ワンピース 絶滅天使と行く   作:ぬっく~

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第5話

海軍基地で私たちはモーガン大佐をぶっ飛ばし、次の相手に入ろうとしたが。

 

「やったぁーーーっ!!」

 

何故か、海兵たちが喜びだした。

あぁ、そうか。ただモーガン大佐の独裁が原因だったのね。

私は〈絶滅天使〉を解除する。

 

 

 

 

ゾロとルフィ、コビーは先程あった少女の家に上がり込んで飯を食っていた。

私と言うと、食料の調達をし、船に積み込んでいる。

仲間が増えたことで、いつものより多く買う事になったが、町を救った英雄とことで殆どがタダで貰ってしまった。

私は悪い、と言うが強引に渡され、仕方なく受け取る。

 

「もう、いいの?」

 

「あぁ」

 

荷物の積み込みが終わった頃にルフィとゾロが戻って来た。

私はコビーにかんして何も言わず、船出の最終準備に取り掛かる。

 

「ル! ル! ルフィさんっ!!」

 

「オビ―」

 

コビーがルフィたちを追いかけて来たのだ。

 

「ありがとうございました!! この御恩は一生忘れません!!」

 

「しししし! また逢おうな!! コビー!!」

 

「全員敬礼!!」

 

いつの間にか海兵たちが集まっており、全員私たちに敬礼する。

 

「短い間だったけど、またね。コビー」

 

私たちは町の人たちに見送られて、出発した。

 

「くーーーっ。行くかぁ!! “偉大なる航路”!!」

 

二人の仲間に“海賊狩りのゾロ”を引き込め船はゆく。

しかし彼らは重大なミスにまだ気づいてはいなかった。

 

 

 

 

コビーと別れて数日が経った。

今更気付いたのだが、この船に航海術を持っている人がいなかったのだ。

私の航海術は独学のため、僅かにしか分からない。

少なくとも迷子になることはないが、この先きつくなると予想される。

 

「次に仲間にするなら、“航海士”を仲間にするべきね」

 

「あと“コック”とさ“音楽家”とさぁ……」

 

「んなモン、あとでいいんだよ!!」

 

ルフィの考える海賊に不安を覚える私。

ゾロもそれには怒鳴る。

 

「「腹減った」」

 

「今簡単な物を作るから待っていなさい」

 

私ははぁ……、と溜め息を混ぜて、食料袋を漁る。

 

「ゴムゴムの……ロケット!!」

 

いきなり何事と、私は降り迎えるとルフィだけが居なくなっていた。

そして、ゾロが上を向いているから、私は嫌な予感がし、上を見る。

 

「「あほーーーっ!!」」

 

思わずゾロと共に叫んでしまった。

ルフィは鳥と共に飛んで行ってしまい、私とゾロは船を漕ぎ、ルフィを追いかける。

 

「おーーーい。止まってくれぇ!!」

 

「ん!? 遭難者か、こんな時にっ!!」

 

「止まれないから、勝手に乗り込みなさい」

 

「な!! なにいっ!!?」

 

ここで船を止める訳にはいかないので、頑張って乗り込んでもらうしかなかった。

とりあえず、遭難者は自力で船にしがみ付き、乗り込んだ。

 

「おい、船を止めろ。俺たちぁ、あの海賊“道化のおバギー”様の一味のモンだ」

 

「「あァ!?」」

 

助けてやったのに、刃物を向けてきたので私とゾロはその三人組をぶちのめす。

 

「あっはっはっーーーっ。あなたが“海賊狩りのゾロ”さんだとはつゆ知らずっ! 失礼しました」

 

三人組をボコボコにし、代わりに漕いでもらっているが、結局ルフィを見失ってしまった。

仕方ないので紙切れを手のひらに乗せ、方角を確認する。

そして、なんでこいつらが海の真ん中にいたのか、疑問に思っていたが、簡潔に説明すると……美女にお宝を奪われた上に、スコールに船を沈められたらしい。

 

「天候まで知り尽くしているということは、航海術のベテランね」

 

私はその女性が仲間になってほしいと少し思った。

 

「そのバギーってのは誰なんだ……!?」

 

ゾロが三人組が時々言うバギーが誰なのか聞く。

 

「道化のバギー……特徴的な赤ッ鼻の海賊よ。懸賞金は1500万だったかしら。ちなみに鼻に関しては禁句だから絶対に言わない方がいいわ」

 

「よく知っているな」

 

()()()()()()()()()()()()()()()

 

そう。私は何度か会ったことがある。

あいつがまだ、()()()()()()


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