほどいるはずだ。そんな剣士と競り合って、果たして整合騎士になれるのか。少なくともラテンにはあと、一年ある。しかし、ラテンと同じようにそんな剣豪たちにも一年が与えられる。そんな中、ラテンは一角を出すことができるのだろうか。今のままではできないだろう。そう。今のラテンと、片手剣では。

 

(頼む…。俺に……力を………!?)

 

 ラテンはそこで気が付く。今の自分が望んでいることを。

 

(力…は欲しい。自分のためでなく、他人のために。今泣いている人たちを救うために……!)

 

「うおぉぉぉ」

 

 声にならない声を出しながら、必死に手を伸ばす。リーバンテインが近づいてくる。おそらく、もうすぐそばにいるだろう。だが、あきらめない。リリアを救うために、ここであきらめるわけにはいかない。

 

 ラテンは最後の力を振り絞り、《始まりの原石》に手を伸ばす。その途中でアズリカ女史の言葉が脳裏をよぎる。

 

―――あなたの思いが大きければ大きいほどその石はあなたに答えてくれるでしょう。

 

 

 

(頼む……!答えてくれ!)

 

 必死の思いで《始まりの原石》掴んだ瞬間、ラテンの中で何かがはじける。そして、左手で掴まれた《始まりの原石》が目映い光を放射させた。

 

「……!?」

 

 リーバンテインが大きくバックステップをとる。そして、大きく目を見開いた。帰ろうとしていた生徒も足を止め、光を凝視している。教官たちは思わず腰を上げた。

 

 ラテンに掴まれていた《始まりの原石》が光を放ちながら<形>を形成していく。そして、その光の粒がはじけるのと同時にラテンの姿が露わになった。先ほどまでのダメージが無くなったのか、左手に持った剣を前に突き出しながら立っていた。いや、剣といったら誤解を招くだろう。ラテンが持っているそれは、まさしく刀だった。

 

 鞘は黒をベースに所々銀で装飾されている。そこから見える刀の柄は、トランプのダイヤの形をした金色の目貫(めぬき)に黒い柄巻(つかまき)鮫革(さめがわ)が巻かれている。銀色の頭には、赤い十文字が刻まれていた。そして…

 

「……これで終わりだ」

 

 恐ろしくトーンの低い声でラテンは言い放った。今までとは格が違う威圧感にリーバンテインは再び目を見開いたが、すぐさまふっと笑う。

 

「そのようだ」

 

 リーバンテインが再び《天山烈波》の構えをとる。それに対して、ラテンは刀を後ろに移動させ、右半身を前に突き出す。抜刀術の構えだ。

 ラテンの右手が銃の照準を合わせるがごとく、リーバンテインに突き出される。そして、二人の呼吸が合った瞬間、同時に地を蹴った。観覧席にいる全員が息をのむ。

 

 リーバンテインの剣が赤金色に包まれながらラテンに振り下ろされる。それの刀身に向かってラテンは刀を抜き放った。

 旧・大空天真流(たいくうてんしんりゅう)抜刀術《天照雷閃(てんしょうらいせん)》。

 雷の如く高速で刀が抜き放たれると、リーバンテインが持っていたバスタード・ソードを吹き飛ばした。だが、リーバンテインはその剣を放してはいない。しかし、遅い。

 

「ぐおォォォ!」

 

 リーバンテインの呻き声と同時に、抜き放たれた刀がリーバンテインの首筋に突き付けられた。

 その刀の刀身の部分は金色に輝き、銀色の刃と(むね)(峰)がその周りを取り囲んでいる。金色の刀身の部分には、エメラルドグリーンの神聖文字が刻まれていてほのかに光を出していた。その文字は左右で異なっているように見える。

 

 観覧席の生徒が息をのむと、そこから一人……アズリカ女史が鋭い声を出した。

 

「そこまで!!」

 

 リーバンテインが声のした方向へ顔を向ける。ラテンは耳を傾けてはいるが視線はリーバンテインに向けられたままだ。だが、刀は降ろされていた。

 

「あの方の裁定ならば、従わないわけにはいくまい」

 

「………何故だ?」

 

「あのお方は、七年前の四帝国統一大会に於ける、ノーランガルス北帝国第一代表剣士だからだ」

 

「………!」

 

 ラテンは今度こそ、アズリカ女史の方へ顔を向ける。その視線は依然とこちらに向かれたままだ。

 

(………仕方がない)

 

 ラテンは刀を鞘に戻す。ウォロ・リーバンテインからは先ほどまで滲ませていた闘気が感じられない。それどころか、修行僧っぽい顔で軽く頷いた。

 

「ラテン練士の懲罰はこれにて終了する。今後は、誰かに泥を跳ね飛ばさぬように気を付けることだ」

 

 口を閉じると同時に剣を納め、身を翻す。白と青の制服姿が悠然とフロアを横切り、出入り口から外へと消えた瞬間に、うわあっ、という大歓声と拍手が大修練場いっぱいに響き渡った。

 

 だが、それを最後にラテンの意識が完全に途切れた。

 

 

 

 




ぬわあああああああああ!!!。

……なんか無理やり感ありましたね。しかも、何故か最後の決戦みたいになっているし(笑)

そんなわけで、ラテンの剣が登場しました。正確には刀ですが(笑)

ラテンが今回使った旧・大空天真流については後ほど作中に書きたいと思いますので、楽しみ? にしていてください。
そして、ラテンに起こった異変。SAO編にもありましたね。アリシゼーション編ではこのモードに入ると、性格が変わるようにしています。詳細は次話に載せますので、これからもよろしくお願いします!


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